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それぞれの戦い

相克の教会編第二十二話となります。

今回からはいよいよ街での戦闘になります。

では本編へGO!

 ジャックの魔術で戻ってきた市庁舎前、既に大量のモンスターが一般市民を襲撃しており、ディフェンダーと警察官などがモンスターの対処に当たっており、ジャック一行は市庁舎一帯の確保を目的に行動することとし、ディフェンダーとは素早く連携して掛かることが出来たが、警察官たちとは若干困ったような顔をしていた。

 他種族が徒党を組んで中央大陸で行動しているだけでも問題なのに、それが勝手にディフェンダーと集団行動をしているのだから混乱もする。

 その内ジャックとディフェンダー側が代表して幾つかの情報交換をすることで混乱が次第に静まって行くこととなった。


「教会本部方面でトラブルが起きている。何者かが既に制圧した可能性が高いという事で良いんですね?」

「ええ。ジャック様達から連絡が来て直ぐの事でした。既に異変が起きて丸一日が経過しています。ですが、未だに教会本部は激しい抵抗をしているようです」

「俺達が今から教会本部へと向かう。解決するつもりだが、最悪の場合を考えてこのまま貴方達は一般市民を守ってある程度強度のある建物へと隔離していてください。説明は「教会を襲う化け物が現れて、今鎮圧を開始している」とだけ伝えてください。先ほど外との連絡は回復しているはずです。ディフェンダーの支部を通じて他の国家の代表者に連絡を出して四大種族の代表者に連絡を入れてください。最悪の場合を想定して増援を寄越してほしいと」

「分かりました。我々はこのまま民間人の保護と各方面化の連絡をいたします。その代わりにこの事態の解決をお願いいたします」


 ジャックは市庁舎一帯に散っている仲間達に移動を指示、ジャックとディラブを先頭にして走り出していく。

 大きな通りからは沖から少しだけ離れている教会本部である城が良く見える。


「あそこが目的地だよね? どうする? 当初の予定通り地下から?」

「いや。そのプランはあくまでも侵入することが目的だった。その意味が無い以上は正面から行くぞ。このメンツなら正面の正門が閉ざされていても強引に突破できる」

「少しは穏便にって思えない? あの正門も歴史的な建築物なんだけど?」

「「歴史的な建築物より現状の打破」」

「あんた達男子は脳神経が似ているのかしら?」

「俺とジャックの事はともかく、正門から以外だと時間が掛かるだろうに…! それ以外にあるのか?」

「はいはい。無いで良いわよ。それより…思ったより激しい戦闘をしているわ。騎士団が抵抗しているんでしょうけど。流石に丸一日よ!」

「持ちこたえているだけ十分だな」


 ジャックが走りながら教会本部へと向かうモンスターの群れを確認しつつ魔術で軽く倒していく。


「ちょっと! 大丈夫なの? そんなに魔力を大量消費して」

「こんなの消費の内には要らん。それより移動用の術式の方が消費が多い」

「どうしてですか? 戦闘用の方が消費が多そうなイメージですけど?」

「移動系の術式の消費量は移動する人間の数と重さで変わる。さっき上から下へと降りるだけで結構消費した。戦闘での消費量はそうでもない」

「まあ、ナーガの回復量だとあっという間でしょうね。でも、確かにこの人数の消費量だもの。相当消費していそうね」

「そうじゃ。ディラブよ。この地に呪術は?」

「あの教会本部一帯には軽くかけられているようだが…問題は何処からと言う点だな」

「? 呪術って場所が重要なのか?」

「ああ。地下…だな」

「じゃあ、二手に分かれよう。ディラブは俺が説明した手順で地下から侵入し呪術を解除。残りのメンバーは俺と一緒に正門から突破だな」

「異議は有りませんが、チーム分けはどうしますか?」

「なら。俺と姉ちゃんでディラブの兄ちゃんのサポートをするよ!」

「お姉ちゃん達はジャックお兄ちゃんのサポートをしながら先に進んで。こっちは私達だけで大丈夫だから」

「そうか? まあ、道案内はアンヌがするしかないしのう…」

「じゃあ、ここで別れよう。地下から侵入したら呪術を解除して俺達と合流してくれ」

「分かった! ネリビットとメイビットは一緒に行くか」


 ディラブ達はそのままジャック達と別れて地下へと向かって進んでいき、ジャック達は正門へと繋がる一本橋へと辿り着いた。

 大き目の爆発が鳴り響きジャックとアンヌは教会本部の城を見つめる。


「さあ…行こうか。俺達の役目を果たそう」

「まず侵入したら俺達はディラブ達の侵入をカモフラージュする為に正門一帯で暴れる。同時に、騎士団に連絡し作戦を練り直す」

「そうじゃな。その辺りに交渉は儂がしよう。ファリーダは手伝ってくれるか?」「ええ。任せてください。アンヌ様とジャック様は敵のかく乱と掃討をお願いします」

「任せて頂戴。問題なのは敵の狙いよ!」

「ああ。最高司祭なのは間違いが無い。だが、個人の復讐か…それとも教会の乗っ取りか? どのみちそんなことをさせるわけにはいかないな。だが…」

「あの男じゃな。あの男の仲間である先代勇者一行は別の狙いがあるんじゃろうな。まあ、何となくは分かりそうじゃが」

「恐らく教会そのものの崩壊が狙いでしょうね。共倒れ。失敗しても最悪自分達でケリをつけるつもりなのよ!」

「そんなことはさせない。俺達は俺達のやり方で戦わせてもらおう!」


 走り出していくジャック達だった。

どうでしたか?

次回からはそれぞれの戦いのタイトル通りの展開が続いていきます。

では次は第四章相克の教会第二十三話目でお会いしましょう!

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