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一つの世界  作者: ライジール
第肆章 もう一つの世界 後半
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第七「不具合(エラー)」

ジールライ「ハチが『異常やつら』と何か関係してるかも?」

ハチ「あぁ・・・『異常あいつ』を取り込んだ後私おれの記憶みたいな物が出て来たんだ・・・」

ジールライ「それって・・・あの『夢』の事?」と俺達がハチの夢の中に潜った事を聞くとハチは「そうだ」と答えた

だが、ハチらしき人物はあの中で二人いた

仮面をつけた黒髪の女性のどちらかが、ハチだと思い俺は「あの少年との戦いでハチは死んだのか」とハチに聞くとハチは「違う」と答え「おれを殺したのは兄妹じゃない」と答え俺はハチは何処にいたのか分からずハチに「ハチは、何処にいたんだ?」と聞いた

ハチ「おれが、どこにいたか?そうだな・・・体中が痛くて、弟が仮面2人を相手にしていたって所はよく見えていて、その時ジールライが目の前に出て来てなにかを取ろうとした姿が見えたと思ったら、急に光が出てきたんだよな・・・」と俺はあの夢の中でハチは、仮面をつけた黒い影がハチだと分かった

ジールライ「ハチは、前世では男性だったのか?」と聞くと「多分そうだったような・・・」とあやふやな答えが出て来た

ジールライ「取り敢えず、ハチが元気になった所を皆に報告しないとな!」と一旦気持ちを切り替え皆に先に話したことも含めて報告する

カタハ「ハチの前世は、男ってのは納得できるわ・・・だって、ハチ男性に裸を見られても恥ずかしそうにする素振りすらなかったし」

アルノ「ハチちゃんの男の素顔も見たかったな〜」

ペイン「あの少年は、ハチの弟だったんだな・・・強力な魔法を使ってたな!

あんな強い魔法見たことなかったよ!」

デント「あぁ!俺の盾も分厚くしてたんだが、穴が空きそうだった!」

ハチ「あぁ、アレか・・・アレは、有害な光を凝縮して放つ技だ」

ペイン「有害な光?光でも毒とかあったりするのか?」

ハチ「まぁ、毒と言っていいかは分からないが、人体に害を及ぼすのは間違いないな

下手したら死ぬより辛いかもな」と自慢するかのように話しているが俺達は「いや、えげつないな」としか答えられなかった

マゴス「いや、話が逸れてる!今は『異常やつら』を倒す為の情報からズレてるから!」

ペイン「す、すみません・・・ハチの住んでいた世界が気になってつい・・・」と「はぁ〜」とマゴスはため息をした後「本題に戻るぞ」と本題に戻った

ハチ「『異常やつら』は、多分だがおれから生まれたんだと思う」

マグ「まぁ・・・ハチが関わってるのは、なんとなくわかるな・・・『異常バグ』を倒した時だって剣がいきなり生き物の様になったかと思ったら『異常バグ』を飲み込んだしな・・・」

ダラケ「まるで、ハンリの魔法みたいにパクンとな・・・

俺も食われたと思ったんだけど、何故か無事だったんだよな・・・」

ハチ「おれもあの時は、ビックリしたな・・・なにかで繋がったと思ったら急に剣が生き物のような形になって『異常バグ』を食らったんだからな・・・」

ブラス「なぁ、ハチお前の魔法はなんだ?」とブラスが口を挟む

ハチ「思えばおれは『不具合エラー』だな・・・」

ブラス「『不具合エラー』・・・どんなものなんだ?」と質問にハチは「簡単に言えば、不発させたりする」

ダラケ「それじゃ、お前のさっきの剣の事ももそうだが、背中に生えていたアレは何だったんだ?」とハチの背中に生えていた赤黒く白が混じった翼の事を聞くとハチは「それは、おれの中で何かが蠢いて出ようとしてたからだな・・・」

ジールライ「それ、もしかして『異常バグ』の奴が暴れてたからとかか?」と聞くと「まぁ多分、そんなところかな」とハチは答えた

ダラケ「そう言えば、ハチお前ルターとどんな関係なんだ?」と訳のわからない質問をハチに聞いて俺は「何でルターの事をハチに聞くんだ?」と聞くとダラケは「ハチが、ルターの事を知ってたから」とその問いに俺は驚き「ハチ!何か知ってるのか!?」とハチに聞く

