ep.1 死ねない賢者(ゲシュクール歴932年)
※2026年6月 改稿
序盤のテンポ改善のため、第1~4話を中心に再構成しました。
旧1話・2話、旧5話・6話を統合しています。
ストーリーの大筋に変更はありません。
ep.1 死ねない賢者(ゲシュクール歴932年)
私は150年以上、生きている。
勇者になりたいと語った少年は死んだ。
天才と呼ばれた魔術師も死んだ。
誰よりも優しかった騎士も死んだ。
私だけが生き残った。
人はよく言う。
「人間はいつか死ぬ」と。
それは違う。
正しくは――
「人間はいつでも死ぬ」
これは、転生し不老不死となった賢者エリシャが、仲間達の死を見届け続けた百五十年以上の記録である。
ゲシュクール歴932年 第2地竜の月 16刻。
馬車の揺れで、私は目を覚ました。
「おはよう、エリシャちゃん」
向かいに座る金髪の男、ライツが笑いかける。
「ちゃん付けは止めて」
「了解。エリシャ嬢、お目覚めのご気分は?」
「最悪……どれくらい寝てた?」
「一刻くらいかな」
私は小さく息を吐き、馬車内を見回した。
不愛想な魔術師ラティは帽子を深く被ったまま眠り、少年ナラは嬉しそうに剣を磨いている。御者台では老スカウトのギムが鼻歌交じりに手綱を握っていた。
今日初めて組んだ即席のパーティ。
馬車が止まる。
「着いたぜ。野営の準備だ」
ギムの声で全員が荷物を手に降りた。日はすでに傾き、森は赤く染まり始めている。
私達は手際よく焚火を起こし、干し肉を炙り、鍋で温めたスープを囲んだ。
束の間の静かな夕食。その静寂を破ったのはナラだった。
「俺、いつか魔王を倒して勇者になるんだ!」
照れ臭そうに笑いながら続ける。
「そんで田舎の妹に自慢するんだ。兄ちゃんは勇者になったぞって」
私は黙ってスープを口へ運んだ。
勇者になりたいと語った少年もいた。
天才と呼ばれた魔術師もいた。
誰よりも優しかった騎士もいた。
みんな死んだ。
ナラも、きっと例外ではない。
「なぁ、賢者様はいくつなんだ?」
ギムが焚火越しに笑う。
「その見た目で相当生きてるんだろ?」
私は答えない。
「死なねぇってのは羨ましいよなぁ。俺なんか死なねぇように生きるので精一杯だ。金が貯まったら故郷へ帰って酒場を開く。それが夢でさ」
ライツが小さく笑う。
「私は逆だ。死なないことより、仲間が死ぬ方が怖い。だから盾を持っている」
焚火を見つめたまま、ラティが静かに口を開いた。
「……私は死ぬのは怖くない。ただ、大切なものを失うのが怖い」
「大切なものって何だ?」
「あなたに教える必要はないわ」
ギムが肩をすくめた、その時だった。
――パキッ。
枝を踏む乾いた音。ギムの表情が一変する。
焚火へ砂をかけ、一瞬で火を消した。
「背後に十体……小鬼だ」
空気が張り詰める。
私は目を細めた。小鬼だけにしては静かすぎる。
いや、気配が一つ足りない。
各々が武器を手に取り、ゆっくりと立ち上がる。
森は不気味なほど静まり返っていた。
小鬼が十体。
ギムの索敵に狂いはない。
それでも私の違和感は消えなかった。
その瞬間だった。
ヒュッ――。
風を裂く音が走る。投げナイフ。
それはギムの頬をかすめ、私の肩先を掠めて一直線に飛び抜けた。
「ヒュ!」
女の甲高い声が森に響く。次の瞬間、ラティが喉を押さえて崩れ落ちた。
「かっ……!」
喉には一本の投げナイフが深々と突き刺さっている。
鮮血が溢れ、地面を赤く染めた。
「ライツ!」
私が叫ぶより早く、ライツは盾を構え前へ飛び出した。
