表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ラブリーファンタジー  作者: 由自不
アナザーライン(仮タイトル)
72/83

24 主役(笑)は遅れてやってくる

この日の為の演舞も演奏も俺が定めた水準に到達できたので最終日の晴れ舞台では録音によるズルをしなくても生演奏での披露に踏み切ることになった。


最終日の演奏については伝統の木で作られた舞台のうえで同じく指定素材で作った舞台衣裳を纏いそれぞれの楽器に配置につく。


演舞の方については武器同士をわざとぶつけ合い綺麗な音を奏でながら曲を披露するためそれぞれ欲しい音色を出す為にはそれぞれ欲しい音が出る組み合わせを作り出す必要がある2人で1つの音を正確なタイミングで繰り出すそして同時に自然に演舞を繰り出す。


そしてこの一見無茶な演舞に踏み切ったのは霊力を込めた武器同士の打ち合いが思ってた以上に澄んだ音を響かせたからだ。この発見は偶然見つけたものでたまたまプレイヤーが霊力を実際に込めて鉄の的に打ち付けた時に少し鈍い音色に聞こえたからだ。


演奏が複数の種類の楽器による合奏がメインだとしたら演舞は1つの楽器を複数人で演奏するという形だろうか?


武器同士がぶつかるたびに場にわずかなマナがちりばめられ舞台のうえに少しずつマナが高まりだした。


全ての演目が終わった時舞台にあるマナが1点に集約され凶奏の語り手(眠りの大精霊)が現れた。


凶悪な死の演奏を振り撒かれるより普通ならずっと眠ったままにしてあげた方が良いのかもしれないが解決策があるならいよいよ解放してあげられる時が来たのかもしれない。


彼はのんライ初期は心地よい眠りの子守唄の歌い手として優しい音色を出す竪琴と穏やかな声でプレイヤーをリラックスさせて心地よい眠りの世界を提供するというコンセプトで作られた眠りを司る大精霊であり、悪改造を施されて死をばらまく永眠を誘う凶奏の語り手にされてしまった被害者なのだ。

のんライ最終日にだけ解放された自我で自らを眠りにつかせ再び死をばらまくことがないように誰も居ない独りぼっちの夢の世界でずっと自らを蝕む死をばらまく殺戮衝動が解決する手段がくるその日を待ってたのだ。



目覚めた彼は発狂した。

なんで起こした!!!!!

なんてことをしてくれたんだ!!!!!!

ずっと孤独に耐えてたのに!!!!!!!

彼の心の叫びが乗った歌が会場に広まり



死の凶奏曲のカウントダウンが始まるのだった。


彼はテイムできない。

何故なら対応する属性剣なんてないのだから。

彼を解放できる者を連れてくることはできない。

何故なら彼は理性を失って教えてくれないから。



この戦いは必然であり、避けられない戦いだ。


スペシャルモードに映る彼の演奏には複数の攻撃エフェクトと同時に一定時間ごとの演奏の節目に追加増援が現象として現れる。

大量の悪魔どもを始めとする各種現象への対応は娘達に任せ、俺は嫁と一緒に凶奏の歌い手(眠りの大精霊)に挑む。


彼の攻撃は音の速さに囚われず音速よりも速い攻撃が次々と繰り出される。深雪をサポートとしてつけたのは曲の方向性を反転させる時の為の一時的なスイッチ役だ。


恐ろしく速い為恐ろしく神経が疲れるが致命傷にならない軌道の攻撃は最低限の対応に留めて反撃を続けると少しずつあちこちに裂傷ができるがそんな事は気にせずに逆に少しずつ大精霊を追い詰めてく。今度は大量の天使が溢れだした。悪魔と天使は同時に発生させたらヤバい。やつらは宿敵に対して攻撃する時はリミッターが外れてドヤバい攻撃を周りの被害を気にせずに大戦争を始めるのだ。


致命傷にならない軌道の攻撃の延長線上に娘が重なったので本来なら無視する一択の攻撃のパリイに一手使わされた。


次の軌道はかわせない。

俺は普通に血塗れになった。


とはいえ優勢は変わらない反転のタイミングさえきっちり管理できてたら今の俺達なら負けない。


そう思ってた時パリイに使ってた無銘の刀がポッキリ折れた。


しまっ。。。






俺はとっさにちょっと前まで使ってた特別製のギターを掴み取りそれで大精霊にぶちかましたのだった。



ロックだなぁ



壊れたギター(相棒)を見ながらそんな馬鹿な事を思いながら次の攻撃に備えようとするのだがピタリと大精霊が止まった。



テイムしたのならそう聞こえるはずなのだがどうやら今回はたまたま俺の行動で解放されたようだ。


ギター叩きつけたら正気に戻るってノーヒントじゃ無理じゃね?のんライのシナリオライターって馬鹿なの?



その後の茶番であるがモニターに写し出された新神様が


いつまで寝ておるこの寝坊助め。

ずっと待っておったのだぞ。



美味しい所を容赦なくかっさらう神様にただただ平伏してプログラム改造(呪いの解放)に感謝する眠りを司る大精霊


そういやこの神様はもともと呪いからの解放を根元とするプログラムから産まれた神様なんだっけ?と自分自身の事だったのに場違いな感想を抱くのだった。


そうだよな。俺も助けられた側だったわ。


感謝を込めて無駄に作りまくったGODポーションをしれっと納品するのだった。



神様視点


だからなんでヤバい物パワーアップさせて大量にこさえてくるんだよ!?



感謝というものは往々にして言葉にしないと伝わらないものであるという今回のオチ



ワールドアナウンス

眠りを司る大精霊ジャスミンが解放されました。

各町の宿屋のベット品質が大幅に向上しました。また眠りの大精霊解放の影響でギルドにて様々な安眠グッズの販売も開始されます。


大精霊による至福の安眠スポットの提供はプライベートクエストに左右されますのでお待ちください。


アナザーラインの世界は新AIの監修のもと少しずつ恋愛と楽しいほのぼのライフをメインにした箱庭ゲームに作り替えられていくのだった。





そして成功に終わった精霊祭の次に俺を待っていた展開は俺も思いもしない方向からの出来事だった。


「やあはるくん、私の力ではどうにもならなくてね。ちょっと魔都を救ってくれないかな?」


突然現れてそう切り出したラスボス(H∧L)は少しだけ疲れた顔をしていた。

キリが良いので今回の投稿はここで終了です。

次話以降の流れは簡単には決まってますがまたキリが良い所まで下書き進んだら投稿しようと思います。

リアル事情次第なので次回更新予定はまだ未定です。

読んでくださりありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