第八「風魔法と悪食の道標」
ペイン「ハチに触れたら駄目だ!まずデントの盾をハチと同じぐらいの大きさにして、アーチはハチの身長を超える長い棒を2本探して!」と二人に指示する
二人は、ペインの指示に従い開始する
デント「ペイン!これぐらいの大きさでいいか!」と盾を大きくしたデントはペインに聞くと「もう少し大きめに伸ばしてくれ」と指示する
アーチ「ペイン!見つけてきたぜ!」と長い棒を2本持ってきたアーチにペインはデントの盾を見て「デントそのくらいで良い!」と止め「アーチ!デントの盾の横に棒を置いてカタハの魔法で棒を盾に固定して!」とカタハは言われた通りに固有魔法を使う
ペイン「ハチ!寝心地悪いかもしれないけど、ここに寝転がって」とハチの隣に先程作った担架を置くハチは「分かった」と大人しく担架に寝転がると「ルウ!ペルウ!担架を同時に持ち上げて二人の魔法でハチを運んでくれ!」と二人に指示し、ルウとペルウは担架を持ち「アーチ!安全なルートを見つけてくれ!」とお願いする
アーチは手で何かを弄るような感じで手を動かしそして安全なルートが分かったのか「俺について来い!」と指示し俺達はアーチのあとを着いていくと敵の近くまで来る
アーチ「俺の事絶対に信じてついて来いよ!」とそれを行った途端、アーチは走り出し俺達も走り出した
異常達は、ハチの気配を感知しているのかすぐにここに集まり始めていた
アーチ「一直線に並べ!」とその指示され指示通り俺達は一直線になる
すると細い人二人ぐらいの隙間がある崖に突っ込む
そして、異常達はその先を知らなかったのか狭い隙間を無理矢理にでも入ろうとし突っかかる
アーチ「へへ〜どんなもんだい!」とドヤ顔をするアーチに「凄いな!お前!助かったぜ!」とブラスがアーチを褒めながら背中をバンバン!と叩く
アーチ「イテテテテテ!!それはどうも!痛い!今のうちに速く逃げるぞ!」とアーチが再び先に進もうとするとハンリが突っ掛かってる異常の前に立た
アーチ「ハンリ?どうした?疲れたか?」お心配そうにハンリに近づこうとする
ハンリ「大丈夫、今からこの子達を食べるだけだから」とその言葉に俺はゾクリと嫌な気配がした
そして、ハンリは大きく口を開け閉じた途端前にある細い道が食われたかのように大きな穴が空く
そして、それに突っ掛かってた異常も居なくなっていた
ハンリの口からは「クチャクチャ」と何かを咀嚼してる音がした
アーチ「なるほどね・・・デスボネが、負けた理由なんとなく分かったわ・・・」
デスボネ「いや、流石に俺もここまでとは思っても無かった・・・」と驚いていた
ハンリ「ゲプッ・・・満腹♪満腹♪」とお腹を擦る
ペインは、ハチの確認するとハチの謎の症状も収まっていてホッとしたのかペインは力尽きたかのように倒れた
ハチ「ハンリ腹の調子はどうなんだ?
なにか、体に異変とか無い?痛みとか出てないか?」とハンリの体の心配する
ハンリ「大丈夫、私の『悪食』には毒物や体に悪影響を及ぼす物でも完全に消化することが可能だから大丈夫!」とグッとドヤ顔をしながら親指を立てる
ダラケ「しっかし、アーチどうしてここに狭い通路があるって分かったんだ?
前から何回か来てたのか?」とその疑問にアーチは「風魔法の応用で地理を把握しまんだよ」と答えるが俺とハチ以外は全員分かっていない様子だった
アーチは「はぁ・・・」とため息を出した後説明をした
アーチ「まず、風魔法の基本としての使い方は音を消す『無音』見えない刃の『鎌鼬』そして空を飛び続ける『飛行』などの使い方が基本とされている
そして、風は空気が無ければ作り出すことも出す事も無理だ
俺が出してるこの『声』もそう、全部『空気』が関係してる」とこの間理解していないものがいた
デント、アルノ、ブラス、マゴス、ハンリが出来なかった
アーチ「まぁ、簡単に言えば空気は水と似たような物って事」とその説明に5人共「なるほど」と言う顔をしてアーチは説明を続けた
アーチ「そんで、俺はその空気で地形の形を頭でイメージしたってわけ!」
マゴス「待て待て!地形を頭でイメージしてってお前いくらなんでもそれは無理だろ!」とマゴスはその問いに異議を唱えるとアーチは「それができるだなぁ〜」と余裕そうな顔をする
アーチ「まず、風が通った道を俺の体に体感で感じ取ればいいんだよ」とその説明に俺とハチ以外はまた意味がわからない顔をする
アーチ「まぁ、説明は難しいんだけどよ
簡単に言えば、俺が出した風の通った道は俺の手のひらで感じるようにしてるんだよ」
ダラケ「それは、凄いな・・・てかそれで、俺達の居場所が分かったのか?」
アーチ「残念ながらこれは、ただ地形を把握するだけの魔法で探知には向いてないんだよ
周囲限定でなら探知は出来るが、動くもの限定だな
物が動いたとき俺の全身でいま敵がどこにいるかを探ることぐらいしか無理だ」
ジールライ「いや、凄すぎるわ!お前知識とかは兎も角、風魔法でそこまで使いこなす奴はほとんど居ないぞ!
