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一つの世界  作者: ライジール
第肆章 もう一つの世界 後半
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第九「手掛かり」

異常バグ』の襲撃から5日経った

ジールライ「あ〜くっそ・・・他の『異常やつら』の情報が出てこねぇ・・・」と現在俺とハチは、敵の対策に考え込んでいてマゴス達は外で異常やつらを探し、ペイン達は町で情報収集をしていた

ハチ「そればかりは、仕方ない」とおれは少し諦めかけてる時、一つだけ案が思いついたので他の皆を集めるようジールライに頼んだ

ジールライは『共話石』を使い全員集合する様指示をし全員『時空石』を使ってここにワープする

『共話石』は皆と遠く離れていても会話を可能にする魔導石であり『時空石』は行ったところのある場所をイメージしてワープする魔導石の事

ブラス「何か思いついた事でもあるのか?」と全員席に着いたあとブラスが開口に聞き始めた

ハチ「まぁ、そんな所

皆に一つ聞きたいことがあるんだが、君達が遭遇した場所を教えてくれないか?

勿論虫バグの事も含めて」とお願いすると全員コクリと頷き「分かった」と言う

デスボネ「俺が話した事はもういいのか?」と聞くとハチは「再確認も含めてそれもお願い」

デスボネ「そんじゃ、俺からまた話すぜ!

まぁ、さっき言った所はすっ飛ばして俺が見たのは森の中だったな」

ハチ「その森はどんな森って言われてたか知ってる?」

デスボネ「あぁ、知ってるも何も俺が住んでた森だから人間がたまに言ってたしな

たしか『サラワレの森』って言われてたな」

マゴス「次は俺だな・・・遭遇したのは『異常ウィルス』で出会った場所はとある村の近くだな

そんで、村の名前は『恵み村』って言われてた」

ブラス「なんだ?てめぇも村の守護でもしてたのか?」と少し嬉しそうな顔をしてマゴスに聞くとマゴスは「守護してるわけじゃない!俺はうるさくするモンスターやちょっと余分に取っちまった肉を村の奴らに渡してるだけだ」

ブラス「照れやがって〜このこの〜♪」とマゴスの頭を掴んでグリグリする

マゴス「痛え!からやめてくれ!そんでダラケの圧がすげえから!」とブラスは、ダラケの方を見るがダラケは顔を伏せて寝ていた

ブラス「寝てるじゃん・・・マゴス・・・嘘はつかないほうがいいぞ?」と二人が少し遊んでいるところにおれは「はいはい!遊びはそこまで、ブラス!お前が遭遇した奴と村の名前教えてくれ」と頼んだ

ブラス「分かった、私が遭遇したのは『異常ハッキング』で、村の名前は『雫村』だ

異常あいつ』は、俺が守ってきた村を・・・村人を・・・」と手を強く握り粘液が垂れていた

ハチ「分かった、辛かったよな?もう話さなくてもいい!」

ブラス「いや、これだけ伝えて置かねぇといけねぇ

異常ハッキング』の奴の魔法は他者をコントロールする事だ

俺は村人を盾にされて、俺は逃げるしかなかった・・・」と悔しそうな顔をする

マグ「僕は、夢の中で彷徨ってる時最初は一つだけおかしな動きをする夢があったからそっちに向おうとしたら、まるで病気が移ったかのように他の夢に少しずつ少しずつおかしくなっていったよ!

多分アレは『異常バグ』だったと思う」

ジーク「僕は、皆に、教えて、貰った、ダケ」

ハンリ「私?私は〜特に〜会わなかったよ〜?」

ダラケ「そんじゃ、最後に俺か・・・俺が遭遇したのは『異常ウィルス』だな・・・

場所は『呪われた洞窟』って言われてる」

ハチ「分かった、それじゃ2チームに分かれてそれぞれ捜索を開始しようと考えている」

ジールライ「ハチ、2チームに分けるのはなぜだ?」

ハチ「『異常やつら』を倒すことができるのが俺とハンリの魔法だと思ったからだ」

ジールライ「確かにそうだな・・・それなら確かに2チームに分かれて捜索するのがベストだな」と俺はハチの案に賛成する

ハチ「それに、一度出現してる場所を調べれば何かしらの情報が手に入ると思うし、全員不自然な物やおかしい気配、違和感を感じたらわたしに言ってくれ」と指示をすると全員「分かった」と了承してくれた

