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ハルの作戦

デュポン裁ちと一通り話し、確実に閻魔大王にエデンの一撃を与える方作戦を考えた


僕たちは一度要塞脳へと帰り作戦実行はまた今度ということになりエデンとはまた数日後、また会うということで一旦お別れした。。

要塞に入った瞬間中は喧騒であふれかえっていた。


「うるさ。なにこれ」

あまりのうるささにデュポンが愚痴をこぼす。

何が起こっているかわからない僕たちをみた通りがかりの悪魔が話しかけてきた。


「お前ら!!さっき帰ったばっかか?」


「え、なにかあったんでっすか?」


「今この第三層に1000年前の最強の悪魔がいることはもうしってるよな。さっきギネーベからの通達でもう間もこの要塞にその悪魔がやってくる。」


…間違いなくその悪魔は閻魔大王。ギネーベも気づいたんだ!


「もうすでに50以上の悪魔がやられている。その悪魔の中にはここの精鋭部隊も入っている。急いでここを離れないと!!」

それでこんな慌ててる状態ってことか


「それでその悪魔はいつやってくるんですか?」

まぁおそらく2時間後くらいか?


「15分後」


「は?」


■■■

とりあえず部屋にもどり貴重品を持てるだけもち要塞を離れた。

要塞からすでに3キロほど離れた場所まで移動した。


「ストップ、たぶんここまでくれ大丈夫なはずさ。」

ヴァルの言葉とともに僕とデュポンは安心しその場にへたり込んだ。ヴァルは平気そうに突っ立っていた。


「どれくらいの位置まで反応されるんだっけ」


「逃げてるときだからちゃんとはかれては無いけど…軽く見積もって一キロ以内くらいかな」


「そんなにか……」

閻魔大王は範囲内にいる生命の熱エネルギーを感知して辺り次第に見境なく惨殺を行う。


…15分後だから恐らく要塞はもう


その後、数時間ほど待ったのち逃げた悪魔たちは全員要塞のほうへと戻った。

戻った矢先目の前には強烈な光景が広がっていた。


「うわあ、えげつねえ」


要塞の中央は巨大な風穴があいており、入り口から反対側の景色が見えるような状態になっていた。


事情を知らなかったのか逃げ遅れたのかわからないが焼け焦げている悪魔がところどころにいた。

……これが昔のエンマ

この惨状を見てあらためてその残虐性を再確認しおもわず手に力が入り顔がこわばる。


間もなくしてギネーベが到着した。服がすこし破けており戦闘の跡がありよく見ると右腕がもげていた。


「ここもなかなかやられてるな。みんな。結果は見ての通りだ。私も抵抗もしたがどうも歯が立ちそうにない。さすがはってところだね。」


ひらひらともげている右腕を見せ、それをみた悪魔たちは唖然とした表情をしていた。

……というかギネーベでもやっぱり太刀打ちできないんだ。


「今後についてちゃんと考えていくよ」

そういいその場をさった。

その後、僕たちは部屋へと戻っていた。

「うぅうう、本当になんとかなるのかなああ」

デュポンがベッドに顔をうずくめ叫びかなり悲観的になっていた。

かくいう僕も少し不安になってきておりデュポンを励ます余裕はない。

そんなななかヴァルは明るくデュポンの近くによった。


「大丈夫だ、なんとかなるさ。お前たちの作戦に目を通したが特に問題はなさそうだぞ。むしろよくできているほうだろ。」


「でも、もし気づかれたら」


「大丈夫だ、死んだとしても俺が生き返らせるぜ。」


ヴァルからの励ましで多少デュポンの表情も和らいだ。そんなことを言っているヴァルだがヴァルは今回の作戦には参加しない。理由は「俺がもし死んだら誰がお前らを生き返らせるんだよ。」とのこと。

しかしデュポンの言う通り、少しでも油断すれば瞬きをする間もなく殺されるだろう。


「ほら、ハルもそんな表情をするな。作戦を考えた張本人だろ」


「いや、そうだけど……」


「エンマのもとに帰るんでしょ」


その言葉ではッと目的を思い出した。

…そうだ、僕は


「……全くお前ら俺がいなかったらどうするつもりなんだよ。いつかは自分たちでなんとかできるようになれよ。」


「「……」」

ぐうの音もでず僕とデュポンは黙り込む。


「まぁいいや。それよりももう一度言っておくけどエデンの前ではあまり僕の話をするなよ。」


そういえば作戦を立てるときヴァルはこっそりとそんなことを言っていた。どうせいつも通り詳しい理由は教えてくれないんだろうと思った時

「今回の騒動が一通り終わったら君たちに俺の事を話そうと思う」


「ええええええ!!!」

ヴァルがそれを言うなりデュポンは思いっきり驚いていた。


「うるさいぞデュポン、マジだ。」


「ようやく、ようやくだ。」

よほど信じられないのかデュポンは口をパクパクとしている。

そこまで驚いているのはたぶんデュポンとヴァルが出会ってからずっと教えてくれなかっただろう。


「今回は死んでも死ねない!頑張るぞハル!!」

デュポンはいつもじゃあ出さなほどの声の大きさをしておりそのテンションについていけなかった。


そして作戦当日。エデンたちと再度集まっていた。


作戦……ヴァル曰く閻魔大王には視界が見えず生命の熱エネルギーのみを感知する。感知範囲は3キロ近くあるためまず近づけない。

エデンの力をぶつけるには溜時間に10秒ほどかかるとのことだった。だからそのためには閻魔大王をその場にとどめさせる必要がある。だが前述のとおり1キロ以内に入った瞬間、排除対象にされる。そこで僕たちは““魔法で体内の熱エネルギーを極限まで消す”“ことにした。これにより近づくことが可能になる。

後は目標地点までなんとか閻魔大王を誘導しとどまらせるだけだ。


「じゃあお願い」

エデンの前だからかヴァルは無言でただうなずき手をぼくとデュポンの顔に当てる。


「うぅ、冷たい!!」

熱エネルギーを消す方法は単純、体を死なない程度まで冷やすことだ。


「じゃじゃじゃじゃ、エエデデンさささん。あとはよろしくううう。」

寒すぎて唇が震えうまくしゃべれない。


「あぁ、手筈通りにな。」

エデンの背中から翼が生えそのまま上空へと飛んでいった。

いよいよ閻魔大王討伐が始まろうとしていた。


次はいよいいよ閻魔大王を討伐しますね。はたして成功するのか。

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