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ラブリーファンタジー  作者: 由自不
アナザーライン(仮タイトル)
64/83

閑話 トラウマ パンドラボックス

プライベートクエストに導かれた我々一向は何故か示し合わせたようにほぼ同じタイミングでセカンドに到着した。


プライベートクエストExtra(報酬前払い済み)

セカンド孤児院出身でGの弟子である新たに誕生した我々の希望たる創造の担い手(ゴッドハンド)20人にスペシャルモードでの戦闘技術を指南お願いします。



このクエストのカラーリングは今まで見たことのないレインボーカラーで無駄に目立つように金枠で装飾されて他のクエストの5倍位デカデカと表示されていた。

もちろん新AIに変わる前に死んだいわゆるリスポーン不可のパートナーを生き返らせてくれた感謝があるため、無碍にするつもりはないがここに集まったプレイヤーも同様でいかに重大なクエストなのかが窺える。



デスゲームはある日突然始まった。いつもより若干長めのログインの読み込み中Now Loadingいつもの数倍は居そうなプレイヤー、この時点ではまだログアウトできた。


午前中の狩り(オートバトル)が終わり普通にログアウトできたし、いつも通り5回位リスポーンしたけど順調にレベルアップしていた。


廃人連中(トッププレイヤー)達は我々よりも狂ったように前へ前へと進んでいたのだ。


我々がトッププレイヤーになってしまったのは彼らの犠牲があったからなのだけど、異変は突然やってきた。

多くのプレイヤーは注目の廃人連中(トッププレイヤー)の攻略情報配信に注目をしていた。


彼らはほとんどログアウトすらしない真性の変態だった。

サービス開始から7都市同時防衛戦のイベントが終わったイベント終了までの間ずっとほとんどの時間オートバトル任せに最前線を切り開き続けてきたのだ。

おそらくリアルでは食事や排泄から運動不足その他健康維持を自動でゲーム中に管理してくれる超高級モデルのVRマシンを使うお金持ち連中なのだろう。


7都市同時防衛では他のプレイヤーをぶっちぎりの得点差で突き放して上位を独占したのだ。


そしてその翌日再びリアルから戻ってきた彼らのゾンビアタックによる最前線のエリア解放が始まるのをほとんどのプレイヤーが見守っていたのだ。


異変が起きたのは丁度ゲーム内での食事サービスが始まる鐘の音が聞こえてきた後だった。


その日はやたらと食事が出るまで時間がかかり、急にバタバタと今日非番のはずの職員さん達が駆けつけてきて料理を手伝い始めたのだ。


不思議に思いつつも食堂の席について料理が運ばれてくるのを待つついでに最前線のLIVE配信に繋げたらいつもと違いなにやらコメントが荒れていた。


あの人達なら余裕で倒せる狼モンスターに大苦戦しているのだ。

それからゲームマネー課金の色つき文字で先ほど亡くなった方がリスポーン地点に現れないぞというイタズラのコメントを何度も書く方が現れた。


犠牲を出しながらも戦闘に勝った彼らはフレンドコールで先ほど亡くなった方がグレー表示になっていると配信で騒ぎだしたのだ。


彼らの配信を観てた人々の多くはその日犠牲にならなかったが食事もとらずにゾンビアタックをきめてた多くのプレイヤーがその日オートバトルが突然切れて運良く重傷を負って帰ってくるかそのまま還らぬ人になってしまった。


運良く戻ってこれた人達の多くはパーティーメンバーにのんライ経験者が居た方が多かった。


なかにはゲーム脳でここまで重傷ならデスワープの方が早いから先戻ってるわと笑いながらそのまま還らぬ人になってしまった人も居たのだ。


ちなみにある程度のレベル帯でのレベルアップLIVE配信でのゾンビアタック先として人気だったのが破壊と再生の幻王(豊穣の大精霊)だったのだ。圧倒的実力差で勝てないボスだけど部位破壊で入手できる装備素材はなかなか優秀でレベル差での経験値ボーナスも同時に狙えるポイントが人気だったのだ。


