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一つの世界  作者: ライジール
第肆章 もう一つの世界 後半
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第五「ヒビ割れた涙」

ペイン「ハチ・・・お前、それは・・・」とペインがハチの目のヒビに戸惑いながら触ろうとする

ハチ「ん?あぁ・・・これのことか?」とヒビ割れた所を拭う

すると、何も無かったかのようにそのヒビはなくなっていた

ハチ「ただの涙だよ」とそれを聞いたペイン達は「良かった・・・」とホッとした

ジールライ「しっかし、人形のようなヒビの入った涙だな・・・それもお前の魔法のせいか?」と聞くとハチは「分からない」と答えた

ジールライ「分からないのか?」と聞くとハチは「あぁ」と肯定し無い左腕を擦る

ジールライ「そこ、痛むのか?」と聞くとハチは少し間を開けて「あぁ、かなり痛いよ」と答えた

ハチ「すまないが、少し一人にさせてくれないか?」とハチは俯く

俺は、ほんの一瞬だがハチが少し悲しそうな顔をしていた

ジールライ「分かった・・・行くぞペイン」とペイン達は「分かった」といったあとわたしに「何かあったら呼べよ」とそれだけを言って出て行った

ハチ「はぁ・・・何で忘れてたんだろうな・・・大切な家族の事を」とわたしは、横になり目の所からまた黒いヒビが入る


ペイン「あの・・・ハチは、大丈夫なのでしょうか?」と不安そうに俺を見つめてくるペインに俺は「大丈夫だ!あいつは強いからな!」と言ってニカッと笑うがペイン達の不安そうな顔はなかなか終わらなかった

マグ「あの・・・ハチちゃんを心配するのは良いんだけど・・・僕の心配もしてくれると嬉しいかな〜」とヨロヨロと俺達の後ろを着いてくる今でも吐きそうな顔をしたマグが、助けを求める顔をしていた

デント「む!す、すまん!」とマグを優しくお姫様抱っこをした

マグ「うぅ・・・」と少し辛そうだったがデントの抱え方がいいのか少しマシな様に見えた

デスボネ「へい!そんなつらそうな顔して!どうしたんだ〜?マグ!」と無駄に明るいデスボネが現れた

マグ「実は・・・カクカクシカジカ」と言ってデスボネは「まるまるうまうま、ちょんちょんと、なるほどね〜って!わかるわけないやろう!」とツッコむ

俺は、デスボネに経緯を説明た

デスボネ「なるほどね〜それで、今でも吐きそうなぐらいマグの体調が悪いのか・・

それなら、この俺に任せな!」と言ってマグの腕を掴み何かブツブツとしゃべていた

すると、今でも吐きそうな顔をしていたマグの顔が段々とマシになっていた

デスボネ「これでよし!」と少し辛そうな声をしていた

マグ「ありがとう・・・もう治ったよ」

デスボネ「困った時には、このデスボネ様にお任せよ!」

マグ「うん、頼りにしてるよ」

ジールライ「さて、そろそろ作戦会議をしようか・・・もたもたしてるとまた、奴らが何かしでかすだろうし・・・」

デスボネ「そうだな!速く行くとするか!」と俺達は、会議室に集まる

ハチは、まだ寝室で閉じこもっている

マゴス「なぁ、ハチとか言う奴は大丈夫なのか?」

ジールライ「それは、大丈夫だと思うが・・・まぁ、今は一人にしてやってくれ」

デスボネ「そうだな!誰だって一人になりたい時がある!

そんな時は、そっとしといてやる方が良い

ゆっくり時間を掛けて考える事も時には、必要だからな!」

マゴス「はぁ・・・何勝手に俺の許可なく寝室を使っていいと言ってるんだ!」と苛ついた顔でデスボネに言うとデスボネは「どうせ、許可すんだろ?」と勝手に決めつける

マゴス「そうですが!あなたは勝手に事を勧め過ぎなんだよ!

おかげで、俺の苦労が増えるわ増えるわで、大変なんだよ!」

デスボネ「はぁ・・・別にいいじゃんそんな事いつもの事じゃん」と少し呆れた顔をする

マゴス「巫山戯んな!」とブチ切れる

アーチ「まぁまぁ・・・喧嘩しても何も起きないのだから、速く作戦会議をしようぜ・・・」とアーチが二人に静止をかける

マゴス「そうだな・・・」

デスボネ「取り敢えず、自分の固有魔法と役割を教え合おう」とその提案に俺達は肯定した

ペインは『支援魔法』でアルノは『回復魔法』アーチは『風魔法』の「基本魔法ノーマル」だった


ジールライの固有魔法『異次元カートゥーン

効果は、体の軟体化、伸縮化、距離を狂わせる効果もあり、なにもない所から武器や物を取り出すことが可能


カタハ固有魔法『固定キーロック

動くもの動いているもの、を固定してその場に止める魔法

ゼロ距離じゃないと発動しないが、解除する時は離れていても出来る


デント固有魔法『物体伸縮トロスガーデン

物を伸ばしたり縮めたり出来る魔法

大きさもそれと共に重くなるので使い勝手が少し悪い

触れてないと効果はない


ジールライ「まぁ、こんな事かな?」

マゴス「それでは、俺達の番だな」


マゴス固有魔法『破壊デストロイ』称号『傲慢』

ありとあらゆる物を破壊する魔法

射程距離は、10mまで


デスボネ固有魔法『死期ササヤキ』称号『強欲』

相手のステータスを吸い取る魔法

ステータスを吸われると吸われたステータスは、戻らない魔法


マグ固有魔法『幻想ドリーム』称号『色欲』

相手に幻を見せたり、夢の世界に連れて行ったり入ったりできる魔法


ダラケ固有魔法『重力操作グラビティコントローラー』称号『怠惰』

簡単に言えば、重力を飛ばして相手を吹き飛ばす魔法


ブラス固有魔法『倍加バイキルト』称号『憤怒』

自分のステータスを2倍にする魔法


ジーク固有魔法『無限骨クリエイティブボーン』称号『嫉妬』

骨を自分の体内から無限に骨を作り出す魔法


ハンリ固有魔法『悪食イート』称号『暴食』

ありとあらゆる物を食べ即座に消化する


デスボネ「まぁ、こんなとこ!大罪使徒の称号は、ただの使命みたいな物で、あんまり効果はないな」

ジールライ「そうか・・・なぁ、お前達がルターを助ける理由はなんだ?

ジークは、ともかくお前達には何も関係ないはずだろ?

それに、ルターが魔王になったとしてもモンスター達の力が増すだけで、お前達にデメリットがないと思うのだが、その理由を聞いてもいいか?」

ダラケ「それは、大罪使徒と言う称号が関係してるんだけど、大罪使徒は『ルター』が、作った新たな『■■■■』として作られたんだ

そして、その称号のお陰で私達は自分のデメリットとなる物が無くなった

この称号を手にした時、ルターと言う少女がそれを作り魔王を生み出してはいけないと使命を受けた

俺達は、本当は人間と仲良くなりたいと思っていたからルターには、喜んで協力してるって訳」

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