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かんぱーい!


「かんぱーい!」


私たちはダンジョン攻略を終え、

宿で晩ごはんを食べていた。



「楽しかったね〜」


「いやあ、大冒険だった!」


「私もなんだかわくわくしたわ〜」



坂上家はお互いを讃えあいながら晩ごはんを楽しく食べていた。


すると、宿の扉が開き、ひとりの男性が入ってきた。



「あ、さっきの!」


「おお!探してたんだ!

 あんたらが戻ってきてるって聞いてな」


「お怪我はもう大丈夫ですか?」


「おかげさまでもうピンピンだよ。

 あんたらにこれを渡そうと思ってな」



男性は懐から何かを取り出した。

それは、一枚の紙だった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ダンジョン攻略情報


『ダンジョンLv.35 足元に御用心』


基本落とし穴系のトラップが仕掛けられているが、

たまに上から槍が降ってくるトラップが混ざっている



『ダンジョンLv.28 炎舞の部屋』


炎が至る所から、隙間を埋めるように吹き出している。

炎属性耐性の防具を全身に身につけていないとクリアどころか入り口から入ることも出来ない。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



それは、ダンジョンの情報が記されたメモだった。

ダンジョン内の簡単な地図も示されている。



「あんたら、ダンジョン制覇目指してるんだろ?」


「んな、なんでそれを...」



「宿で話してるのを聞いたって、噂になってたよ。

 この村は狭いし、面白い話題がないからな」


それに、と男性は話を続ける。



「それに、この時代にダンジョン制覇目指すなんて、よっぽどの変人か、酔狂な人間しかいないんだよ」


「そ、そういうもん?」



「だってなあ、死に物狂いでダンジョンクリアしたって紙ぺら一枚しか貰えないんだぞ?


 まあ王国騎士団なんかは、国力を示す為に攻略を進めてるとも聞くけどなあ」



「はえー」



「あちこち移動するのも金がかかるしな。

 あんたらは何で制覇を目指してるんだ?」



「た、、たのしいから?」


「面白そうだからね〜(にこにこ)」


「冒険は男のロマンだ!」



「えええ.....」



なんだか顔がひきつっている。



「ま、まあ、あんたららしいかもな」



男性は苦笑いしながら言った。



「でも流石のあんたらでも、残り二つのダンジョンをクリアするのは難しいだろうよ。


なんてったって『炎舞の部屋』は耐炎魔法の防具がないと攻略不可能なんだが、

それをパーティーの人数分揃えるのがまず難儀なんだ。


それに『足元に御用心』は.....」



な、長い。


ダンジョンの事になると話が止まらないようである。



けれども私たちはなにしろ素直なので、男性の話を素直によく聞いた。



男性が熱心に教えてくれたのが功を奏したのか、


わずか数日後、二つのダンジョンをサクッとクリアして、男性を驚かせてしまうのであった。



「は、はやすぎだろー!!!!」


「えへへ」


こういう時ははにかむしかない。


笑って誤魔化す坂上家の私たち。


何はともあれ、なんやかんやあったものの、無事に私達はこの村周辺のダンジョンをクリアすることに成功したのであった。

ここまでお読みいただきありがとうございます!


次話で第二章終わりにしようかなと考えております。


これからも坂上家の旅は続きますので、お付き合い頂けたら嬉しいです!



もしよかったら、

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