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ゴミクズと妖怪さん  作者: 既読無視
埼玉史上最大最悪の大抗争

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63/66

第三戦 羅愚那骸苦三番隊副隊長千石電波VS東埼玉連合隊員三人

竜胆「はぁはぁ…」

ボタボタボタ!

撃ちぬかれた場所から血が流れる

竜胆「止血最優先だな」

特攻服を千切ろうとする

竜胆「硬っ!?」

片手だけでは頑丈な特攻服は千切れない

竜胆「漫画だと簡単に千切れてたのにな」

上着を脱ぎ上着で傷口を押さえる

竜胆「こんな醜態見られたくねぇが仕方ない」

外に出る

この状況で呼ぶべき人間は…

竜胆「健介ぇ!!電波ぁ!!」

竜胆が呼んだのは一番隊副隊長の竹國健介と三番隊副隊長千石電波

電波「はい!」

呼んだらすぐに駆けつけてくれた

竜胆「電波!左肩に銃ぶっ放されちまった!」

電波「戦争でもしてきたんですか!?」

竜胆「頼む!この場じゃお前が頼りだ」

羅愚那骸苦三番隊副隊長千石電波は羅愚那骸苦の特別役職である唯一衛生兵(メディック)であり、羅愚那骸苦唯一の非戦闘員

電波は高偏差値の医学系学校に首席で在籍しどんな傷でも適切な処置が可能だ

電波「分かってますよ」

最初に直接圧迫止血法をする

電波「肩じゃ緊縛止血法は使えない…」

かなり面倒な場所を撃たれたな

電波「九時ちょうど…止血開始、いつ撃たれましたか?」

竜胆「2分ぐらい前」

電波「分かりました」

メモをとる

電波「他に外傷は?」

竜胆「ない、しいて言うならタマキン蹴られたくらい」

電波「なる程…肩は?」

竜胆「それが痛くない」

電波「アドレナリンのお陰ですね、実際の戦争でも撃たれたのに気付かずに戦い、失血死したって記録があったはずですね」

竜胆「まぁ、お前が近くにいて助かった」

電波「体内に残った異物による感染症が起こる可能性があります、僕ができるのはあくまで応急処置、高等処置は出来ません、今すぐ病院に行きますよ」

竜胆「そんなにヤバいのか?出来ればここに居たいんだけど」

電波「馬鹿も休み休み言ってください、今すぐに病院に行きますよ」

竜胆「撃たれた場所が肩なら軽傷だろ?」

電波「貴方の頭には庭師が必要ですね、あなたが撃ち込まれたのは肩の中でも内側、鎖骨下動脈が傷ついてた場合死にます」

医療知識がある者からの死にますは一番怖かった

電波「しかも最悪な場所で撃たれましたね、救急車が来るのにどのぐらいかかるか分からないな…」

現在地横瀬廃工場

救急車が直ぐに来れるような場所じゃない

電波「一か八か…健介さーん!竜胆隊長が撃たれた!直ぐに来てください!」

抗争の騒音にも負けないぐらいの大きな声で瞬時に仲間に情報を伝達する

だがその情報はもちろん敵にも筒抜けである

羅愚那骸苦に数ある人間の中から一番隊副隊長竹國健介を呼んだ理由は、彼は一番隊副隊長になるほどの実力と羅愚那骸苦の中で明王の次に信頼があり、羅愚那骸苦の中で一番物事を冷静に判断できる人材で、一番運転が上手い

電波「頼む、最初に来てくれ」

電波の願い虚しく最初に来たのは

東埼玉連合の一員

それも三人

電波「秩父は猛獣危険区域だぞ!分かったら散れ!」

そんなんで尻尾巻いて逃げてくれるわけがなかった

電波「クッソ!」

自分で蒔いた種は自分で処理する!

第三戦

羅愚那骸苦三番隊副隊長千石電波VS東埼玉連合隊員三人

電波は羅愚那骸苦唯一の非戦闘員、そんな男では暴走族同士の多対一は勝てるわけがない

ましてや、竜胆を守りながらなど…

電波「ヤルしかない…!」

竜胆「止めろ、お前はこのチームで一番弱い」

竜胆が立ち上がる

電波「で、でも!」

竜胆「片手があれば十分だ、それとも俺がこんな奴等に敗けると思ってるのか?」

電波「竜胆さん」

膝カックンをする

竜胆「うわ!?何すんだ!」

電波「勝てる勝てないじゃねぇんだよ、傷口が更に開き死を加速させるんだよ、黙って安静にしてろ」

キツく言う

竜胆「だけど、お前じゃ!」

電波「うるさいですね、とどめを刺しますよ」

衛生兵(メディック)がして良い発言ではない

竜胆「死因が味方か…それも非戦闘員の…」

そんな死に方は笑えないな

電波「貴方の言葉を借りましょう、僕がこんな奴等に敗けると思ってるんですか?」

竜胆「……うん、思うから言ってる」

電波「なら、その考えを改めさせますよ」

構える

電波「貴方達の戦いは近くで見ています、どう筋肉を動かせばいいかなんて一目見たら分かる」

竜胆「止めろ電波!」

電波「俺は三番隊副隊長ぉ!千石電波だぁ!」

気合を入れ敵に向かう

電波「たしかこう!」

形はとても綺麗な正拳突きだ

筋力がないの火力が今一つだが

打たれた奴は悶絶している

電波「経穴刺激理学療法の応用」

東洋医学の経穴(ツボ)の理論を現代の理学療法に応用した新しい手技療法

決して攻撃手段ではない

竜胆「マジか…」

電波「荒治療でよければ治療してやるよ」

構え直す

にらみ合いになる

電波「おっと…」

敵とにらみ合いの中構えを解く

電波「本当に治療が必要になるな、一番隊副隊長(猛獣)が来る」

健介「邪魔だ!」

電波と対峙した敵を一瞬にしてなぎ倒す

電波「だから忠告したのに」

第三戦

羅愚那骸苦三番隊副隊長千石電波VS東埼玉連合隊員三人

千石電波の勝利

決まり手:一番隊副隊長(猛獣)の介入

健介「悪い!遅くなった!」

竜胆「健介!」

健介「おお!大丈夫か!?」

竜胆の容態を心配する

竜胆「大丈夫だ」

電波「な訳ないでしょ!日本人の悪いところ出てますよ」

健介「あぁ大丈夫じゃないのに大丈夫って言っちゃうやつな」

電波「健介さん!竜胆を病院まで!容態はラインで教えるのでそれを医者に見せてください!」

健介「分かった、動けるか?」

竜胆「アドレナリンのお陰で問題なく動ける」

竜胆が普通に立つ

健介「俺のバイクがある場所まで行くぞ、道は作る」

竜胆「すまないな」

抗争開始から一時間7分

羅愚那骸苦二番隊隊長文殊竜胆、一番隊副隊長竹國健介戦線離脱

感想やコメントなど今後の参考のためにぜひお願いします。

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