ハチ「それじゃ、チーム分けするぞ!」とおれはくじ引きを出す

全員何か分からなず「何これ?」と聞いて来た

ハチ「これは、わたしの前世でもあった簡単にチーム分けをする事ができる方法だ

全員くじを一本引け!あ、ハンリとわたしは、引かないから」とおれとハンリ以外はくじを引き結果は、こうなった

ハチチーム「ブラス、ダラケ、マゴス、デスボネ、カタハ、デント、ジールライ」

ハンリチーム「マグ、ジーク、ペイン、アルノ、アーチ、ペルウ、ルウ」とこんな感じに分かれた

ハチ「よし、全員別れたな?そんじゃ次は、チームで何処に行くか決めるぞ〜

わたし達チームは『サラワレの森』と『恵み村』に行く

ハンリチームには、マグがいるから『雫村』とマグの魔法で夢の中も捜索をお願いする」

そうして、おれ達は分かれて捜索を開始した


ハチチーム


ブラス「ここが、デスボネが言ってた『サラワレの森』か・・・」

デスボネ「あぁ、そうだが、昔と今じゃガラリと変わっちまってやがるよ・・・」と所々にシミの様にこびりついた黒いシミが木の所々に着いていた

ジールライ「ハチ、何か感じたりしないか?」と俺はハチに聞くとハチは首を横に振り「何も感じないよ」と答えた

ジールライ「ハズレかよ・・・手掛かりがないかそれも調べてみよう」と俺達は周辺を捜索する

おれは、気についている黒いシミのついた部分を剥がしそれをじっと見つめた

ハチ「なんだろう・・・とても・・・美味そうだな・・・」とそう思った


一方ハンリチームは・・・


ジーク「これは、酷い」

ペイン「酷いって言うレベルのもんじゃないと思いますよ・・・」

アルノ「あの黒い影のモンスターって・・・」

マグ「それで、あってると思うよ・・・多分元人間だったんじゃないかな?」と俺達は、黒いモンスターに荒らされている村を見ていた

なぜ、黒いモンスターが人だと判断したかと言うと所々に人らしき部位が残っている個体が数体いたからだ

アルノ「なんで、何があってこんな事に・・・」とアルノの表情はとても辛そうに見えた

アーチ「ひとまず、撤退しとくか?」

マグ「いや、ここは退治したほうがいい

確実に僕らに邪魔しに来ると思うから」と戦闘態勢に入る

ペイン「分かった・・・指示は俺に任せてくれないか?」と俺がお願いすると「了解」とあっさりとマグは了承してくれた

ペルウ「ねぇ、ハンリの魔法で食らっちゃえば良くないか?」とペルウのその一言に全員「あっ」と気づき俺はハンリに聞くとハンリは「行けるよ」とグッドサインをする

ペイン「それじゃあ・・・いや、待て」と俺は一つ大事なことに気づく

ペイン「ハンリ・・・敵だけ綺麗に食べる事って・・・出来たりする?」と聞くとハンリは「それは、無理」と答えられ俺は内心「あっぶねぇ!」と思った

ジーク「なぜ、ハンリ、魔法、ダメだ?」とその疑問に俺は「だってそれだと村ごと『食べる』ってことだろ?

手掛かりとなる物まで食べられると後々不味いことになるかもしれないだろ?」と言って全員納得してくれた

ハンリ「それじゃあ、どうするの?」

ペイン「大丈夫だ!ハンリの魔法は使うつもりだったから

ハンリの魔法を使ってステルスで少しずつ減らしていく作戦だ

ハンリの魔法は、一気に食べようとすると何もかもなくなってしまうが、ちまちまと食べさせれば手掛かりを食べさせずに奴らを倒すことができるって寸法だ!

ハンリ、できるか?」とハンリに聞くとハンリは「それなら出来るけど・・・」と口籠る

ハンリ「隠密の事なら大丈夫だ!アーチの風魔法で音を消すことができるからな!

外の状況は、俺達が見て安全なルートを『共話石』で教える」

アーチ「なるほど!さすがリーダーだ!それでいいか?ハンリ」とアーチはハンリの方を見る

ハンリはグッドサインをし、作戦を開始した

結果はいい方向に向かっていった

地面が所々削れていくが、ハンリは確実にモンスター達を安全に食べて行った

ハンリ「これで全部」とお腹を擦る

ペイン「よし!調査を開始しよう!」とペイン達が村に入っていく

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