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魔王に囚われて異世界から英雄(ヒーロー)を召喚した王女様。間違えてゲームのキャラを召喚してしまった。  作者: 昭和おじさん
ニート異世界に行く(キャラが)

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第4話 昔テレビから食べ物が出てきたらなぁって考えたよなぁ。

 

 鉛筆。入る。

 筆箱。入る。

 米。入る。


 トイレットペーパー。入る。

 埃。入る。


 うん。うん。


 んで。だ。


 アイテムを使うっ!!



 ◇ ◇ ◇



 使えないっ!!


 あれからしばらくアイテムをテレビに入れる。そして使ってみるを繰り返した。

 だがどのアイテムも使う事が出来ず、どのボタンを押しても何も起こらなかった。

 

 幸いにもカーソルは動かす事が出来る。

 だがアイテムはどれも使えない。使えないが、捨てる事は出来る。

 捨てたアイテムを拾う事も出来る。だがどのアイテムも使う事が叶わないのだ。


 「どういうこっちゃこれ? アイテムとして認識はしてるみたいだけど」


 考える。考える。考える。アイテムとして使えない? そもそもアイテムとして認識されてない?

 だが表示はされているし……。

 駄目だ。考えてみても結局何がどうなってるのかさっぱり分からない。


 ともかく使えるアイテムは無いかと色々と入れてみたが、結局何1つ叶う物は無かった。

 全くお手上げ状態。万事休すというやつだ。


 っと言う訳で。


 「寝るか」


 寝る子は育つ。とも言う。なら打開策は次の日の自分に任せるさ。

 そういう訳で。俺はテレビを消し電気も消してその場で横になった。


 布団なんてものはない。干すのも面倒だし場所も取る。おまけに押し入れから出すのも面倒。

 なもんで、その場で横になった方が良い。そういう訳で寝る事にした。

 自慢じゃないが俺は某の〇太のように寝つきが良い。


 なんてことはない。あ――。いつもは午前4時くらいまでゲームしてるんだけど。

 ここは、アレだ。よし。


 「ウィンチでもやろ――っとっ!!」


 最近はなんでもウィンチ2というゲーム機が流行っているらしい。

 しかしたかしくんのお父さんがゲーム機に飽きたり。たかしくんが将来ウィンチ3を買うなんて事がない限りそんな最新ゲーム機自分の手元にやってこない。


 なもんでたかしくんのお父さんから貰ったウィンチ1をやる事にしよう。

 やるゲームはっと。まぁリンクの伝説を初めからやるんで良いか。


 一度やったゲームだし飽きてしまうかもしれんが、だが、だからこそ眠気が襲ってくるなんて事も。


 

 ◇ ◇ ◇



 「ああ……。 もう朝の11時だ……」


 結局昼になるまでやってしまった……。リンクの冒険……。やっぱり面白いや。

 あの変なゲームは忘れて、このままこれを最後までやろうかなぁ。


 なんて事を考えながら。


 「眠い……。おやすみなさぁああい」


 眠いので寝る事にした。

 いやぁ、有意義な時間だった。良かった良かった。


 さて、今は何時だ? ああもう5時かぁ。


 「お、ジジイじゃん。丁度起きたって感じ?」


 む? 起きた瞬間何者かの声が。 家に鍵は……。

 ああ、かけてないや。財産になる物と言ったらゲーム機とテレビくらいしかないし。

 

 あとソフトもあったか。そんな訳でウチは泥棒に襲われた事が無かった。

 まぁ泥棒からしてもウチみたいなボロ家よりもっと立派な家を狙うだろう。


 ともかく来客だ。さて何者だろうか。


 「おうジジイ。ブラックソウル5は出来たかー?」


 彼はたけしくんの友人の結城くんだ。結城くん家はとっても裕福で政治家との太いパイプもある実業家なんだとか。そんな訳で恵まれた家庭で育った結城くん。

 そんな彼だが前に山で埋められて殺されそうになった事がある。その時お小遣い稼ぎの為の山菜取りをしていた自分が発見した。

 なんで埋められていたのかは分からなかったが、なんか見つけたから家に連れ帰った。それからたまに家に来て一緒にゲームする仲となった。


 「おいジジイ。俺は今から塾の帰りなんだ」

 「そうなんだ。偉いねぇ。俺の学生時代なんて真っ直ぐ家に帰ってゲームしてたよ」


 「だからそうならないよう勉強してんだろジジイ。とにかくブラックソウル5は出来たの?」

 「いやあ、あいにく」


 ゲームが違うゲームに入れ替わってた。なんて言えないよなー。


 「だろうな。ネット専用だしっ!! まったくしっかり確認しないから」

 「参ったよ。楽しみにしてたんだけどねぇ――」


 「バッカで――っ!! これだからクソニートジジイはw」


 小学5年生らしい実に純粋な煽りで彼は俺を煽り散らす。

 大の大人になんて事を。っと思うが状況からすれば言われて当然なので笑うしかなかった。


 「ほら」

 「うん?」


 結城くんが何かを寄こした。見ればそれはブラックソウル5設定資料集と書かれた真新し本だった。


 「ゲーム出来なくて可哀想だからあげる。俺もういらないし。これでやった気になりな」

 「マジ? おお、ありがとう結城くんっ!!」


 「良いよ別に。まぁジジイゲームしか楽しみないし可哀想だしな」


 はいその通りでございます。俺は結城くんに改めてお礼を言うと彼はそのまま行ってしまった。

 期せずしてゲームの資料集を手に入れたぞっ!!


 でも。


 「使い道はないよなぁ。そもあれ違うゲームだし」


 貰ってもどうする事も出来ない。せいぜいゲームの設定を眺めるくらいで。

 ん? でも待てよ……?


 設定資料って事は。


「使える」アイテムの資料も乗ってるって事じゃないか?



 

 ◇ ◇ ◇




 「これで出来なきゃもう詰みだな」



 俺はゲームの資料集を見て、その中で光源となりそうな物を探した。

 見つけた。がそれはたった1つ。


 松明だ。


 っという訳で、森で見つけた適当な大きさの枝に灯油を染み込ませ即席の松明を作った。

 これをゲームに入れてみる。


 これが使えなきゃ、もうゲーム内で夜出歩く事は出来ないだろう。

 さて、どうだろうか。


 「ああ……」



 ビンゴだ。


 コマンドが表示された。

 アイテム欄に松明と表示され、使うかを訪ねている。


 俺はもちろん使うを選択した。すると。


 「松明を使ったっ!!」


 目論見が当たり、キャラが松明を使用した。

 その事で暗い森の中に松明の光が爛々と輝いている。


 「やった。これでっ!!」


 ダンジョンの1つくらい。見つける事出来るかなぁ。

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