決戦後
帰宅する
千紗都「なぁ…何でまだいるんだ」
伊月「え?」
冷「別にいいじゃん、ね~?」
伊月「ね~」
伊月は自分の家に帰ってなかった
千紗都「帰れよ」
伊月「今日友達の家に泊まるって言っちゃったので」
千紗都「なんでだよ」
伊月「夜の0時集合なんですよ、普通に家出たら親に怪しまれますよ
それに…面白い話もありますよ」
千紗都「ふぅん…分かった
取り敢えず入れ」
伊月「やったー」
家に入る
千紗都「で、面白い話って?」
伊月「せっかちですね
焦らす男はモテないですよ」
千紗都「追い出されてぇか?」
伊月「ああ!分かりましたよ!
怪異の上位種に名前持ちと呼ばれる存在がいるらしいですよ」
千紗都「名前持ち…?冷知ってるか?」
冷「いや知らないわ…でも有難いわ」
千紗都「有難い?」
冷「今まで名称不明で不便だったからね」
千紗都「そこかよ」
冷「そうでしょう?何よオレンジ髪の怪異とかガタイのいい怪異とかキショイ怪異って
個体名がないと不便でしょ」
千紗都「確かに!!」
伊月「不便ですね」
冷「他に名前持ちに関する情報は無いの?」
伊月「僕らじゃ名前持ちを倒せないと言ってたので、相当な信頼があるのは確かでしょう
あと、僕らってのは僕と先輩だけを含める言葉なのか、冷さんも含めるのか…」
冷「含まれてないでしょ
仮に含まれてるとしたら、縁妖會なんて潰れてるわよ」
千紗都「それもそっか普通攻め込むもんな」
伊月「でもこう考えることもできません?冷さんは縁妖會最高幹部、つまり冷さんより強い奴がいる
冷さんには勝ててもソイツには勝てないから攻め込めない」
冷「あ~…その可能性が一様あるのか」
千紗都「もしかして敗けちゃうのか?縁妖會最高幹部さん」
千紗都が冷を煽る
冷「幸運の限界を試したいの?」
冷が千紗都の首を折る態勢をとる
千紗都「状況を悪化させたいの?」
冷「何?焼け石に水君」
冷が煽り返す
伊月「まぁまぁ、冷さんもし先輩の首折ったら僕が退屈で寝返っちゃうかもしれないですよ」
伊月が仲裁に入る
冷「変わった遺言ね?自殺願望君
だが、伊月を失う損失がデカい」
冷が千紗都を開放する
伊月「変な空気になっちゃいましたね」
千紗都「仲直りにゲームでもしようぜ」
伊月「今夜の1時ですよ?
それに冷さんはできますか?」
冷「手だけ顕現させるわ」
出来るし、やる気満々だ
千紗都「ほらよコントローラー」
二人にコントローラーを渡す
伊月「何のゲームがあるんですか?」
千紗都「ド〇ポンか桃〇」
伊月「友情破壊ゲームの代名詞じゃないですか!
よくこのラインナップで仲直りでゲームを選びましたね
仲直りのパーティーゲームはマ〇オパーティーが限界ですよ」
千紗都「じゃあマ〇パするか」
伊月「あるんですね」
数時間後
冷「あ!キング〇ンビーなすりつけやがった!」
〇鉄に代わっていた
千紗都「キングボンビーとのデート楽しんでね、お!宝くじ1等でだ」
伊月「やっぱりパーティーゲームでの幸運ってズルくないですか?」
冷「ねぇ伊月、絆を深めるために一時共闘しましょう」
伊月「そうですね」
千紗都「へ!俺の幸運に勝てると思うなよ!
例え縁妖會最高幹部でも高校生最強の格闘家でも
ゲームにおいては有象無象なんだよ!
夢幻でも連れて来るんだな!」
翌日
千紗都「ん…寝てた…」
時計を見る
7時30分
周りを見回す
冷は椅子で寝て…伊月はどこだ?
帰ったか
ガチャ!
玄関ドアが開く音がした
冷「んあ…?」
冷が音で目覚める
千紗都「…伊月か…てか伊月じゃなかったら困る」
足音の主がリビングに近づきドアを開ける
伊月「あぁ起きてましたか」
正体は伊月だった
千紗都「なんだその袋」
伊月「朝ごはんですよ
先輩と冷さんの分ありますよ
食べますか?」
千紗都「やった~食べる~」
冷「霊力回復の為にも栄養を取るわ」
伊月「キッチン借りますね」
千紗都「コンビニ飯じゃないのか?」
伊月「違いますよ
冷蔵庫の中を見てないですけど、どうせ調味料だけで卵すらないんでしょう?」
千紗都「正解」
伊月「…調味料も賞味期限切れてなせんよね」
千紗都「多分ダイジョブだろ」
伊月「………」
伊月が疑いの目を向ける
千紗都「本当に大丈夫だから!」
伊月「分かりましたよ
嫌いなものやアレルギーは?」
千紗都「ゴキブリとか」
伊月「入れねぇよ
冷さんは?」
冷「ないわ」
伊月「分かりました」
15分後
伊月「出来ました」
白飯、鮭、卵焼き、みそ汁、漬物
ザ・日本の朝ごはんって感じだ
冷「おお!おいしそう!」
伊月「じゃあ食いましょう」
千紗都「ありがと、お母さん」
伊月「殴りますよ」
千紗都「普通の人だったら良いんだけど
お前は洒落にならないんだよな」
伊月「洒落たパンチですよ?」
千紗都「そういうことじゃない」
三人とも食べ終わる
現在8時5分
冷「あなた達学校は?」
伊月「今日祝日ですよ?」
千紗都「あぁそうなんだ」
千紗都は今日が祝日と知らなかったらしい
伊月「次の日休みじゃなきゃ泊まり何て許されないですよ」
千紗都「そういうもんなんだな」
伊月「じゃあ洗い物しちゃいますね」
千紗都「ありがと」




