第十一「大罪使徒の本当の力」
ダラケ「あぁ・・・こんなに怒るの久しぶりだ・・・怒るのは一番ダルいんだよ・・・だからさっさと消えて貰うよ」とダラケは、ウイルスを重力で自分の所に引き寄せ生えている右腕でウイルスの顔面に向けて殴る
ダラケ「皆は、あの黒いモンスターの相手をしていててくれ」とそのお願いに俺は「分かった」と言ってその場から離れ黒いモンスターを相手にした
ウイルスは、吹き飛び「ギィヤァァァァ!?」と悲鳴を上げる
ダラケ「煩い・・・黙れ」とダラケはウイルスを重力で壁や木、地面にあちこちにぶつける
ウイルスの体は変な方向に曲がりに曲がっていた
ウイルス「あっ・・・あっ・・・」とまだ息があるみたいで体をピクピクと動いていた
ウイルス「ゆる・・・さ・・・ない!!」と「メキメキッ」と音を立てウイルスの体は治っていく
ダラケ「あ〜そうそう・・・俺もアンタと同じ『病』なんだ」とそれを言ったと同時にウイルスの目から大量の血のような黒い液体が出る
ウイルス「何?これ?血?私の?なんで?」とウイルスが疑問に思っているとダラケが「お前を殴る時ちっとばかし俺の『病』を入れさせてもらった」
ウイルス「なるほどね・・・でも、貴方のその黒い粉・・・仲間にかかっても平気なのかしら?」と煽るように聞くウイルスにダラケは「フッ」と鼻で笑い「仲間には掛からねぇよ・・・だって、俺の怠惰の力は『集中狙い』だから、仲間に俺の病は移らねぇよ
俺の病は、心の病共にこの『怠惰』によって治っちまったんだから
まぁ、安心しろお前の中で育った俺の『子ども』は、ちゃんと育ててやるからよ」
ウイルス「何を言って・・・」と戸惑っているとウイルスの腹の中から赤ちゃんのような手がいきなり出て来て「ぐぁぁぁぁ!?」とウイルスの悲痛な叫びが響く
ウイルス「いだい!いだいいだい!助けて!苦しいよ!」とそれを無視するようにウイルスの腹の中から何かが出てくる
出てきたのは、黒い腕が背中に生えた女の子の赤ん坊が出てきた
ウイルスは、まだ息はあるようだが立てるように見えなかった
ダラケ「よしよし・・・良い子だなぁ・・・」とダラケは赤ん坊を優しく抱き抱える
デント「これでは、きりがない!」と黒いモンスターは減るどころか増々、増えていくばかり
ブラス「マゴス!もうアレを使っていいかぁ!」とブラスの大声にマゴスは「はぁ〜」と溜め息をし「殺っちまえ!ブラス!」と許可をする
ブラス「おっしゃ!やったる!」とブラスは黒いモンスターを殴り爆発させる
ジールライ「馬鹿!そんな事をしたら!」とブラスを止めようとした時マゴスな「あいつなら大丈夫だ・・・よく見ろ」と飛び散った黒いモンスターの破片を指差すとその黒いモンスターは燃えていた
マゴス「ブラスの『憤怒』の力は『不滅炎』消えない炎だ・・・相手を燃やし尽くすまで燃える永遠の炎だ」
ジールライ「次からは、ブラスを怒らせないようにしよう」とそう誓うそしてあの炎をみて焼き土下座を思い出し「焼き土下座の時、ブラスの火の奴だったらやばいな・・・」とそう考える
ジールライ「じゃ、そいつらの相手はブラスに任せてもいいか!」とブラスに聞くとブラスが「任せろ!」と頼もしい声が響いた
そして、俺はハチの近くに寄りハチの容態を確認した
ハチは苦しそうにしているが、外見は変わってなかった
ハチは、苦しそうな顔を浮かべながら立ち上がる
ジールライ「ハチ!今は、休め!」とハチを止めようとしたが「大丈夫」と苦しそうな笑顔を見せられ俺は止めることが出来なかった
ハチ「はぁ・・・はぁ・・・すっげぇ事になってるな・・・」と私は、ウイルスの無残な姿を見つめているとウイルスは驚いたような声で「なんで・・・貴方は・・・無事・・・なの?」とその疑問に私は「知らねぇよ」と言って剣を取り出す
ウイルス「嫌だ・・・嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!消えたくない!まだ)友達を沢山作ってない!」とまるで幼い子どもの様に私に助けを求める目を向ける
ハチ「悪いが、俺の中に入ってくれ」と言って私は、剣と再びつながった感覚がしその剣をウイルスに向って振るった
剣は獣のような大きな口となりウイルスを食らうその直前ウイルスは何かを悟ったかのように「狂気?」とその言葉と同時に私はウイルスを食らった
ハチ「アガァ!?ガァァァァァァ!!」と次はハチの手が黒くシミの様な物が広がるようにハチを包み込もうとする
ジールライ「全員!警戒態勢!急げぇ!」と全員に警戒態勢の指示を出す