「承知!」
「ギム! ナラ! ラティを押さえて!」
二人は慌てて駆け寄る。
ナラは顔面蒼白のまま立ち尽くしていた。
「ナラ!」
肩を震わせながら我に返り、ラティの頭を支える。
「合図で抜いて」
「……分かった」
私は杖を握り締め、一息で詠唱を紡いだ。
「癒やしの光よ、生命の流れに従いて集え。傷を閉ざし、痛みを和らげ、失われし力を呼び戻せ」
最後の一節だけを残し、ギムを見る。
「今!」
ギムが一気にナイフを引き抜く。鮮血が噴き出した、その瞬間。
「清き息吹をこの身に満たせ――エクスヒール」
柔らかな光がラティを包む。溢れた血が傷口へ吸い込まれ、裂けた喉はゆっくりと閉じていった。
私が先に詠唱を済ませたのには理由があった。先にナイフを抜いてから詠唱をしてしまうと、出血が多くなる。
少しでもリスクを少なくするため、詠唱の最後の1文を残し、血が一番流れない方法を取ったのだ。
100年以上生きれば、嫌でも身につくものだ。
「二人とも、そのまま」
続けて杖を掲げる。
「清浄なる光よ、穢れを洗い流せ。血に潜む毒を祓い、生命の流れを正せ。闇なる害を退けるのだ――アンチドート」
淡い光がラティとギムを包み込む。
「毒が塗られている可能性がある。一応ね」
ギムは頬の傷へ触れ、小さく息を呑んだ。
「ライツ!」
「どうした!」
「敵は?」
ライツは盾を構えたまま答える。
「小鬼だけじゃねぇ」
その声には、はっきりと緊張が滲んでいた。
「いるぞ……『首切り』だ」
私は舌打ちした。
首切り。この辺境にいるはずのない魔族。
遭遇すれば部隊の壊滅を覚悟する相手だ。
――また、こいつか。
何度この魔族に仲間を奪われただろう。
その度に戦い方だけは覚えてきた。
だが、今の仲間達は違う。
月明かりの下、小鬼が左右へ道を開く。
その奥から、一体の魔族が姿を現した。
異様に長い手足。
腰には無数の投げナイフと片手斧。
不気味なほど細い身体とは裏腹に、その気配だけが異質だった。
小鬼とは格が違う。
「ライツ」
「ああ」
言葉はそれだけで足りた。
「首切りは俺が抑える」
「お願い」
私は法衣を脱ぎ捨て、背中へ放る。
現れたのは簡素な革鎧。杖を背へ固定し、腰のレイピアを抜いた。
「ギム」
「なんだ?」
「小鬼は私が片付ける。あなたはライツの援護を」
「一人で全部やる気か?」
「時間がない」
首切りは知能が高い。長引けば長引くほど不利になる。
私は杖を掲げた。
「大地の守り、鋼鉄の意志、万難を拒む盾となれ――ガーディエント」
半透明の障壁がライツ達の前へ展開される。
「正面しか防げない。過信しないで」
そう言い残し、私は地を蹴った。
最前列の小鬼が棍棒を振り下ろす。
遅い。
半歩身体をずらし、喉を一突き。
返す刃で二体目の首を裂く。
三体目。
四体目。
小鬼は何が起きたのか理解する暇もなく倒れていく。
「なっ……」
ギムが息を呑む。
私は止まらない。
五体。
六体。
七体。
八体。
九体。
最後の一体が背を向けて逃げ出した。
私はレイピアを逆手に持ち替え、そのまま投げ放つ。
銀色の軌跡が夜を走る。レイピアは小鬼の後頭部を貫き、そのまま地面へ突き刺さった。
静寂。
十体。
わずか数秒だった。
私はレイピアを引き抜き、付着した血を払う。
「小鬼は終わり」
そう呟き、視線を首切りへ向ける。そこでは、ライツが押されていた。
重い一撃を盾で受け止めるたび、地面に足跡が深く刻まれていく。
「……やっぱり強い」
初めて戦った時も、私はこの魔族に仲間を奪われた。
