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戦場の〇〇  作者: 神崎
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少女

基地に入り、歩いていると色んな人の声が聞こえてくる。

「おい聞いたか?あいつまた敵全滅させたらしいぜ、」

「さすが死神だな、笑」


…死神、その言葉がズシッと体を重くさせる。

「あ〜、死神ちゃんじゃ〜ん!」

後ろから声がして振り返ると、すぐに声の正体がわかり、距離を取る。

「なんで距離取るの!?酷いよ〜!!!」

この女は天音 (あまねさくら)16歳 従軍看護師の一人で、戦で怪我をした仲間などを看病している。

「あ、そう言えば、死神ちゃんまた全滅させたんだって〜?精神的にもしんどくなったら、看護棟来てもいいんだからね、!?あと!セーラー服!!シミが着く前に洗濯班に渡しておいでね!?んじゃ、私も、もうそろそろ仕事しないと!!ばいばーい!!」

笑顔で去っていく後ろ姿を眺める。

あの子は一般的に外見も内面も素晴らしく可愛いのだろう。だから、関わるのは嫌なのだ

「死神にあんな可愛い子が付きまとうとか有り得ない」「あの子も本当は死神みたいな性格なんじゃない?」「あの子が穢れる」

そんなことをよく耳にしてしまうのだ。

私が今までしてきたことが積み重なっているからしょうがない。でも、ちゃんと聞くのは悲しいし、あの子の評判を下げているようで辛いのだ。

早く自室に戻って陰口とか言われない空間に行こう。

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