底辺
西から南へ
この項目も先の項目と同様に、次の頁には四行詩が記載されていて、参考文献のレポート番号が掲載されている。このことから、各項目の構成はどれも同じだと思われた。
続いて、「南から東へ」の項目の図は、以下のようになっていた。ここにも二つの交差する矢印が記載されている。
南から東へ
更に「東から北へ」の項目にも、以下のような図が記載されていた。
東から北へ
芽依ちゃんは人差し指でそれぞれの図をなぞりながら、何やらその方向を確認していた。
プチが膝の上で起き上がって興味深そうに見ている。何か大事な話をしていると思ったのだろうか。
やがて、芽衣ちゃんが何かを確信したように頷きながらこう言った。
「詩ちゃん、間違いないわ。」
「何が?」
「この四つの図を合わせてごらん。」
詩が眉をひそめていると、芽依ちゃんがこう言った。
「この大きい図形は矢印ではなくて、底辺なのよ。」
「・・・」
詩が戸惑っていると芽依ちゃんがこう聞いてきた。
「何か書くものある?」
詩がパソコンの近くに置いてあったメモ用紙を持ってきて渡すと、芽依ちゃんは、そこに何かを書き込んだ。それは、こういう図だった。
参考: 第四章真理 ファイルの目次




