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輝かしき果実〜愛情を知らぬもの〜  作者: にんしり
異世界転移編
10/33

第10話 少年の涙

毎日更新を心がけてやっていると、どうしても夜に書くことが多くて寝不足気味です!今回もあまり進展はしません。それでも最後まで読んでくれると嬉しいです!


作者)前回までのあらすじ!夜は化物と戦い瀕死の状態!近くで少女も大ピンチ!今回の話でどうやって切り抜けるのか!

夜)……デタラメ言ってると殺すぞ?

少女)……(怒)

作者)はい、ごめんなさい(泣)

夜と少女はジュエリーショップへと足を運んでいた。

少女は入った瞬間から目を輝かせて周りを見渡していた。

夜にとっては宝石などには興味が無かったが、こうして少女が喜んでくれるだけで来てよかったと思っていた。

夜は少女に提案する。


「遠慮するな、好きなもの選んでいいぞ。」

「!…フルフル」


夜は提案するが少女はそんなの悪いとばかりに首を振った。

夜はその様子を見てちゃんと理由を言う。


「気を使う必要は無い。これでも冒険者の依頼でかなり稼いでいるからな、正直有り余っていたんだよ。それに、こんな自由な買い物や俺と一緒に出かけるのも初めてだろ?記念に買っとけ。それでも抵抗があるなら俺とお揃いのやつか対になるようなアクセサリーでも買うか?」

「………コク」


夜がしっかりと理由を言うと少女はしっかりと首を縦に振って肯定の意思を示す。

少女はアクセサリーのある方に落ち着いた様子で歩いていくと無表情だがどことなく幸せオーラを放って見入っていた。

少女は腰を折って見るような事はせず異常なまでな背筋の良さで首だけ下に向けジッと見ていた。

そんな光景を見て一週間前の少女の事を思い出す。

俺に警戒をしまくっていた少女が今では素直になってきていた。

そんなことを考えていると夜は少し微笑ましく思い笑顔になる。

店内には何人かの女性がいたが夜が笑顔になった瞬間見な夜を見て顔を赤くする。

夜は自覚がないが顔は物凄く整っている美形の少年だ。

口は悪いが基本敵対しなければ誰にでも優しく頭も良い、戦闘も出来る美男子だ。

そんな夜が珍しく笑うのだ当然それを見ていた女性は見蕩れて顔が赤くなる。

夜はそんな周囲の様子に気づかず少女が真剣に選んでいる様子をジッと見ていた。


(喜んでくれているようで良かった。こんな経験は無かったからな不安だったんだが満足しているようで何よりだ)


夜が内心でホッとしていると、ふいに少女がこちらをジッと見てきた。


(お?決まったのかな?迷ってるなら全部買ってやる勢いだからな!……やばい、自分があの子に対して甘すぎるような。)


夜は心の中でそんなことを考えながら少女の方へと歩んでいった。

夜が隣まで行くと左翼の真ん中に青色の宝石がついた首飾りを渡された。


「これは俺用か?」

「………コク」


少女に夜が確認すると首を縦に振りながら少女は自分用の右翼のこれと同じで真ん中に宝石が埋め込まれておりその色は赤色の宝石だった。

そこで夜はこの二つは対となるアクセサリーだと気づく。


「そうか、俺のも選んでくれたのか。ありがとう」

「コク!」


夜がお礼を言うと少女はどこか嬉しそうに縦に首を振った。

それから早速とばかりに2人はレジに向かいその二つを買った。

それから少女は直ぐに首にかけ始め、かけた際に手のひらにそれを大事そうに載せるとジッと見ていた。

夜も首にかけると自分も思っていた以上に嬉しかったのか、少し片目から涙がこぼれ落ちる。


「あれ?くそ、なんで泣いてんだ俺」


そんな様子を見て少女はどこか驚いていた。

少女だけでなく店内にいた女性達も驚きこちらを見ていた。

夜が直ぐに涙を袖で拭うと居心地の悪くなった店内を出た。

少女はその後に急いで続く。



これからというもの少し空気が重い。

それに周囲の人々が珍しい銀色の髪に銀色の目をした少女に好奇心でこちらを見ているのも相まって更に重々しい。

夜はふいに話題を振った。

とは言ってもくだらない内容ではなく真剣な話だった。


「君はギルドには入るのか?」


かなり真面目なトーンの夜に一瞬少女はビクッとなるがすぐ様平常心に戻り疑問に答える。


「………コク」


夜は少女が迷わずに肯定したことに驚く。

それと同時に嬉しくも思った。

要は少女は夜を信頼してくれているのだ。

嬉しく思い笑顔で少女に言う。


「良かった。」

「……!」


夜が笑いかけて言うと少女がバッと下を向いた。

夜は嫌われた!と思ったがそんな様子はあまり見受けられず嫌われていないと分かるがなんで顔を逸らしたのかは分からなかった。

それから程なくしてギルドの前まで来る。

ギルド前まで来ると少女が夜に寄り気味になってきており少し怖がっていた。

何せギルドは荒れくれ者が多いので小さな少女が入るとなると抵抗がある。

だがこうして付いてきてくれているということは俺の事を信じてくれているという事だ。

夜は無意識に少女の頭に手を伸ばすとそっと頭を撫で始めた。


「!?……」


最初は戸惑うもそのうちされるがままに気持ちよさそうにする少女。

夜はハッとすると少女の頭から手を外す。

少女はちょっとションボリした様子があったがすぐに立ち直りギルドに入った。

入った瞬間、酒を飲んでいた冒険者がいっせいにこっちらを見た。

するとあちこちから噂やらが飛び交った。


「おい、あれってセカンドの“()()()()”だよな?」

「は?あんなガキなのか?しばらく依頼でいなくて強いやつが来たとか聞いてたけどあんなガキなのか?」

「きゃ〜!!“()()()()”よ!」

「相変わらずイケメンね」

「後ろの女の子誰だろ?」

「彼女じゃない?」

「え!まさか!」


そんなような噂があちらこちらから聞こえてくる。


(絶対零度って何だ?)


ー そんなことを考えているとふいに1人の男が夜に話しかけてくる


「おい!ガキ!」







今回は夜の意外な涙がポイントですね!クールで涙はあまり見せない夜がふいに涙。いい感じです!

次回はギルド定番!あれをやります!わからない人いるかな?わからない人もわかる人も次回をお楽しみに!


作者)わーいわーい、泣いてやんの〜

夜)ギロッ!!

作者)ひっ!(泣)

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