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屠龍の刀使いは魔術が蔓延る世界で身体強化のみで戦っていくそうです  作者: アキ八雲
超空の要塞ーストラトフォートレスー
13/16

またいつか

今回で天使解放戦線は終わりですね。

次は最後に書いてありますね。

...コメントください。

寂しさで死んでしまいます(切実)


「帰ってきた!二人とも無事だったんだね⁉︎」


「二人とも...?」


そうか。そういえば説明してなかったな。


「あの手紙に書いてあったのは、建物の設計図や攻略法だけじゃ無かったんだ。いや、むしろそっちがおまけだったんだ。」

______________________________________

如月君へ。


もう裏の設計図と攻略法は読んだんだよね?

訳あって通信魔術を使えないので手紙をここに記します。

フレイヤちゃんの正体がこの依頼を解決するための鍵です。

...彼女は人間ではありません。

天使の都市「ストラトフォートレス」の守り神に近しい存在です。

フレイヤさんを街の外れの神社まで行かせるのが重要です。

そこからはストラトフォートレスが導きます。


...ですが、その前に捕らえられている天使憑きの方々の解放が先決です。

もし全てが上手く行ったなら...天使の解放が達成されます。


幸運を。


常にあなたの心に灯りあらんことを。

______________________________________

そう。俺は手紙を読んだ時からこれを全て知っていたのだ。


「悪かった。全てを話したら精神的に辛いと思って...怒ったか...?」


「何言ってるの!」


「彼女」は健気に作り笑いを浮かべてそう言ったが、フレイヤはそうもいかなかったようだ。

すぐに顔に影ができた。


「...正直ね?あのお社に行った時、すごく怖かったの。全く知らない風景とか声が頭の中に入ってきたんだもん。

...でも、体が勝手に動いてた。

止まろうとしても、止まれなかった。」


「...すまない」


そこまで恐ろしい目に遭っていたとは。

...自分が悪人のように思えてくる。


「ううん、大丈夫。

もう思い出したから。

私は遠い昔に死んだ女の子の...」


ゆっくりと手を動かして、最初に「フェルダースおばさん」と読んでいたおばあさんを指差してこう言った。


「ねえ、フレイヤちゃん。

あなたの妹の模造品の人形なのよね、私。」


フレイヤと呼ばれていた彼女はとんでもない発言を吐きながら続けた。


「あなたの妹は病弱で、でも元気な女の子だった。

私のこの見た目は、死ぬ直前の姿なのよね?」


重く息を吐き、フェルダースおばさん...もとい、フレイヤおばあさんはこう返事をした。


「ああ...そうだよ...」


それに反応したフレイヤは苦しそうに話す。


「私、びっくりした。

だって...だって...‼︎

『大丈夫だ』って言ってワカタケが手を握ってくれた時、すごく嬉しかった‼︎

嬉しかった...のに...手が温かく無かったの。

人形だから感情が分からなくて‼︎

食べ物の味も空の色もわかるのに一番大事なものが見えてない!

こんな失敗作なのよ私は‼︎」


「すまないが聞いていられない‼︎」


何を言ってるんだこいつは。

...どれだけ自分を傷つければ気が済むんだ⁉︎


「しっかり感じているじゃないか‼︎

理解しているじゃないか‼︎

感覚として分からなくても君はわかっている‼︎

君が誰だとしても、感情を持ち合わせていないわけはない。

だって現実に...」


そうだ彼女には。


「ストラトフォートレスがいるんだから。」


それを全て聞いた彼女は泣き出してしまった。

まるで耐えきれなかったかのように泣き出した。

感情を持っていないと、さっき自分で言ってしまったから。

泣いていることも、さっき悔しくて興奮してしまったことも感情があることを証明しているから。

______________________________________

「一緒には戻らないのか?」


「...うん」


彼女は涙の跡が残る顔で見送ってくれた。


「この都市は私の天使だもの。ここから動くわけにはいかないわ。」


そう精一杯の笑顔で返してはくれたが、手が服の裾を握りしめているのが見えていた。


「...そうか。 元気でな」


俺にできるのは抱きしめてやることくらいだが、何かの役に立つだろうか...


「っ!」


力が入ったのがわかった。

なんとなくだが、彼女がのけぞってしまっている気がする。


「あはは、ありがと!大丈夫だから!

たまには遊びに来てよ?約束だよ?」


「ああ、約束だ!」


「言ったからねー!」


そう言って彼女は、ワカタケが見えなくなるまで手を振り続けた。

地面に下ろしたストラトフォートレスを少しずつ浮かせて、涙でぼやけた視界からワカタケを消さないようにしながら。

______________________________________

「天使は解放された...か」


校長が一人でなんとはなしに呟いて次の資料に目を通す。


「詩人(バード)...次はここだな」

どうですかね?

こんな感じで書いていきます...

まあ次はここまで重くは無いと思います。

お楽しみにー

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