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ゴミクズと妖怪さん  作者: 既読無視
埼玉史上最大最悪の大抗争

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70/81

最凶の一家神与那原次男 神与那原終二

新海が気絶する数分前

ファァァァン!ファァァァン!バババ!ファァァァン!

夜闇に一つの単車が唸りを上げていた

龍一「…この排気音!」

蓮「SS特有の排気音…」

星凪「でもmt-25(若葉のバイク)じゃない…誰だ?」

一般人からしたらただの騒音にしか思わない

トロンボーンに色々な種類がありそれぞれ音色が違うように

バイクにも楽器のようにそれぞれの個性がある

気筒数によってかなりの差が出るしマフラーを変えているかどうかも音に変化を与える

ここまでは楽器の話をしたが、結局楽器は音を奏でる人間が上手いかどうかで音の質が決まる

最高級の楽器を初心者が使っても、宝の持ち腐れだ

この現象はバイクでも同様だ

星凪「…mt-25(若葉のバイク)じゃないがこの下手くそなコールはアイツしかいない」

ninjaH2が戦場に入ってくる

その正体は朔真の予想通り、若葉と千紗都だった

星凪「若葉!」

若葉「勝ってきたぜ!」

龍一「おいおい、マジか!?」

呉羽がやられた!?なら催眠はもう使えない!この事実が川口にバレたら確実に士気が落ちる!

この事実は隠すしかない!

元魔帝流隊員「おい!アレ、総長のバイクじゃないか!?てことは…総長はやられた!?」

元魔帝流隊員が動揺する

手遅れだった

ならばプランBだ!

龍一「魔帝流隊員よ!お前らの後ろには俺が付いている!恐れるな戦え!」

元魔帝流隊員「押忍!」

士気は少し下がっただろうが、最低限で済んだ

次は…終二だな

しかしアイツどこ行った?

終二を探す

龍一「あぁ、戦闘中か」

能力まで使っている…

相当な実力者だろう

龍一「終二が敗けたら本格的に怪異を投入するしかないか」

時はさらに戻り

抗争開始から48分時点

終二が状況確認のために戻ろうとしている最中

骸「おい!終二!」

骸に呼び止められた

終二「骸か、今どうなっている?」

骸「呉羽の能力が切れた、もしくは戦闘不能になった」

終二「それってヤバくね?」

骸「そう、人数はコッチが趨勢だから精鋭を倒せばいい

正確に言うと、迦楼羅天、鑑千紗都、柏本伊月を倒してほしい」

終二「妖怪は?俺ら人間を攻撃できないんだろ?なら俺らが積極的に行くべきだろ」

骸「いや…それはつまんないだろ」

常識だろと言わんばかりの顔をする

骸「それに如月冷は実質的に無力化している」

終二「敵対組織の最高幹部様なんだろ?そんな事出来るのか?」

骸「可能だ、ずっと戦わせればいい」

終二「誰か一人が持久戦してんのか?」

骸「正確には一匹…いや、この表現も正確ではないな…ウチのペットに半永久的に増殖し続けるハシビロコウがいるから、それを永遠に戦わせてる」

終二「無限のハシビロコウなんて初耳なんだけど」

骸「聞かれなかったからね」

終二「仲間を言えって言った思い出あるぞ」

骸「『半永久的に増え続けるハシビロコウはいるか?』って聞かれた思い出は無いよ」

終二「誰が聞くんだよ!そんなピンポイントな質問!」

骸「元気が有り余ってるね」

終二「おかげさまでな!」

骸「じゃ、伝えたから」

骸がその場を去る

終二「自由だな」

だが、有益な情報を得られたのは確かだ

終二「さぁ…どうするか」

最凶の殺人鬼は今いないし…やるならやはり、最強の格闘家だよな!

終二「対戦相手も決めたしキメルか」

懐から細い葉巻を取り出す

パキン!…ジュポ!

それにジッポライターで火をつけ吸引する

終二「吸ぅ……………………はあぁ…美味いなぁ!」

終二の周りには独特な匂いがする

それは風に乗りいろんなところまで流れる

終二「もう一本吸いたいが…行くか!」

吸い終わったので伊月を探す

終二「おぉとっと!」

走るが千鳥足だ

終二「運動後に吸うのはキマルがふらつくな」

少し休憩してから探そう

懐から先ほどと同様の細い葉巻を取り出し火をつける

終二「吸ぅ………………………はあぁ…」

再び一服する

終二「ジッポライターで付けると旨味が増す気がする」

独特な匂いがさらに充満する

終二「吸ぅ………………………あぁ!良い…効くなぁ!」

今の終二は戦場にいるとは思えない

ダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッ!

朔真「そこか!」

朔真が終二に膝を入れる

終二「痛ッてぇなぁ!人が気持キメてる時によ!」

朔真「この匂い…大麻だろ、神与那原!」

終二「そうだな、だからなんだよ…あ、分けてほしいのか?金を払えば赤ちゃんにも売るぜ」

朔真「いらねぇよ!そんなゴミ!」

終二「随分と嫌ってるな」

朔真「あぁ大っ嫌いだ」

終二「テメェが嫌いなのは分かった、だが俺が吸ってる分にはよくないか?」

朔真「よくはねぇよ、そんな物撲滅させてやんよ」

終二「…あぁ!分かった!正義感でやってる自己満足オナニー野郎だな」

朔真「何言われても構わない、ソレはを吸った奴はもう人じゃない、人じゃない奴から何言われても構わない」

終二「人権問題の話になるよ、例え犯罪者だろうが人権は皆平等にあるんだよ」

朔真「国や司法が認めても俺が認めねぇ!薬物中毒者はただのゴミだ!」

終二「…てかお前、確か新座駅の時に居たな」

朔真「迦楼羅天の七星朔真だ!」

終二「…やっぱり、伊月を探すのも面倒くさいしお前でいいや」

走り屋迦楼羅天七星朔真VS最凶の一家神与那原次男神与那原終二

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