ペイン達も戦闘能力はピカイチなのにFランクの依頼の薬草採取これが出来るように努力をしろ!」
アーチ「それが、このポンコツ達と来たら学ぼうともしないんですよ」とペイン達を親指で差すとペイン達は「だって、面倒くさいもん」と明らかに嫌そうな顔をする
ジールライ「お前らは、冒険者を舐め取るのかぁ!」とアーチ以外ペイン達をげんこつを食らわせた
ダラケ「お前、よくアイツラから離れ様としなかったな・・・」とダラケがアーチに疑問に聞くと「確かにあいつらは欠点が多いが、それは仲間同士で補えばいい
足りない部分は、俺がやれば良い逆に俺にできない事は、アイツラになら出来る
そうやって弱点を無くすそれが、仲間だろ?」というとダラケは納得したような顔をして「つまりほっとけないんだな」と言う
アーチ「ありゃ、バレちまったか!」と恥ずかしそうに頭を掻く
ダラケ「まぁ、俺もあんたと似たようなもんだしな・・・あいつらを支えてやらないとってつい思っちまう」
アーチ「それは同感だな」と二人は拳を合わせた
ダラケ「そういえば、どうやって俺達の基地を見つける事が出来たんだ?」とその疑問に「ハチの嗅覚のお陰だな」
ダラケ「お前もだけど、ハチも万能すぎないか?
探知と索敵、追跡コンプリートしてるだろそれ!」と言われアーチは「ん?あぁ、言われてみればそうだな・・・」と納得した
アーチ「まぁ、戦闘能力に関してはサポート程度しか出来ないけどな・・・」
ダラケ「それだけ出来たら誰も文句言わねぇだろ」とそんな感じの雑談をしていた
ジールライ「ハチ体の調子はどうだ?」と俺は少し気になる事が出来たのでハチの調子も兼ねて様子を聞くと「少し変な感じがする」とハチは言った
ジールライ「ステータスを見てもいいか?」とハチに聞くとハチはコクリと頷きステータスを見せてくれる
ハチ『ERROR』♀?
LV9999状態異常「ERROR」
体99 攻19620 防BUG 速18680 技17990
魔法ERROR
ジールライ「やっぱりな・・・ハチのステータスが変化してる・・・ハチと『異常』となにか深く関わってるみたいだな・・・」
ハチ「俺もそう思う・・・と言うより俺のステータスが変化してるって事はハンリの奴も変化してたりしないか?」
ジールライ「あ〜確かにそれはありそうだな・・・」と俺はハンリに自分のステータスに変化は確認した
ハンリ「問題ない・・・何も変化なし」と親指をぐっと立てる
ハチ「そういえば、デスボネ!」とある事を思い出した私はデスボネを呼んで「なんだ?」とデスボネがやって来る
ハチ「お前のステータスは、ハンリを超えてるって言ってたよな?」と聞くとデスボネは「あぁ・・・そうだが?それがどうかした?」と聞いてくる
ハチ「ならさ、ハンリのステータスの事も知ってるって事になるよな?」と聞くとデスボネはしばらく黙り込み「おう!見たぜ!」と少し間のある返答がきた
ハチ「良ければ、教えてもらっても良いか?」と私はデスボネにお願いするとデスボネは「おう!いいぜ!」とすぐに教えようとした時デスボネの隣の地面が「ガガッ!」と削れた
デスボネは削れた地面を見て「やっぱりなしで・・・」とそそくさと去っていった
ハンリ「あんまり私の事を詮索しないで」と私は注意いや、警告されハンリのステータスの詮索をするのを辞めた




