閑話 電光石火のセブンス攻略
たまたま休みになりましたので2話連投します
※この部分覚えてたら9月に削除します
俺はトールセブンスが誇る諜報ギルドで現在現場指揮をしてる者だ。
およそ2年前のあの日ここの都市はなす術もなく敗北した。
大量の魔物は守護者様が宝剣でなぎはらってくれたがそれでも打ち漏らした大量の魔物が我々の町に流れ込んできたのだ。地上の住居は見る影もないほど焼き払われた。幸い守護者様とプレイヤーの方々が時間稼ぎをしてくれた時間で地下に張り巡らされた通路より住民の避難はできたのは不幸中の幸いであった。
町の南に魔物が跋扈する森があり、そこはセブンスと繋がっていたので定期的なファーストからの援助と戦闘員が森の恵みを採取することで食いつなぐことができていたが、戦う術を持たない住民を逃がす手段がなかったのだ。
本来なら町のあちこちにある地上への入口を使ってゲリラ戦闘を仕掛けたい所ではあるが万が一その一つが発見された時のリスクを天秤にかければ大人しく地上からの殲滅作戦を待つしかない。
最近はセカンドの方からそんな地下生活を豊にする魔道具や子供達への勉強道具が大量に送られたり、地下学校の建設を進める動きがあったりと明るいニュースが多くなった。更にフォース奪還フィフス奪還との情報できっとセブンスも地上を取り戻す日が近いのだろう。
「トール緊急連絡だ。王直属の『タイガー』がこれから掃討作戦を開始するそうだ。直ちに住民を地上入口に集めてくれ。」
「!!ッまさか民間人を戦闘に参加させるつもりですか?」
「違うよ後1時間後の午前9時~午後の4時まで倒した怪物からどんどん怪物の死骸を地下に放り込むから場所を空ける手伝いをして欲しいらしいんだ。倒しきれなかった分は明日また同じ時刻から同じように始めるらしい。我々すら戦闘に参加する必要がないとのことだ」
「了解です。すぐに呼びかけてきます。」
ー地上ー
「エリア15番ターゲットシータ5秒後にアタック」
ドスッドスッドスッドスッドスッ
巨大なゴリラのような魔物が無防備に倒された
「死亡確認クリーンが終わり次第3番ゲートからドロップ」
巨大ゴリラは3番ゲートより乱暴に落とされた。
「次エリア1126番ターゲットチャーリー15秒後にアタック」
ドスッドスッドスッドスッドスッ
今度は蛇型の魔物が無防備に倒された。
「こいつは死んだふりしてやり過ごす程生命力高いからメッタ刺しにして凍らせてからクリーンだ。」
ドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッドスッ
「よし少し先の6番からドロップだ」
彼らは王直属の守護神の名前を名乗ることが許されたたった5人の特殊部達『タイガー』普段は王の警護を担当する者だ。
彼らはあの衝撃的な謁見の後セブンスを闊歩する魔物を全種類ドローンで記録し、この作戦に臨んでいる。
無計画にサクサクと暗殺してるように見えるが常に他の魔物の死角になるようにターゲットを選んで次々と葬っていく。
通常ゲリラなら不意を突くために死角を利用して1体ずつ狙う為にターゲットがキラーポイントまでくるのをひたすら待つ為とにかく時間がかかる。
ところが彼らはターゲットに視認されながら近づき無防備の状態で喉や心臓を含めた急所を一斉に突くのだ。
ターゲット以外からそれを目撃されなければ問題ない。消臭の魔道具を携行しているが殺傷後は直ちににその場をクリーンする。現場に証拠を残さない為だ。
一部急所を狙いにくい魔物はいるがそいつらは最初はスルーして倒せて隠せる魔物はどんどん狩っていく。
とにかく気づかれない事と減らす事が最優先だ。
その日数百の魔物が狩りとられた。
『タイガー』の彼らは魔道具を解除して地下へ降りる。地下ではセブンスの解放を確信した住民達が彼らを歓迎した。
『タイガー』が攻略を始めてからわずか3日後セブンスは電光石火の速さで攻略されたのだった。
ワールドアナウンス
セブンスの奪還に成功しました。
奪還者はファースト王直属部隊『タイガー』です。
その後の勢いのまま『タイガー』は周辺の無防備な魔物をどんどん駆逐してくのだった。