何度戦っても。
何度倒しても。
こいつだけは、決して油断できない。
「ライツ!」
私は地面を蹴る。
その瞬間だった。
「無理だ……」
背後で、震える声がした。
ギムだった。
短剣を握る手は震え、額からは滝のような汗が流れている。
「こんなの……勝てるわけがねぇ」
「ギム」
私は名を呼ぶ。
「まだ終わってない」
「相手は首切りだぞ!」
ギムは叫んだ。
「こんなの依頼じゃねぇ! 死ねって言われてるようなもんだ!」
ライツも怒鳴る。
「ギム!持ち場を離れるな!」
しかし、その声は届かない。
「悪い!」
ギムは踵を返し、森へ向かって駆け出した。
「俺は死にたくねぇ!」
その一瞬だった。
ライツの意識が、ほんのわずかにギムへ向く。
首切りは、その隙を見逃さなかった。
鈍い衝撃音。盾が大きく弾かれ、ライツの体勢が崩れる。
続けざまに腰の片手斧を抜き放ち、逃げるギムへ迷いなく投げ放った。
「ギム!」
私は叫ぶ。
斧は一直線に飛び――鈍い音とともに、ギムの首を刎ねた。
胴体だけが二、三歩前へ進み、その場へ崩れ落ちる。
転がった首と目が合った。そこにあったのは恐怖でも絶望でもない。
生きたかったという、あまりにも人間らしい願いだけだった。
「……また。」
言葉が漏れる。
何度見ても、この瞬間だけは慣れない。
首切りは血の付いた斧を拾い上げることもなく、ゆっくりとこちらを向いた。
口元が吊り上がる。
まるで、「次は誰を殺そうか」そう笑っているようだった。
「ライツ!」
「分かってる!」
ライツは盾を構え直し、再び首切りの前へ立つ。
その背中は震えていた。それでも、一歩も退かなかった。
首切りはライツを押し込みながらも、私から目を離さなかった。
狙うべき相手を理解している。知性がある証拠だった。
「エリシャ!」
ライツの叫びと同時に、首切りが動く。その姿が掻き消えた。
速い。
ライツの横をすり抜け、一直線に私へ迫る。
「っ!」
レイピアを合わせる。
甲高い金属音。
衝撃が腕を突き抜け、身体ごと弾き飛ばされた。
重い。
小鬼とは比べ物にならない。
これが首切り。百四十五年前、私が何度も敗れた相手。
首切りは追撃を止めない。
投げナイフ。片手斧。蹴り。
休む間もなく攻撃を繋げてくる。
私は最小限の動きで受け流し、紙一重で躱す。
「化け物め……」
思わず呟く。
だが、相手も同じことを思っているだろう。
前なら、この速度にはついていけなかった。
何度殺されかけたか分からない。
それでも。戦い続けた。
負けるたびに覚えた。
仲間を失うたびに強くなった。
だから、もう同じ相手には負けない。
私は深く息を吸い、全身の魔力を巡らせる。
≪・・・・・グ≫
雷が筋肉を駆け抜ける。
骨が軋む。筋肉が悲鳴を上げる。
限界を超える。その代わり、数十秒だけ人間をやめる。
私は地面を蹴った。景色が流れる。
首切りの目が見開かれた。
今度は、私の速度が上回る。
レイピアが閃く。首切りは咄嗟に剣で受ける。
火花が散る。
一撃。二撃。三撃。
攻撃を重ねるたび、首切りが押し込まれていく。
「まだだ!」
さらに踏み込む。首切りが体勢を崩した。
今だ。
≪・・・・・・≫
私は渾身の力でレイピアを振り抜いた。
鈍い手応え。
肉を裂き、骨を断つ感触が腕へ伝わる。
次の瞬間。
首切りの右腕が、宙を舞った。私は着地と同時に膝をつく。
身体強化の反動が、一気に全身を襲った。
筋肉が焼けるように痛む。指先一つ動かすだけでも力が要る。
「ライツ……!」
息を切らしながら叫ぶ。
