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ラブリーファンタジー  作者: 由自不
アナザーライン(仮タイトル)
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19 精霊祭の下準備①

宝玉と竪琴探しのついでに舞台作りに使う専用の木材も採取した。


マナーとして伐採の際には新たに植えることになるのだが苗木は普通に店売りしてた。


明らかに精霊祭をプレイヤーで開催しないと使わないだろう専用アイテムがギルドの販売品のラインナップに載ってる時点で精霊祭をプレイヤーサイドで開かせるのがメインシナリオにはあったのだろう。

本来のAIからのクエストが配信されなくなってしまった今ではその想像を確かめる手段はないのだが。。。


植木を伐採後に植えた後豊穣の大精霊にLポ漬け魔剣を突き刺す工程でできた過剰栄養ポーションを数敵だけその場に滴しその場を後にした。


その地にラブファンオリジナルの土精霊が居たことに気づくことはなかった。



屋台の方は何の木でも問題ないのでのんライの時に採取した適当な木でサクッと作り上げる。

1つ1つは建築に比べたら大したこたないが必要数がそれなりにあるので少しだけ時間がかかってしまった。


屋台の売り物については流石にのんライの素材を使うわけにはいかないので娘達の料理修行としてどんどん作らせた。


流石に神の晩餐演出が出ることはないがなかなか上手くできてるんじゃないだろうか?


作った娘達としては俺の料理で肥えすぎた舌が満足せずに不満気味だったのだが1日壁を殴り続けてクタクタのプレイヤーに試食してもらい口々に美味すぎると大絶賛なのを聞いて少し得意気になってて可愛いかった。


うん。こうなるとここに居るプレイヤーには俺の料理出せないな。

娘達の自信の源になってもらうためにこのまま絶賛マシーンになってもらおう。


そんなこんなで料理を用意してもらってる間にオモチャを思い付くままに色々作りまくる。

まあ大人気なのはそういったオモチャよりも勉強テキストなのはこの世界での住人ならではなんだけど祭りにはプレイヤーのカップルも沢山来るだろうからそういった側面への気付きも兼ねて景品に忍ばせた。

NPCの食い付きに気づけば好感度上げのヒントになるだろう。


そうそう好感度と言えば今の世界観では好感度による補正が好感度の種類別にも人数制限も取っ払われた訳だが恋愛好感度だけはオンリーラブモード作動後は1人にだけしか作動しない。それまでは誰にたいしても変動があるためチャンスがあるということだ。そして競争があるためにデートに誘うのも競争になるのだがクエストチケットという制度が復活した。チケットを集めることで複数のプレイヤーからアプローチされてるNPCへのデート優先予約券として使えるのだ。そういう訳で神様はデートを餌にパートナーが居ないプレイヤーに雑用を色々させてる訳だ。

まあそんなアプローチよりも同じ職場に潜り込んで後輩としてアプローチした方が他の好感度も稼げてチャンスも作りやすいし、攻略早いんだけどな。休憩時間にクッキー渡してさりげなくアプローチしたり仕事終わりに送ってもらったり一緒に買い出し行ったりとかチケットいらずでどんどん好感度が上がってく訳だ。

まあこれはシックスの守護者を攻略した姉ちゃん談なんだけど。

とにかくここで重要なのはただ一緒にデートして好きになるじゃなくてビジネスパートナーとして苦労を分かち合ったり共通の価値観を持つことで理由の補完と別の好感度パラメーターも上がることが何気に大事なのだ。


まあそんな訳で出店の募集については男性NPCに募集してその人と一緒に働きたいプレイヤーを各店舗1人ずつ募集するという形だ。


だいたいの準備はこっちでやるがわざと共同作業が必要な工程を残すことでその体験をしてもらおうというコンセプトだ。。。


という建前の手抜きだ。


プレイヤーが男性NPCにたこ焼きのやり方教えたり役割分担して1つの料理を完成させたりとかな。


つまり弟子達が作るのは募集が揃わなかった店舗の対策用かトラブルがあったところに対する緊急措置用の要素もあるし、別に祭りで使わなくても祭りの打ち上げで提供しても良いんだ。まだまだ他の生産品に比べたら低いけどなかなか人気が出ると思ってる。


そろそろ調理ギルドに不定期で卸しても良いんじゃないかとも思ってる位だ。



という訳でそろそろ精霊祭の下準備はそのへんにして演奏や舞踊の訓練を始めようか。

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