決戦前夜
埼玉大抗争決戦前夜
迦楼羅天メンバーと千紗都、伊月が迦楼羅天アジトに居る
朔真「お前らにプレゼントがある」
星凪「お!なになに!?」
朔真「コレだ!」
段ボールを5つ出す
若葉「なんだこれ?」
蓮「全員分あるな」
朔真「開けてみろ」
開封する
千紗都「あぁ、服か」
黒が基調の上下セットの服と靴がある
朔真「羅愚那骸苦の特攻服だ」
若葉「へぇこれが特攻服」
朔真「若葉は見るのも始めてか?」
若葉「普通は見ないんだよ」
朔真「だがお前はそれに袖を通すんだぞ」
若葉「感慨深いね」
朔真「言葉の意味か分からねぇがそうだろ?」
蓮「なぁ、朔真」
朔真「どうした?」
蓮「特攻服って安いのか?」
朔真「一着大体15万」
全員が沈黙する
伊月「えぇ~特攻服を人数分は…」
朔真「大体75万円だった」
全員の顔が青ざめる
蓮「朔真…少年院に行っても友達でいるからな」
朔真「なぜそうなる?」
蓮「お前がパッと75万円出せるわけねぇだろ!」
朔真「俺じゃなくて千紗都が出した」
伊月「先輩ってそんなお金持ってましたっけ?」
千紗都「正確に言うと俺じゃない、社長に必要経費って言って出させた」
冷「よく許可したわね」
冷が顕現する
千紗都「マジの戦争でも同士討ちの戦死者は少なくない、洗練されてないガキ共なら同士討ちは跳ね上がるだろう…だから、一目で分かるようにした」
冷「訓練された者達がそんなことするの?」
伊月「同士討ちや誤射は戦争の死因の全体の10〜20%を占めてると言われてます、先輩の言ってることは正しいです」
冷「じゃあ信じるわ」
千紗都「伊月の言葉なら信じるのは何故だ?」
冷「ヒントは信用答えは信用」
千紗都「ヒント要らねぇじゃねぇか」
冷「そんなことよりも、明日の抗争の事話すわよ」
朔真「もう話すことあるか?」
冷「一番大切な役割の話があるでしょう」
朔真「あ~?全員適当じゃないのか?」
冷「んな訳ないでしょ」
若葉「もう考えてるの?」
冷「もちろん、まず最前衛の特攻は朔真、伊月の二人」
朔真「特攻以外だったら断ってたわ」
伊月「特攻は喧嘩が強い奴の役職だもんね」
冷「次に中衛の遊撃は星凪、蓮」
星凪「遊撃は確か…戦況に合わせた動きをする役職か」
蓮「俺らの場合だと朔真と伊月の動きに合わせろってことか」
冷「伏兵は千紗都、若葉だ」
千紗都「隠れてろってことか」
若葉「怪異出現次第その怪異と戦えってことじゃない?」
冷「やっぱり千紗都より優秀ね」
若葉「でも千紗都の言った通り伏兵なら隠れてないといけない、隠れながら怪異を発見できるのか?」
冷「明日は雁夜も来る、怪異発見は私達妖怪に任せて」
若葉「その雁夜って妖怪は戦闘出来るんですか?」
冷「いや、非戦闘員で情報担当」
若葉「じゃあ見つかるまでの護衛も伏兵の役目ってことか」
冷「この中で貴方が最優秀じゃない?」
若葉「迦楼羅天の中で一番頭が良いのは俺だ」
学力は朔真<蓮<星凪<若葉だ
冷「うん、何となく分かってた」
若葉「だが迦楼羅天の中ってだけで、一般的に見たら中の下ってとこだ」
千紗都「何だ俺が真面目にやった時と変わらないじゃないか」
冷「じゃあ戦闘IQってやつか」
星凪「あれ?千紗都の高校って確か…第五だよな?」
蓮「県有数の進学校じゃん」
千紗都「幸運の能力で入った」
星凪「俺も幸運の能力が良かったな~宝くじ当て放題じゃん」
千紗都「宝くじ当て放題分の不運も来るぞ」
星凪「それはヤダ」
朔真「なぁ~もう話すこと無いならラーメン食いに行こ~腹減ったぁ~」
千紗都「冷が居ないといけない話はあるか?」
冷「もうないね」
朔真「じゃあ、気合入れと景気づけにあそこに行くか」
星凪「いつも通りの場所だろ?」
朔真「当たり前じゃん!」
西埼玉連合VS東埼玉連合
抗争日まであと23時間59分