多くのLIVE配信者がその日破壊と再生の幻王(豊穣の大精霊)に呑まれていったのだ。


他のLIVE配信での事故を目撃した人々はこれからLIVE配信をしようとするプレイヤーをゲーム内マネーを使って必死に止めようとした。素直に踏みとどまれたプレイヤーは極一部だった。


その日自我を取り戻した破壊と再生の幻王は多くの骸を抱きながら涙を流し、元の姿を取り戻した。

その日から豊穣の大精霊は名前を捨て償いの為に奥地からサード周辺一帯に豊穣の祝福を降り注ぎ続けたのだった。



「ひぃぃぃぃぃなんでサードのネームドボスが町中に居るのぉぉぉ」

「きゃぁぁぁぁこっちはセブンスの風の死に神よぉぉぉぉぉ」

「雷怖い雷怖い雷怖い雷怖い雷怖い。。。」

阿鼻叫喚な状況は深雪とはるちゃんがとりなす

まで続いたという


「失礼しました。。。取り乱してしまい申し訳ありません。プライベートクエストでお弟子様方へのスペシャルモード訓練指導で来ました。指導は組手中心でしょうか?それともフィールドでの実戦中心でしょうか?」



何故か苦笑いをしながら連れてこられたのは毎日何故か数時間貸し切りになる『ふれあいの大精霊ガラムの庭園』だった。


精霊力獲得が目的だろうか?なにをするんだろう?不思議に思ってると


「よおガラムいつもの組手頼むわ。」

「人使い荒いのお。ちょっと待つのじゃ」



その場に現れたのは凶悪なまでのプレッシャーを撒き散らし全身に数珠繋ぎの手榴弾(パイナップル)で作られたの毛を大量に咲かせ、10の銃口が生やした羊の姿をしたのんライ最強の一角怒れる大精霊ガラムの第一形態だったのだ。

まあ公式には第5形態までしか確認できてないが恐らく干支にちなんだ形態をとるのだろうと噂されている。


「ぎぁぁぁぁぁぁ」


「初日なんでちょっと見学しててください。これから弟子達に見本見せるんで。」



それから12形態の先の13形態である麒麟まで1人で倒すはるちゃん


その後エルフ幼女と深雪を入れた22人がかりで第3形態で敗北するヤバい連中


「じゃあ次は強化装備有りでなんでも有りでもう一回」


ってかなにその能力

ちょっwwwエルフ幼女が風神と雷神召還したんですけど!?

※漫画から魔法少女やヒーロー出して魔法や必殺技、使ってるんですけど!?

生産失敗廃棄物(ダークマター)とポーション融合してなんでメカになるの!?

精霊人変身ってなにそれ深雪ちゃんなんでイベント専用殲滅魔法(劣化版ラグナロク)使えるの?

やめてツッコミが追いつかないんですけど。



「こちとら100人がかりでも第2形態しか拝んだことねえわ!!」






Gの訓練、そこは様々な理不尽な災害ボスを従えるエルフ幼女や※著作権のスレスレをゆくパクリ人気漫画の世界のキャラクターよりくり出される凶悪な必殺技、世界を滅ぼしえる災害級魔法を使う謎の少女ここはあらゆる災悪の種が詰め込まれたパンドラボックスで、我々は恐ろしく耐え難い恐怖の時間がただただ過ぎ去るのを震えながら待つことしかできないちっぽけな存在

だけどそのパンドラボックスから全ての恐怖がで終わった後には我々を癒す希望が残ってたのだ。


一番恐ろしいのはそれらの攻撃を受けて訓練が終わった後ちょっと焦げちゃったじゃろうがとふくれ面になる、のじゃショタ少年のガラム君だった。

なにこの生物可愛い過ぎて心臓に悪いんですけど!?


「お兄ちゃん遊びにきたよ。」


失神させた(とどめをさした)のは天空から貸し切り時間中にお忍びで遊びに来たエルフ少年(とエルフ少女)だったという。

無垢な美少年の笑顔(エンジェルスマイル)強し



※この幼女は妖術を取得した時に見た紙芝居配信をそのまま具現化しただけです。その事情を知らないプレイヤー目線では漫画から魔法少女やヒーローを出したように見えただけです。


作者一言

すいませんヘビーな話しをバランスとるために悪ノリが過ぎました。

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