全員警戒態勢に入りハチの様子を見ている事しかできなかった
そして、ハチの症状はいつも通り治り暫く寝込んだ
俺は、共話石で皆に連絡をしようとするがなかなか繋がらなかった
ハンリチーム
ペイン「マグさん!目を覚ましてください!俺達は仲間ですよ!」
ハッキング「無駄無駄・・・彼は、もう僕の意のままに操れるただの『お人形』だよ」と余裕の表情を見せながら、黒い板のような物を触り続ける
ペイン「アレで、マグさんを操ってるみたいです!皆さん!ハッキングのあの黒い板を狙ってください!」と俺は全員にそう指示を出したが、全員の攻撃は届く事はなかった
まるで、見えない布?か何かで防がれたかの様な感触だった
ハッキング「まったく、無駄だって事分からないかな〜?」と呆れたような顔をして余裕の表情を見せる
俺達は、まずマグを止めようと考えマグと戦闘になる
マグの夢の中で俺達は、手足が出ずいとも簡単に拘束されてしまう
ハッキング「さてと、誰から『お人形』にしてやろうかな〜」とのんびりと俺達を見定める様に見てくる
ハッキング「よし、決めた!まずは、そこの狼姉弟からにしよう」とゆっくりと青い糸のような物がハッキングの手から現れる
ルウ「私から先にしなさい!弟に手出すんじゃない!」と鋭い眼光でハッキングを睨みつける
ハッキング「へぇ・・・君なかなか、いい目をしてるね・・・気に入ったまずは、君から操らせてもらうとしよう」と青い糸のような物は、ルウの胸に刺さりそして「アガァ!?」と苦痛に歪むルウの顔
俺は、ただそれをじっと見つめる事しかできなかった
ハッキング「これでよし・・・さてと」とルウを拘束していた物を外し「次は〜」とペルウの方を見て「君だ」と指差し再び青い糸でペルウに向けて放つが、俺達はその瞬間目を疑ってしまった
なぜなら、成長したマグさんがそこにいたからである
マグ?「取り乱した・・・もう大丈夫だよ・・・皆」と大人びたマグさんは、刀で青い糸を切った
ハッキング「バッ馬鹿な!?貴様は、僕が完全に『洗脳』したはず!」とハッキングは自分の近くにおいていたマグに目を向けるとそこには、未だに操られているマグがいてハッキングは「なんで二人も・・・」と驚いていた
マグ?「さ〜て・・・僕は何者なんでしょうか?もしかしたら、君の都合の悪い『夢』かも知れないよ?」とケタケタと余裕の表情で笑う
ハッキング「まだだ!僕には、2体のお人形がいるからね!」とマグとルウを夢の方に仕掛けさせようとするがルウは夢に攻撃せずハッキングの方を攻撃した
ハッキング「嘘だ!嘘だ嘘だ嘘だ!こんなことは、有り得ない!
なんでお前は『歯車』を洗脳筈なのになんで僕の命令を無視できる!」とルウに質問を投げるがルウは返事を返さなかった
ハッキング「クソッ!こうなったら!」と手のひらサイズの黒い板を耳につけ「『異常』!助けてくれ!」と仲間に応援を求めたがハッキングの表情は更に一層焦っているような表情を見せた
ハッキング「おい!ウイルス!そっちで何が起きてる!無事なのか!」と心配する様な声もしたが、黒い板から何か言葉を発した後ハッキングは、黒い板を落とす
ハッキング「・・・良くやったよ・・・『異常』は・・・だから、こっちも本気でやらせてもらう!」とマグの力で俺達の分身を作り出す
夢「そう来るならこっちも!」と剣を一直線に横に振りそして、俺達を縛っていた拘束を外す
夢「大罪使徒『色欲』の『幻創』得とかご覧あれ!」と俺達は、分身と戦う事になった
スペックは分身の方が上で、前ほどでは無いが苦戦していた
ハッキング「お前達は、ここでGAMEOVERなんだよ!」と俺達は徐々に押されていったが夢の余裕の表情は崩れなかった「おいおい・・・僕達にそんなに注目してていいのかな?
僕らよりもヤバイ子が、君を狙ってるよ?」とハッキングの後ろを指差す
ハッキング「なに!?」とハッキングは後ろを向くとそこにいたのは、誰もおらずハッキングは騙されたと思い「調子に乗るなよ!」と夢の方を向き直ると目の前に大きな口が出現していた
ハッキングはそれに反応に遅れ「しまった!?」と驚き横に回避するが、体の2/3が食われる
ハッキング「いつの間に・・・こいつは、さっきまで分身と・・・戦っていたはず・・・」と大きな瞳を見つめるようにハンリを見る
夢「僕の『幻創』は、夢であろうと現実であろうと全て『現実』に変えることができる力さ
だから、僕のこの力を使って本物のハンリを隠し偽物のハンリを分身と戦わせていたのさ」




