↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
59/73

闘技場

階段を下りていくと、やがて先が明るくなってきた。


下りきると明るい広間が見える。



「あれか。」



受付らしきものが手前にあり、奥には大きなステージがある。


屈強な者もいれば、虚ろな目をした者もいる。


多様な人たちがごった返しており、まだ何か起きているわけではないが、熱狂で渦巻いている。



「あの、知りたいことがあるのですが。」



受付に立っている男にプレナが話しかけた。



「ここでは全てを勝負で決めます。まずは試合をしてください。」



うわっ何そのシステム?



「つまり、戦い勝ちさえすれば、何でも訊けると?」



「ええ。勝てば王様から話が聞けることでしょう。」



王様も一枚噛んでるのか。



「王様がこういうのを認めてるってのはヤバイが・・・戦って決めるってことだろ?なら簡単だ。」



こっちにはクオンがいる。恐れることなど一つもない。



「ちなみに、どのようなことを知りたいのですかな?」



「魔族に対する神について・・・だ。」



ユークの返事に受付の顔つきが変わった。



「なるほど・・・そのことですか。それでしたら・・・1人勝った程度ではお教えできませんね。」



「いや何でだよ?」



「それだけ高価な情報ということですよ・・・そうですね・・・皆さんのうち、3人が戦って勝ち越せたのなら、情報を渡しましょう。」



「よーし。言ったな?やってやるよ。」



何でこの男がそんなことを決めれるのか分からないが、今は言う通りにするしかない。


腹立つから、情報を得たら一発殴ってやる。覚悟しとけ。



「では、エントリーをお願いします。」



「俺とクオンと・・・どうする?」



今まで一緒にいたかんじ、プレナは運動が得意というわけではなさそうだし、モルガナは魔法が使えるくらいしか特筆すべき点はない。



「ふえぇ。ここはプレナさんに譲るよぉ。」



戦いたくない、モルガナの顔にはそう書いてあった。



「では・・・私がエントリーします。」



「よし、決まったぞ。」



「では、ルールの説明をします。」



受付はステージを指した。



「あのステージ上で戦っていただきます。時間は無制限。防具の装備は禁止。武器は使用可能です。ステージ上から離れた場合には、10カウント以内に戻らないと失格になります。そして相手を戦闘不能、もしくは降参させれば勝ちとなります。何かありますか?」



「対戦相手はどうやって決めるんだ?」



「ああ、そうれでしたら、既にエントリーされている方々がいますので、その人たちと戦っていただきます。もうできますが、準備はよろしいですか?」



「ああ。」とユークは頷いた。



「では、ステージに上がってください。」



仲間たちから応援の言葉をかけられ、ユークはゆっくりとした足取りでステージ上に立つ。



「お客様方!大変長らくお待たせしました!これより、3試合をお送りしていきます!まずは第1試合!『ユーク』対『レディ・ミノタウロス』!」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。