ハチ「ちょっ!待て待て!答えるから!そんなに顔を近づけるな!」と言われ俺はハチから離れた

ハチ「おれが、ルターの知ったのは『異常バグ』を食べたからでその時にルターの記憶みたいな物が頭に入って来てな

その時手に入れたルターの記憶は、ルターが暴走した時の記憶程度」と聞いて俺は「そこの所詳しくお願い!」と頼んだ

ハチ「分かった」と了承して話してくれた


ルターは、ジークの死を見て能力を暴走しそして、気がつくと手足がボロボロにあらぬ方向に向いた虫の息のジールライと死んでいるジークがその場に残っていた

ルターは、慌ててジールライを治した後ジークの死体を抱きしめて泣いていた

ルターは、ジークの事が諦めきれず何とか蘇生しようと何度も繰り返しそして、謎のヒビがルターを襲った

ルターを取り込むかの様にそのヒビは、ルターを紫色の糸で襲った

ルターは、死物狂いで抵抗した

その時に発生したのが新たに生み出された謎のモンスターだった

そのモンスター達は、ルターを護る様にヒビに挑んだが、ヒビの力か何かでモンスター達はルターを護るのをやめ、暴走し村を襲った

ルターはそのままヒビに取り込まれた


ジールライ「その話を聞いて納得できた・・・」

ダラケ「なるほど・・・そんで、最後の悪足掻きにこの称号を与えたってわけね・・・」

ハチ「そんな感じはするが、あのヒビおれの『不具合エラー』に似てる気がするんだよな・・・」

ジールライ「そのヒビもハチが深く関わってそうだな・・・」

ハチ「まぁ、それしか考えられないよなぁ・・・」

ペイン「あの〜一つ質問良いですか?」とゆっくりと手を上げて何か聞こうとしてるペインにマゴスは「いいぞ?」と答えた

ペイン「ありがとう御座います

では、貴方達モンスターの種族を確認してもいいですか?」とその質問にマゴス達は了承したただ一名を除いて

その一名は、ハンリだった

デスボネ「ハンリは、何故か自分のステータスを見せようとしない

無理矢理にでも見せようとすると、カブり・・・だ」

ペイン「それでは、ハンリ以外の種族を教えて下さい」とお願いをしてハンリ以外の全員の種族が分かった

ブラス  『ボラムブラス』

ダラケ  『ダバイオラケ』

マグ   『ドリーグル』

マゴス  『マグ・ダラゴス』

ジーク  『ゾンビ』

デスボネ 『ササヤキ』

ジールライ「ジークやっぱりモンスターになってしまってたんだな・・・」と少し悲しそうな表情をするジールライにジークは「大丈夫、問題ない」と慰めるように答えた

ジールライ「ありがとう・・・ルターを取り返そうな・・・」

ジーク「当たり前だ」と俺達は拳を合わせる

ハチ「水を差す用で悪いが『異常バグ』について少し話がある」と少し悩んでいるような素振りを見せ俺は「そいつがどうした?」と聞く

ハチ「『異常バグ』の気配が増えてるんだよ」とその言葉に俺は理解出来なかった

マゴス「まて・・・何故『異常バグ』の気配だと分かるんだ?」と少し焦り気味に聞く

ハチ「バグを食ったせいかは、分からないが『異常バグ』の気配が分かる

そして、悪い事に囲むようにここに集まってきてる」とその言葉に俺達は戦闘体制に入った

ハチは、頭を抑え何かに悶えていた

そして、ハチの目から涙とまた違った紫色のヒビが出て広がるようにハチの体の周りをヒビが駆け回りそして、そのヒビから黒い霧が出て来ていた

ペイン「ハチ!」とペインは真っ先にハチに駆け寄りハチに触れる

すると何かに弾かれたかのようにペインは、吹き飛んだ

ペイン「うわぁ!いっ!何が起きた・・・」とヨロヨロと立上がる

ハチ「俺の中にいる・・・『異常バグ』が、他の『異常バグ』と共鳴しあっている!

ここからすぐ逃げろ!狙いはおれだ!」と俺達に逃げろと言ってペイン達は「嫌だ!」と断る

ペイン「仲間を置いて行く訳には、行かないだろ!」

カタハ「そうよ!どんなにピンチだろうと」

アルノ「私達に仲間を見捨てる」

デント「選択肢が」

アーチ「ある訳ねぇだろ!」と全員ハチを連れ去ろうと近寄る

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