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縁妖會最高幹部会議其の二

雁夜「馬鹿かテメェ!!?仲間になってくれる人間の異能力者は貴重なんだぞ!」

雁夜は声を荒げながら焦る

凛「人間界にすぐに戻すわ」

雁夜とは対称的に冷静に物事を対処しようとする

冷「いや、多分大丈夫よ」

雁夜「何が大丈夫だ!お前ソイツの守護霊代理だろ!早く行け!」

凛「…もしかして異能力が関係してる?」

冷「流石だね凛、どこぞのチビ馬鹿とは大違いだ」

雁夜「殺す!」

遂にブチギレる

だが笑みは絶やさない

雁夜が接近戦を仕掛ける

だが冷は動かない

凛「呪術『|呪ノ鎖』」

が鎖に捕えられ地面に倒れる

雁夜「クソ!」

雁夜が体に巻き付いた鎖を壊そうとする

凛「壊れないでしょ

この鎖の強度は術者の妖力の量に比例するんだ」

雁夜「じゃあ早く解け!」

その言葉を聞き破壊を諦める

凛「雁夜ちゃんが冷静になったらね」

雁夜がその場で解くために藻掻く

冷「うわ~ひっくり返った虫みたいな動き~」

雁夜「凛解け!!!殺す!!!」

声を荒げさっきより激しく藻掻く

凛「冷ちゃんも…そろそろ怒るよ」

凛が妖力を全開にする

冷「流石は縁妖會最大の妖力

凄まじいね」

凛とは正直殺り合いたくない…

勝てるけど五体満足とはいかないし

一番ダルいのは敗ける事を分かってるから最大限の嫌がらせに徹して来る事ね…

冷「面倒は嫌~い」

凛「先に言うことがあるでしょ?」

冷「ごめんなさ~い」

その言葉を聞き凛がオーラを通常通りに戻す

凛「雁夜ちゃんも冷静になれる?」

雁夜「…ッケ!分かったから解け」

鎖を解く

全員席に戻る

凛「それで、その人間の異能力は?」

冷「不運と幸運の天秤(ラッキートリガー)

能力は不運が起こる代わりに相応もしくはそれ以上の幸運が降り注ぐ

まぁつまり幸運だから大丈夫でしょ」

雁夜「幸運…それって強いのか?」

冷「確かに戦闘向きの能力とは言えないわね

でも、何が起こるか分からない事が強みね」

凛「でも何が起こるか分からないなら悪い事が起こる可能性もあるよね」

冷「そうね…でもそれすらも幸運でねじ伏せてるって感じね」

雁夜「結局運だけの奴か」

凛「…ねぇ結局は不運が起こるのよね」

冷「そうだね」

凛「今不運が来てる可能性もあるよね」

雁夜「確かに!ヤバいじゃん」

冷「そこも大丈夫、今守護霊代理が勝手にどっか行くっていう強力な不運が起きてるから後は上がる一方よ」

冷が笑顔で答える

雁夜「最低だよお前!」

凛「理にはかなってるけど…」

冷「ね」

雁夜「『ね』じゃねえよ」

凛「もうこの件については一体置いとこう

他に情報はある?」

雁夜「私はもう無い」

冷「そいえばさっき話題に出た怪異と一週間後に喧嘩してくるね」

雁夜「何で重要な情報を後回しにすんだ?」

雁夜のイライラゲージが上がる

凛「場所は?」

冷「覚えてない」

笑いながら答える

雁夜「どうせ埼玉県だろ」

雁夜が当てる

冷「新座って埼玉?」

雁夜「新座!?…あそこか…埼玉だ」

雁夜がなぜか驚く

凛「武蔵辺りだよね」

※平安時代では埼玉の場所は武蔵という地名

冷「何で分かるの!?」

雁夜「前に言っただろ

怪異の観測が一番多いのは関東、その中でも埼玉が一番多いんだよ」

凛「埼玉で怪異が発生してるのか、埼玉に何かあるのか…結局分かった?」

雁夜「分からん…東京に近くて東京より落ち着いた場所が都合が良いってだけって説が有力だな」

凛「なるほどね」

冷「ねぇ雁夜は何で新座で驚いた?」

冷が鋭い眼光で質問する

雁夜「新座には柏本伊月って人間がいるの」

………………なんか聞いたことあるな

雁夜「そいつは…」

冷「最強の格闘家でしょ」

雁夜「流石にお前でも知ってるのか」

冷「会って話したからね」

雁夜「………………はぁ?」

凛「不用意に姿を明かすなって言われた事忘れたの?」

冷「大丈夫、味方にしたからね」

雁夜「はぁ!?」

凛「それって大丈夫?最強の格闘家って言っても対人間の話でしょ」

冷「大丈夫私が補償する」

凛「すごい自信ね、何かあるの?」

冷「アイツは強いわ、確実にね」

凛「何で言い切れるの?」

冷「まだ確証はないけど

きっと大丈夫よ、私を信じなさい」

凛「…はぁ、何言っても無駄ね」

凛が呆れる

雁夜「なぁ強いのは分かったが人間性はどうだった?」

冷「実力主義者の私に言う?」

凛「雁夜ちゃんが身辺調査した方が早そうだね」

雁夜「ッチ!じゃあどうやって知り合った?」

冷「伊月は千紗都の後輩で怪異と対峙してる所見られた」

雁夜「お前クソ危なかったな!マジで柏本でよかったな」

凛「もしかしたらその人間の異能力かもね」

雁夜「幸運か…存外便利だな」

そんな話をしてる時に一人部屋に入ってきた

???「なぁ凛、宝玉出ねえから手伝…話し中だった?」

3DSを片手に部屋に入ったのは

縁妖會會長大嶽丸

見た目は190cmの少し筋肉質の二本角を額から生やした鬼

顔はアイドル級のイケメン

冷、凛、雁夜「お疲れ様です」

三人同時に立ち上がりその者に向けて頭を下げる

凛「現在は幹部会議の最中なので少々お待ちいただけますか?」

大嶽丸「あぁ悪いな出るわ

…来たついでにアレもらうわ」

そう言い雁夜に近づく

雁夜「こちらが最新作のゲームと最新の漫画、小説です」

紙袋を手渡す

大嶽丸「ありがとう

これ結構面白いんだよな」

紙袋を片手に部屋を出る

凛「予定ができちゃった」

冷「もう話すことなさそうだしちょうどいいんじゃない?」

雁夜「そうだな」

凛「じゃあ送っちゃうね

雁夜ちゃんはいつも通りとして、冷ちゃんはどこがいい?」

冷「千紗都が何処に居るか分かるからどこでもいいよ」

凛「じゃあ武蔵に送るね」

冷「ん」

凛「じゃあまた今度ね二人とも」

雁夜「おう」

冷「ええ」

凛「魔法『転移』」

冷と雁夜の足元に魔法陣が出現する

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