家族で特訓③
特訓を再開した私たち。
私の魔法制御もなんとか形になってきたおかげで、地面を全く傷つけずに丸太に火球を当てられるようになってきた。
「よし、これなら!」
もう少し練習を重ねる必要はあったが、ものの1、2時間で劇的な進歩である。
ひとまず魔法制御の練習はここで一区切りにして、私は新たなモンスター対策を練ることにした。
私の周囲を囲むように、丸太がずらりと並んでいる。
私は新たな魔法を試そうとしていた。
「ループ!」
私がそう唱えると、丸太の周りに光の縄が現れた後、丸太をぎゅっと縛りつけた。
丸太の間隔によっては1つの輪に2〜3個の丸太を含めることもできた。
一度に発動できる光の輪は4、5個。
もっとたくさん出せなくはないのだが、私のぽんこつな情報処理能力ではそのくらいが限界なのである。
光の輪で標的を縛りつけた後、追加でスキルを発動することもできるので、私は周囲の丸太を数秒で一気に全て縛りつけることに成功した。
「よし!」
これなら大量のゴブリンに再び囲まれても対処できそうだ。
『ループ』は名称の文字数が少ないこともメリットのひとつだった。
例えば『ファイヤーボール』より『ループ』の方が発語にかかる時間は短い。
なので、より素早く魔法を連投できると予測された。
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とりあえず、モンスター対策はこの辺りにして、トラップ対策に移ろう。
父と母は一生懸命剣を振るい、弓矢を放っていた。
前の世界にいた頃よりも体が自由自在に動くようになったらしく、
楽しそうに動きまわっていた。
.......なぜだ。
なぜ私の運動神経はぽんこつのままなのだー!!!
地団駄を踏むわたし。
そんなことをしても私の運動神経がぽんこつなことには変わりはない。
「ふう」
とりあえず形式的に落ち着いた感を出したところで、
トラップ対策に移ることにした。
そうして、考えついた魔法がこちら。
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『サーチ』
→自分の周囲1kmにある指定したものを探す
『ちょっと浮く』
→選択した人物、物をちょっと浮かせる
『テレポート』
→自分が一度行った場所に移動する
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よし、じゃあ作ったスキルを色々試してみようかな!
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