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ゴミクズと妖怪さん  作者: 既読無視
埼玉史上最大最悪の大抗争

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71/81

走り屋迦楼羅天七星朔真VS最凶の一家神与那原次男神与那原終二

朔真「さぁ!喧嘩上等!」

朔真のボルテージが高まる、それに比例してオーラ量が高まる

それは、朔真の戦闘能力向上を意味する

終二「コレは!?」

圧倒的に力が増したことが分かる

五感では分からない、だがキッパリと感じる

終二「骸が言ってた通り、異能力者だな」

原理はわからんが身体能力向上させる異能力か!

終二「なら、やられる前にやれば良い!」

先手を取ったのは終二だ

左ストレートを繰り出す

それを朔真は避け頭突きをする

終二「グッ…」

重い!

まるで砲丸を受けてるみたいだ

終二「だが!」

この距離、このタイミングは右アッパーが必中だ

バシ!

辛うじて右手で受け止める

朔真の右手に矢印のタトゥーが刻まれる

終二「ほら邪魔だ!」

回し蹴りを繰り出す

朔真は両腕でガードする

終二「自由自在の方向指示(オンリーマイウェイ)!」

右腕が勝手に動きガードが空く

ガードが空いた所に蹴りを入れられる

朔真「ガハッ!?」

吹き飛ぶが、すぐに立て直し終二に向かう

それに合わせるように終二は右ストレートを繰り出す

朔真も終二の右手には警戒しているはず、簡単には当たらない

だからこその右を囮にし確実に左を入れる

だが朔真は避けずに突撃してくる

終二「は?」

朔真が腹に一撃を入れる

結果的に終二の右手は当たらなかった

終二「ゴハッ!??」

避けずに突っ込んで来た!?

俺の能力を知らないのか!?

終二「お前、俺の能力を知ってるよな??」

朔真「ん?あぁ、アレだろ…あの、殴った部位を自在に動かせる~的なヤツだろ?」

異能力についてはある程度理解しているようだ

終二「なら…いや、読み敗けたのか?」

朔真「何言ってんだお前?ただお前の能力を受ける覚悟をしていただけだぞ」

終二「は?普通に考えて避けんだろ」

コイツ…イカれてやがる…!!

終二「こういうタイプが一番危険なんだよな」

今度は素直に右手で殴り掛かる

それを額で受ける

終二「硬った!?」

殴ったコッチがダメージを受けてしまった

だが、能力の条件は整った

朔真「あ!ヤベェ!」

つい癖で受けちまった

終二「早く終わらそう」

異能力で頭を右回転させる

グキ!

朔真も頭の回転に合わせて自分の体を回転させる

頭の回転が止まる

朔真「うぷ…おえ…たっく、危ねぇな!」

先程まで回転していたので目が回っている

その隙を終二は見逃さない

右手で殴る

間一髪でガードに成功する

当たった左手に刻印が刻まれる

朔真「この状況で、また頭を回転させられたら死にかねん」

終二「出来れば死んでほしいんだけど」

朔真「このタトゥー消えないのかな?」

手で擦ってみるが消えない

朔真「ペンで落書きされた時の対処法じゃダメか」

一度使用するまで消すのは不可能なのかな?

朔真「なら、考えるだけ無駄か」

考えなしに突っ込む

朔真が殴り掛かるが左腕を動かされてバランスを崩してしまう

終二は簡単に膝でカウンターを決める

終二「身体能力が上がってても知能指数は上がってないな」

まるでゴリラと戦ってるようだ

朔真「クッソ!打開策は何かないか!?」

終二「ねぇよ」

今度は終二から殴り掛かる

ガードをしたらダメという事を学んだ朔真はひたすら避けることに専念する

本来は人一倍硬い額で攻撃を受けそれに怯んだ相手にカウンターを決めるのが朔真の戦法だ

だが今はその戦法が出来ない

なぜならば、勘違いしているからだ

終二の異能力自由自在の方向指示(オンリーマイウェイ)は右手で殴った部位を指定の方向に一度だけ動かせる能力

だが朔真はこれを両手どちらでも発動可能だと思っている

そう自分自身に枷をつけるただの馬鹿である

ただしっかりと分かっているのは部位を自在に動かせるのと、顔に喰らうとマズイ事だけだ

終二の右手が顔に当たりそうだったので咄嗟にガードする

終二の右手が朔真の左手に命中する

終二「当たり!」

朔真「どうしたらいいんだ!?」

終二「そのまま首くくれ、それが一番だ」

朔真「いや!俺は突っ込むのが一番!正面衝突だ」

馬鹿正直に突っ込む

終二「サルでももうちょっとは学習するぞ!」

左腕を動かしてバランスを崩させる

だが朔真も人間、猿以上の学習能力がある

動かされた方向と同じ方向に回転して遠心力を加えた攻撃を繰り出す

終二「っと!」

朔真の攻撃をガードする

終二「重いな…!」

そのまま朔真は終二の胸ぐらを掴む

第二の戦闘スタイル

ひたすらに頭突く

何の捻りもない技だが伊月にも勝ちうる戦法だ

終二「ゴバァ!?」

掴んでいる朔真の腕を右手で殴る

間髪入れずに能力を発動させる

終二「な!?」

朔真の腕と同時に終二の服も引っ張られる

終二の異能力は動かす方向を決めれるだけで握力にまでは作用しない

現状の朔真は異能力で筋力が増強している

腕が後ろに引っ張られる程度では離さない

終二「チッ!」

ポケットからナイフを取り出し服を切る

終二「はぁ…はぁ…アブねぇな」

……俺は何をしている?

絶好のチャンスだったのにもかかわらず何故刺さなかった?

今更人を殺すのに躊躇はない

なのに何故だ?楽になる事を選んだのか?

いや、違う

この戦いが楽しいんだ!

初めて本気で戦える相手に俺は高揚しているのか!

終二「怪異が面白さを優先する理由が分かったぜ」

強敵と対峙するとこんなにも楽しいのか!

ナイフを捨て上の特攻服を脱ぐ

朔真「特攻服(とっぷく)を脱ぎ捨てる…お前意味分かってるんだろうな」

終二「あぁ!立場や名声、使命、何もかもを捨てて俺個人としてお前を倒す!」

朔真「コノヤロー!楽しくなってきたじゃねぇか!」

感想やコメントなど今後の参考のためにぜひお願いします。



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