どうしてこんなにもタイミングが悪いのだろう
今回もバレル事無く千紗都のもとに帰ってこれた
冷「今日は休日よね?」
千紗都に聞く
千紗都「そうだな」
冷「朔真達に会いに行くの?」
千紗都「いやアイツらが会いに来るな」
冷「そうだったのね」
千紗都「伊月の道場集合って」
冷「ふーん」
嫌な予感がする
冷「何時集合?どうせ遅刻するんでしょ?先手を打つわ」
千紗都「お前俺のことナメてんだろ」
冷「ご、ごめん」
流石に遅刻しないか
千紗都「今は集合時間の10分後だ」
冷「ブッ飛ばされたいの?」
いや集合場所までブッ飛ばした方が早いか?
冷「早く行きなさい」
千紗都「はいはい」
伊月の道場に着く
集合時間から20分遅れている
中に入ると伊月がいた
伊月「先輩は時間通りですね」
冷が顕現する
冷「20分遅れじゃなくて?」
伊月「僕が先輩にまともな時間教えるわけないじゃないですか」
冷「流石ね」
千紗都「あぁその事を知らなくても遅刻しないとは、流石の幸運だ」
冷「テメェじゃねぇよ」
バルゥゥン!!
千紗都「この排気音!マ〇キーのバブだ!」
伊月「朔真のバイクはスーフォア400ですよ」
千紗都「バイクの排気音の違いが分かってない」
バルゥンバルゥゥン!
音が近くなり道場前で静かになる
千紗都「今回はサイレンが聞こえなくてよかったな」
伊月「そうですね」
バン!!
朔真「たのもー!」
そう朔真が叫びながら勢いよく扉を開ける
星凪「オラオラ!伊月出てこい!」
若葉「けちょんけちょんにしてやんよ!」
蓮「ビビってんのか?」
悪ノリに転じる
伊月「へぇ、ヤルの?」
伊月が構えをとる
朔真「ああやろうぜ!だって全員能力の条件が分かっちゃたもんね!」
冷「え?」
冷がマジトーンの声を出す
冷「いや、さすがに冗談よね?」
てか冗談で合ってくれ
朔真「俺はもう能力が分かってるからいいよな」
冷「えぇ」
朔真「じゃあ星凪見せてやれ!」
星凪「いいよ」
星凪がポーズを取る
冷「視線の誘導ね」
どうなるのか…
千紗都「…なんか変わったか?」
伊月「特にはないです」
何も変化がない
冷「やはり噓ね」
よかった~!!
心の中で安堵する
冷「朔真私に対して噓つくとはいい度胸ね」
目線を朔真に向ける
否、向けようとする
冷「ん?!」
向けようとしても向けられない
星凪「気づいたようだね」
冷「そういうことね、ポーズを取ってる間は自分に注目を集めるのね」
星凪「いや、別にポーズは関係ないね」
星凪がポーズを止める
止めたのに視線が釘付けなっている
千紗都「無条件?」
星凪「そうだね、強いて言うなら俺が能力を使う意思があるかどうか」
冷「…弱点は?」
星凪「クールタイムがあるぐらい?」
冷「良い能力ね」
星凪「でも、地味なんだよな」
まだ文句を言っていた
朔真「じゃあ次蓮!」
蓮「にょ、伊月バットある?」
伊月「おう、折る用に買いためてたから沢山あるぜ」
蓮「一つ貸して」
伊月「わかった」
倉庫から木製バットを持って来て蓮に手渡す
蓮「ありがとう」
手渡せれたバットで素振りの構えをとる
そして奇麗なフォームで振る
ブゥン!
千紗都「バットってここまで速く振れるんだな」
冷「これが能力よね
物体の加速ってのはバット限定のことだったのね」
伊月「コレかなり凄いですよ」
冷「あぁやっぱりそう思う?」
千紗都「何が」
千紗都だけ何が凄いのか分かっていない
伊月「目測ですが時速200kmぐらい出てますよ」
蓮「大正解」
目測でスピードを当てやがった
伊月「プロの野球選手のフルスイングでも最大時速160kmぐらいだろ」
千紗都「能力ってすごいな」
冷「そこより…」
伊月「えぇ、時速200kmのバットを離さず、フォームも崩さずしっかりと振り切っている」
蓮「野球してたからコツは分かってた」
伊月「コレは技術じゃねぇ!どうやら『筋肉』のようだ!」
千紗都「ジャ〇ロ!」
冷「素の筋肉で制御するなんてヤルわね」
蓮「野球小僧の底力」
蓮が誇らしそうにしている
朔真「最後の若葉の能力は自分の意志じゃどうにもできないない不確定要素だが、なんかできそうか?」
若葉「なぁできるか?」
若葉が誰もいないところを見る
若葉「無理だって」
冷「何で会話出来てんのよ」
しっかり会話が出来ていたようだ
若葉「なんかできるようになった
ね~」
若葉が守護霊を見つめて首をかしげる
冷「何なんだコイツ等」
朔真「な!全員の能力が分かっただろ?」
冷「タイミング…」
昨日…てか今日話し合ったばっか!
朔真「何かあった?」
冷「千紗都!雁夜に迦楼羅天メンバーの能力の詳細についてラインで送といて!」
千紗都「ん?ああ、わかった」
千紗都がスマホをいじる
伊月「朔真、そういえば模擬喧嘩の約束あったけどまだやってなかったよね?」
朔真「ん?…ああ!先週の!!」
伊月「今からヤル?ルールは喧嘩ルールそして条件として能力を使うこと」
冷「お?見たい!
ついでに能力も見れるし♪」
冷にとって能力がついでのようだ
若葉「いいね!」
星凪「おお~やれやれ!」
全員特攻隊VS格闘家のスペシャルマッチを見たいようだ
朔真「そんなの…やるに決まってんだろぉ!!」
朔真のオーラ量が飛躍的に上がる
それに比例して戦闘能力が上昇する
元羅愚那骸苦特攻隊員VS最強の格闘家




