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光を放つ覚悟

メンタルコーチングや自己啓発の講習会などで筋出力のテストが行われる。

二人一組になり一人が腕を曲げ一人が曲げた腕を押して力の強さを測るテストである。

最初になにもせずに押してどのくらい力が入るかチェック。

次に「最高」というプラスな言葉を10回言ってからチェック。

最後に「最悪」というマイナスな言葉を10回言ってからチェック。

この実験をすると9割りがたプラスな言葉を言った方が力の入りが良くなる。

マイナスな言葉の方は力の入りが悪く反応も悪くなる!


人の体は日頃出してる言葉や聞き入れている言葉で人生を左右されている!


が!9割りがたそういうことも気づかず一生を終える。


男は気づいた一割の人間として少しでも気づける人が増えるように明るく生きる姿を見せていく!


仕事復帰して一週間がたち次の週から一日勤務になっていた。

一日勤務になると作業ラインの応援などに入って体を慣れさせることがはじまった。


応援に行ったラインで必ず聞かされることは会社、上司、同僚、後輩、家族、あらゆる身の回りの不平不満。


以前はこういうことを一緒になって言っていた。


こういうことを言っている人達たちが不平不満を言いながらでも税金を納めてくれるから日本が成り立っているのも事実である。


蓮の花の教えの通り水面下で漂っている泥たちは蓮の花を支えている。


男は思った!!


人を変えることはできないが自分が明るく楽しそうに仕事をやる姿は見せられる!


仕事に復帰しての自分への課題はどんな仕事でも明るく「はい!」と言って引き受けよう。


真面目な若者ではなかったといっても格闘技の世界はやはり上下関係は厳しく上からの命令には絶対的なものがあった。



そのなごりで上から残業と言われれば残業して休日出勤してと言われれば休日出勤して会社の所属部署で一番の仕事量をこなしていた。


だが社会に出て男はカルチャーショックを受ける!


古株の社員たちは残業を依頼されると残業に対して文句を言い文句を言うくらいだから残らないのかと思えばしっかり残業している。

休日出勤も一緒である。


よほど機嫌が悪かったりするといつも残業、休日出勤している男に「お前がハイハイ言うこと聞くから俺たちも付き合わないといけなくなる」と悪態をつく始末。


こういう環境に20年近く入ればいつの間にか似たような大人になっている!


しかし運のいい男には体の変調という形で今の考え方、生活習慣が間違えてますよ!と知らせてくる。


この肺の手術から脊髄の手術までに一番男が悩んだことは不平不満だらけの環境で何で自分だけがこんなに体が悪くなる!


借金を重ねたり、女性関係で問題を起こしたり、逃げてきたりいろんな人達がこの世には生きている。


自分もいつの間にかその部類に入り似たようなことをしていた!


ただ他の同僚、先輩、後輩たちはバレて怒られるかバレずにやり過ごすか!!で終わる。


だが男には罰のように体の変調でいろんなことが起きてきた!!


一生をこんな体で生きて行くのかと毎日を気を重く生きてきた。


が!脊髄の手術の時の悟りで生き方が変わった!!


人と比べないようにしよう。

人は変えられない変えられるのは自分だけ!

そういう考え方になって改めて現実社会に帰って来ると今まで自分だけがと思っていたことが回りの人達にも、その人達なりのことが起こっていることに気づいた!


みんなこの世に生を受け魂を進化向上させるためにその人なりの課題をこなしていた。


そう思うと男は早く気づけて良かったと思うと同時に何か漠然とやることがあるような気がしていた。


もうすぐ三交替勤務!


肉体的に不安はあるがメンタル面で補おう。

無意識に浸かっていた泥のなかで今度は意識的に光ってみせよう!


自分以外のことも客観的に見れるようになってきて視野が広がり気が楽になった男であった!!


つづく!!




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