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ゴミクズと妖怪さん  作者: 既読無視
埼玉史上最大最悪の大抗争
25/36

迦楼羅天

千紗都「おい?なぜ目を逸らす?答えろ、アレじゃないよな」

伊月「アレが…朔真です」

伊月が顔を抑えながら答える

千紗都「警察に追われてたぞ」

伊月「分かってますよ、そんなこと…」

数分後

3台のバイクがコンビニに入る

そのうちの一台が降りてこちらに向かってくる

???「あ~柏本伊月さんですね」

丸眼鏡青色カラ-レンズのパーマ頭に話しかけられた

伊月「えぇそうですよ」

有名人だから声かけたって感じか?

???「朔真のチーム、迦楼羅天の一員です

朔真から、迎えに行くように言われ来ました」

伊月「あぁ!朔真の友達か!話は聞いてるよ、みんな僕とタメだから敬語はいらないよ!」

若葉「よかった~俺は湊若葉(みなとわかば)だ、よろしく

おい!お前ら!来い!」

若葉が二人を呼ぶ

若葉「このデケェのが」

蓮「愛越蓮(あいごしれん)だ」

デカいな190cmは超えてるな

若葉「このホストみてえな奴が」

星凪「赤丸星凪(あかまるせな)!ヨロ~♪」

髪は襟足が長めウルフマッシュの金メッシュだ

星凪「テレビで見るよりイケメンじゃん」

伊月の顔をまじまじ見る

若葉「君は?」

若葉が千紗都の方を向く

千紗都「鑑千紗都だ、よろしく」

若葉「あぁ!貴方が!」

千紗都「知られているのか」

若葉「俺も家新座なんですよ」

あ…

伊月「や~い有名人~」

伊月が茶々を入れる

千紗都「俺には敬語は要らない、むしろ嫌いだ

それより、お前は怖がらないのか?」

若葉「別に~僕に関係ないからどうでもいいね

それに今はただの友達だしね」

良い奴かもしれない

若葉「てか、敬語嫌いって割には伊月は千紗都に対して敬語じゃね?」

伊月「うん、嫌がらせ♡」

伊月が笑顔で答える

若葉「ははっ!なるほどね!

…ここにいたなら多分知ってると思うけど、あのバカがナンバーカチ上げて爆音でスピード出したせいで警察に追われるんだよね」

伊月「アレね」

千紗都「カチ上げ?」

知らない言葉だが何となく想像がつく

若葉「知らん?こっち来て」

若葉のバイクの場所まで移動する

黒を基調としホイールと一部分は水色のバイクだ

若葉「ナンバーを」

ナンバープレートに手をかける

若葉「こう」

ナンバープレートの接続部を支点としナンバープレートの裏が見えるように180度近く捲りあげた

伊月「おぉ」

千紗都「ちょっとまて」

千紗都が何かに気付く

その何かとは

千紗都「ナンバープレートの裏に貼ってあるステッカーはなんだ?」

若葉「神風ステッカー」

黒背景で金文字の神風、神風の間に菊の花のマークのステッカーがナンバープレートの裏に貼ってあった

千紗都「縁起悪過ぎだろ」

若葉「でも、迦楼羅天全員にあるぜ

なぁ」

若葉が蓮と星凪に視線を送る

蓮「にょ」

蓮がナンバープレートを捲り上げ裏が見えるようにした

蓮のバイクのナンバープレートの裏にも若葉と同じ神風ステッカーが貼ってあった

星凪「お~け~♪」

星凪もナンバープレートを捲り上げ裏が見えるようにした

星凪のバイクのナンバープレートの裏にも当然のように若葉と同じ神風ステッカーがあった

若葉「な?」

千紗都「『な?』じゃねぇよ」

星凪「でも、俺らはましな方だぜ」

千紗都「え?」

これよりヤバいものがあるのか?

星凪「朔真は一時期小っちゃい日章旗つけてたから」

ヤバいものがあった

蓮「あったあった」

笑い話になっている

千紗都「朔真って元特攻隊なんだよな?」

伊月「そう言ってましたね」

千紗都「本当に馬鹿なの?」

若葉、星凪、蓮「馬鹿なの」

息ピッタリだ

千紗都「今から思想の化け物みたいな奴に会いに行くの?」

若葉「そうだな」

行くのが嫌になって来た

伊月「若葉のバイクはなんてバイクなの?」

伊月が時間を潰すため世間話をする

若葉「俺の単車(バイク)はMT-25ってバイク

燃費もよくて結構走りやすいんだよね」

伊月「学生だし燃費は重要だよな、蓮のは?」

蓮「俺のはエリミネーター400

ハンドルがちょっと遠いのが俺の体からしたらちょうどいい」

ザ・バイクって感じの見た目だ

色はエンジンやマフラーを含めすべての部品が黒一色

伊月「バイクって言われたらこの形思いつくな、星凪のは?」

星凪「俺のはドラッグスター400ちゃん

元カノの親父さんに安く譲ってもらった♡」

シートとハンドル周りとマークは黒色、その他上部は白色、エンジンなどの部品の部分は綺麗に銀色に塗装されている

伊月「厳ついな」

星凪「俺みたいに派手だろ?」

伊月「あぁ」

派手を求めていたらしい

星凪「てかそろそろ逃げ切ったんじゃないの」

蓮「そうだな」

ピロン!

若葉「噂をすれば…

影森駅にいるらしいぜ

アジト集合でいいか」

蓮「おう」

若葉「言っておく」

千紗都「巻けたのか」

星凪「アイツは運転が一番上手いからな」

若葉「俺ケツに人乗せたことあんまりないから、お前ら頼むわ」

星凪「じゃあ近いし千紗都乗りな」

千紗都にヘルメットを渡す

千紗都「ありがと」

千紗都が星凪のバイクに乗る

蓮「じゃあ伊月は俺のか」

伊月にヘルメットを渡す

伊月「よろしく」

伊月が蓮のバイクに乗る

若葉「じゃあ行くか」

ブルゥン!

迦楼羅天アジトに向かう

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