首切りは切断された右肩を押さえ、低く唸っていた。
まだ終わっていない。
左腕だけでも十分に危険だ。
「止めを!」
ライツは立ち上がる。
その瞬間、表情が凍りついた。
「剣が……!」
弾き飛ばされた拍子に、剣は数メートル先へ転がっていた。
拾いに行けば間に合わない。
ライツは迷わなかった。
首切りへ飛び込み、その身体を背後から羽交い締めにする。
「今だ!」
「ナラ!」
「俺の剣を使え!」
ナラは地面に転がる剣を見る。
ライツを見る。
そして首切りを見る。
震えていた足が、一歩前へ踏み出した。
「俺だって……」
剣を握る。
「俺だって、仲間を守れる!」
駆け出した。
「ナラ!」
私は叫ぶ。
「行くな!」
届かない。
首切りの口元が歪む。
嫌な予感が走った。
喉がゆっくりと動く。
私は知っている。
こいつはまだ隠している。
「避けろ!」
首切りは口の中から一本の投げナイフを吐き出し、歯で咥えた。
次の瞬間、首を鞭のように振る。
放たれたナイフは一直線に飛び、ナラの額へ突き刺さった。
「――ぁ」
剣が手から滑り落ちる。
ナラは二歩、三歩と前へ進み、そのまま崩れ落ちた。
動かない。
静寂だけが残る。
私は目を閉じた。
また助けられなかった。
150年。
どれだけ魔法を覚えても。
どれだけ剣を振るっても。
目の前で消えていく命は、なくならない。
その現実だけは、何一つ変えられなかった。
その時だった。
「――大気を束ね」
掠れた声が森に響く。
ラティだった。
杖を支えに立ち上がっている。
塞がりかけていた喉の傷は再び裂け、首筋を鮮血が伝っていた。
「ラティ!」
私は思わず叫ぶ。
「喋るな! 傷が開く!」
彼女は小さく首を振る。
その瞳だけは、まだ戦っていた。
「その形を……刃へと変えよ」
声を紡ぐたび、血が零れる。
苦しそうに息を吐きながらも、詠唱だけは止めない。
首切りも異変に気付いた。
ライツを振りほどこうと暴れ始める。
「ぐっ……!」
「ライツ!」
「心配するな!」
ライツは全身の力を振り絞り、首切りを押さえ込む。
腕は震え、膝は沈み、それでも離さない。
「今だ……!」
ラティが杖を掲げる。
「見えざる一撃となりて――敵を断て。
《エアブレード》」
圧縮された空気が一直線に走る。
一閃。
首切りの首が宙を舞った。
胴体がゆっくりと崩れ落ちる。
転がった首は私の足元で止まり、血に濡れた口元がゆっくりと歪んだ。
「……理由を……探せ」
掠れた声。
その一言だけを残し、首切りは動かなくなった。
静寂が訪れる。
誰も口を開かなかった。
勝った。
それなのに。
ギムはいない。
ナラもいない。
私は剣を地面へ突き立て、俯いた。
また助けられなかった。
仲間を救うために戦い続けても、この結末だけは何一つ変えられない。
だから私は――もっと強くならなければならない。
誰にも聞こえないほど小さく、そう呟いた。
目を覚ますと、全身の痛みはほとんど消えていた。
筋肉が裂けただけなら、私の回復は早い。
傷の治り具合で経過時間が分かるようになったのは、150年も生きた副産物だった。
三時間ほど眠っていたらしい。
私はゆっくりと起き上がり、ナラの遺体へ歩み寄る。
ライツが泥を払い、静かに身なりを整えていた。
「ラティは?」
「命に別状はない」
ライツは安堵したように答えた。
だが、その表情は暗い。
「……もう詠唱はできないそうだ」
私は静かに目を閉じた。
予想していた。
あの状態で魔法を放てば、喉は二度と元には戻らない。
