湊若葉
千紗都「は?」
朔真「文字化け?」
伊月「どういうこと何ですか?」
千紗都「分からねぇ」
若葉「もしかして壊しちゃった?」
焦る若葉
冷「いや、若葉のせいじゃないよ
君のせいだね」
そう言いながら若葉を見る
若葉「結局俺?」
冷「若葉じゃないって言ってるでしょ」
若葉に手を当てる
冷「引き出し私の妖力を与える」
若葉の守護霊が出て来る
朔真「うわぁ!」
星凪「出たぁ!出た!出たぁ…!」
蓮「ピエロ?」
冷「反応的に見えてるわね」
千紗都「これが若葉の守護霊?」
若葉から出てきた守護霊は黒Yシャツにピエロのお面を付けていた
髪は長いが男性か女性か分からない
伊月「不審者コーデ」
若葉「これが怪異か!?」
若葉の逃走本能が刺激される
朔真「逃げようとしてんじゃねぇ!」
朔真が逃げようとする若葉捕まえる
冷「貴方の守護霊よ、そしてこの機械に悪戯した犯人」
ピエロがダブルピースしている
千紗都「話せないのか?」
冷「本当に素性が分からない奴ね」
朔真「こいつは何なんだ?」
冷「若葉の守護霊」
若葉「これが俺の…」
千紗都「ピエロの面を被った守護霊なんているんだな」
冷「職業がピエロの守護霊はいただろうけど
こんなに奇天烈な守護霊は初めてよ」
冷も初の事例らしい
朔真「お前にぴったりじゃん」
若葉「どういう意味だコラ?」
朔真「守護霊も本人に似てイカレてるし」
若葉「コレほどじゃないだろ」
若葉が守護霊を指差す
朔真「当時バイクどころか免許すら持ってなかったお前が走り屋迦楼羅天入った方法覚えてるよな」
伊月「気になるね」
朔真「伊月も気になるか、迦楼羅天を結成する前って俺と蓮が元々友達で星凪と蓮に繋がりがあった
さぁ若葉はどういう繋がりだったんでしょう」
朔真が伊月に問いを投げる
伊月「…誰とも繋がってなかった」
朔真「大正解!さぁ若葉秩父に来た理由を述べよ」
若葉「はいはい」
若葉が気だるげに応える
若葉「俺の中学に秩父出身の変な先生がいたんだよ、こんな奴を排出した秩父ってどんな所だろうって気になったから高校入学して直ぐに秩父に一人で向かったんだよ、そしたらビックリ!面白そうなところなんてもんがねぇの!」
千紗都「そりゃそうだろ」
朔真「クソ失礼だな」
地元を馬鹿にされた
若葉「でもせっかく来たから行く当ても無しに散歩してたら近くにちょっと大きめの池があったんだよ、そして100円ショップも直ぐそこにあったんだよ、『よし!暇だしそこで釣りしよう!』って思っていろいろ買って向かったら釣り禁止+立ち入り禁止だった」
千紗都「計画性が皆無だな」
若葉「でも、まぁいいかって思って入って釣りしたんだよ」
千紗都「おいちょっと待て」
千紗都の静止を無視して話を続ける
若葉「どこで釣ろうかと考えながら歩いてたらクソガキがいたんだよ、そのクソガキにここって何が釣れんの?って話してたら意気投合しちゃってさ、話を聞いたら走り屋迦楼羅天ってのに勧誘されたから、入っちゃった♪」
千紗都「薄々気付いてたけどそのクソガキって」
若葉「うんコイツ」
若葉が朔真を指差す
朔真「な?色々とツッコミどころがあって面白いだろ?」
千紗都「あぁ、お前ある意味俺より運で動いてないか?」
伊月「新座は変なのしかいないな」
千紗都「お前は新座をレペゼンしてんだろ」
冷「ねえ、そんなことはいいんだけどさ
コイツどうすんの?」
若葉の守護霊を指差す
若葉「放置してたけどお前は何が出来るんだ?」
言葉に呼応するようにピエロが近づく
若葉「な、何だ?」
やっぱり放置してた事怒ってるのか!?
ピエロがピエロ印のプレゼントボックスを生成し若葉に手渡す
冷「0からの物質生成?上位の守護霊なのかな?」
誰でも出来る技じゃない
若葉「中身は」
若葉がプレゼントボックスを開く
その中身は
バン!!
ドッキリボックスだった
若葉「うわぁ!?」
伊月「ドッキリボックス?」
若葉の守護霊はこの状況を見て大爆笑している
冷「もしかして…
千紗都、コイツを見張っとくからもう一度若葉の能力を調べてみて」
千紗都「分かった」
若葉に機械を取り付ける
結果が出る
千紗都「能力有り、守護霊からのプレゼント、常時発動型」
冷「やっぱり…」
星凪「なんかお前の方が派手!ズルい!」
若葉「これって常時発動型なんだ」
千紗都「まぁプレゼントをいつ渡すかは守護霊次第だし」
冷「迦楼羅天全員に能力があったのね」
若葉「異能力ってそこまで珍しくないのか?」
冷「珍しいわよ、だからこそ異常なのよ」
千紗都「これからどうするの?」
千紗都が冷に聞く
冷「まぁ能力の発動条件の確立が最優先ね」
朔真「ねぇねぇ」
朔真が口をはさむ
冷「なに?」
朔真「俺にも若葉みたいに守護霊がいるの?」
能力の発動条件の確立が最優先と言われながら守護霊の有無を聞く
そんなふざけた野郎が七星朔真という人間だ
冷「いるわよ」
冷が即答する
朔真「マジ!?どんなの?」
冷「実体化させるのは力使うから口頭でいい?」
朔真「おけおけ!」
冷「あ~うんうん」
守護霊と会話する
冷「ただのジジイね」
朔真「え~…」
朔真が分かりやすく落ち込んでる
冷「後回しにする方が面倒くさいから今から全員見るね」
近くにいた蓮から見ることにした
蓮「どうだ?」
冷「あ~はいはい…一般人だって」
蓮「まぁ予想通りだな」
冷「じゃあ次は星凪ね」
星凪「俺の守護霊はクレオパトラかな楊貴妃かな小野小町もあるかもな」
千紗都「世界三大美女じゃねぇか」
冷「はぁ、へぇ~…」
冷が星凪の守護霊と話しているがなんか面倒くさそうにしている
冷「はぁ、分かったわよ」
何故か疲れてる
星凪「どうだった!?」
冷「歌舞伎町ナンバー1ホストだって」
星凪「んだよ野郎かよ」
残念がる
冷「守護霊の性格や生き様が本人に凄い影響する場合があるのよ
そのいい例ね」
星凪「なんか釈然としない」




