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ラブリーファンタジー  作者: 由自不
アナザーライン(仮タイトル)
48/83

4 盗賊首領捕縛クエスト①

娘達のクエストの第一段盗賊首領の捕縛


ここは今は地名から消えた盗賊に滅ぼされた村だ。ここには一部の娘達が仙術を獲得してしまい孤児院に保護されるのに至る胸糞なでき事があった場所だ。


今では自然に飲まれつつあり、時間の経過を嫌にでも見せつけられてしまう。


『さてでは始めるぞ』


ガラムは周辺の木々に呼び掛け、草花に呼び掛け、水に呼び掛け、風に呼び掛け、最後に大地に呼び掛けた。


そうするとそこには自然とともに歩んだ風土の記憶が村での日常を走馬灯のように次々と浮かんでは消えるのを繰り返す。


そして最後に娘達の両親や友達、親切にしてくれた村の人々、最後にともに隠れて餓死した兄弟達が娘に語りかけた。


とても優しい時間だった。とても悲しい時間だった。とても寂しい時間だった。


「貴重な時間中にごめんなさい。私はこの娘達の父になりました。安心してください。必ず娘は幸せにします。」

その報告を祝福し、喜ぶ彼ら


そしてとても嬉しい時間になった。


ワールドアナウンス

新たなる力として封印されていた霊力が解放されました。


こちらは死者と心を通わせるクエストにて獲得可能になります。


ご冥福をお祈り申し上げます。



そうこの娘達は既に霊力を部分的に獲得していたのだ。ずっと見守っていたのだ。

そして一部の娘の妖術に霊力の力が宿ったのだ。



そしてそんな場面から切り替わりあの日の盗賊討伐の顛末が映し出された。

1人逃げた盗賊の首領の顔だった。



「あれ?この人シックスで似た人見たことあるよ?学園都市の地下書庫の司書さんにめっちゃ似てるよ?本人かどうかは分かんないけど。」

姉ちゃんがそんな事言ったのだ。


そんな時にいきなり警告が飛んできたのだ。


『学園都市に居る大精霊はまだ解放してはいけません。それをやったら世界は滅びます。』


突然過ぎる警告に固まる俺、不思議そうにする周りの人達


俺は今きた警告をそのまま伝えるのだった。


『あーなんとなくそれは分かる気がするな。あいつは暴走を抑える相棒がおらんととことん力を行使しようとする。ずっと使われてこんかった精霊力の源まあマナとでも呼ぼうかな?大気に満ちすぎてて今暴走して行使されまくったら物理的にも処理落ち的にも危険じゃな。流石に神様がプレイヤー情報を保護してようが無事で済む保証ができんぞ。ましてやそこらにいるNPCなど良くて記憶喪失、最悪データ喪失だな。まあ無理やりデスゲーム化させとるせいでところどころにできてしまった綻びへのダメージで世界の方が先にくたばる可能性もあるがな。』


知らずに解放してたらヤバかった奴だな。


とりあえずどんなに悲惨でもそいつの相棒が見つかるまで解放はしない方針になった。


まあ解放はしないけど酷いことされてたらそいつらに何もしないとまでは言ってない訳だが。。。


思わぬ地雷を確認した俺達一行はそのままシックスへ向かった。


まあどんなオチが待ってるかは薄々分かってたんだが。。。



「MIYAVI222その男は誰なんだ!」


やっぱりこうなった。


「節操無い姉ちゃんがごめんなさい」

身内の事なんで思わず謝った

「お父さんの方が節操無いです。」

身内の方からクリーンヒットをくらい。崩れ落ちた。


「え?女の子なのにそういうプレイ?ロリコン?それとも不倫?」

辞めて。。。冤罪は心にくるの。。。


崩れ落ちたままガチ泣きする俺


当事者なのに俺の事を心配して困った顔をする姉


我関せずのフィリップス


まさにこの世の地獄がそこにあったという。


「好感度0なの分かってるでしょ?」


そうシックスの守護者が強化済みだったのにやけに防衛戦で弱かったのは何も訓練の差だけではなかった。姉ちゃんからのパートナー好感度バフやら絆システムが崩壊していたのだ。


残酷なことに新AIはその事からずっと目をそらし、シックスを防衛しながら姉ちゃんを待ってる状況だったのを無理やり現実を見せたのだ。


すなわちパートナーの解消という形で、つまり目の前に居るのはどうしようもなく終わった過去の男だったのだ。

姉ちゃんは何気に彼氏に対しての不満はずけずけというそして別れを切り出す。そしてその後は避けるのだ。前まで築いたパートナーシステムは解除できなかった弊害で守護者はすがってしまったのだろう。まあ普通なら結婚する前提の価値観らしいので仕方ない。

俺も嫁じゃないけど責任取った訳だしな。



なんと言うかドンマイ



とはいえこれは厄介な状態であると言える。なにせ守護者と言えばその都市の都市長のような権限はないが都市を守ってきた実績がある以上妨害に回られたら厄介なのだ。なにせ魔法学園都市はそれなりに自治権があるため。必要があれば王の要請すらつっぱねることができるらしいのだ。


とりあえず後腐れがないようにフィリップスと決闘でもどうだ?って提案しといた。


魔術師対戦士の戦いなんて普通は戦士が有利だ。なのでハンデとして護衛10人つけての決闘を提案した。


青筋を立てる守護者


あ、そんくらいじゃハンデにならんのばれたか


じゃあ100人護衛立てて良いぞと再提案した


「はるちゃん、それ煽ってるだけだからね?」

おかしな事を言う深雪に

「そうか?仮にも守護者なんだからそのくらいでバランスがとれると思ったけどやっぱ実力差が有りすぎて1000人位護衛居ないと怖くて決闘できないよな。。。」


あちゃーと天を仰ぐ一同


そして何故か俺対シックス全体というハンデ戦が始まるのだった。。。



作者一言

無自覚煽りが止まらない。

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