「ナラも……ギムも、俺がもっと強ければ」
ライツが唇を噛む。
「違う」
私は静かに首を振った。
「あなた一人が背負うことじゃない」
ライツは苦く笑う。
「慰められてる気はしないな」
「慰めるつもりはない」
しばらく沈黙が続いた。
一刻後。
私達はナラとギムの亡骸を馬車へ乗せ、王都へ戻った。
首切りとの遭遇。
献身者二名死亡。
ウィザード一名、戦闘続行不能。
報告は驚くほど簡単に終わった。
人は毎日死ぬ。
献身者なら、なおさらだ。
教会にとって死は日常でしかない。
「引き取り先は?」
受付へ尋ねる。
「二人とも身寄りはない。また、あんたが埋葬するのか?」
「……そうだ」
私は短く答えた。
王都から少し離れた丘。
ライツが黙々と穴を掘る。
ラティは包帯を巻いた首を押さえながら、静かに二人を見つめていた。
ナラは勇者になりたかった。
ギムは故郷で酒場を開きたかった。
ライツが静かにナラを土の中へ横たえる。
私はギムを抱き上げ、その隣へ寝かせた。
土が落ちる音だけが、静かな丘に響く。
私は目を閉じた。
見たくなかった。
それでも、逃げることはできない。
二人の胸元から淡い青い光が浮かび上がる。
揺らめきながら空へ昇り、ゆっくりと私の方へ近づいてきた。
まただ。
拒むことも、避けることもできない。
光は音もなく私の胸へ吸い込まれていく。
また一人。また一つ。
誰かの人生が、私の中へ積み重なる。
私は拳を握り締めた。
「……また助けられなかった」
どれだけ強くなっても。
どれだけ魔法を極めても。
救えない命は、必ず目の前から零れ落ちる。
風が吹く。私はゆっくりと顔を上げた。
視線の先には、幾重にも並ぶ墓標があった。
風雨に削られた墓。
名の消えた墓。
新しく建てられた墓。
私は、そのほとんどを知っている。
共に笑った者。
共に戦った者。
そして、私だけを残して逝った者たち。
足は自然と、一番奥の墓へ向かっていた。
一番奥にある小さな墓標。
私はその前で立ち止まり、そっと墓石へ触れる。
名前は口にしない。
まだ、その時ではない。
「……まだ君には届かない」
掠れた声が風に溶ける。
視線を上げる。
丘の向こうには、賢者学院が静かに佇んでいた。
私が初めて仲間と出会い、初めて仲間を失い、すべてが始まった場所。
懐かしい。
あまりにも、懐かしい。
私の意識は、ゆっくりと145年前へ沈んでいく。
――ゲシュクール歴787年。
私が、この世界へ転生した日の記憶へ。
最後までお読み頂き有難うございます。
なるべく短い間隔で、連載していきたいと思いますので
ブックマーク、レビュー、感想、評価をお待ちしております。
Xにてキャラクターの詳細など公開中
詳しくはプロフィールにリンクはってます
【解説】
・暦について
この世界では「マザー」が転生された年をゲシュクール元年としております。
なので第1話の舞台は「マザー」が転生されてから932年後の世界です。
またこちらの世界にも太陽と月が存在しており、太陽暦(約365.2425日)を1年とした周期で回っており、季節も存在します。季節に関しては以下の通りです。
第1緑竜の月(3月)
第2緑竜の月(4月)
第3緑竜の月(5月)
第1水竜の月(6月)
第2水竜の月(7月)
第3水竜の月(8月)
第1地竜の月(9月)
第2地竜の月(10月)
第3地竜の月(11月)
第1氷竜の月(12月)
第2氷竜の月(1月)
第3氷竜の月(2月)
また時間に関しても現代と同じく24時間で60進法が使われています。




