第十「再開と出合いに感謝」
その頃ペイン達は・・・
ペイン「ハチの奴、大丈夫かな・・・はぁ・・・」とため息をつきハチの心配をする
デント「そうだな・・・いくら強くても食べ物が無ければ、死ぬからな・・・」
アルノ「怪我してないかな・・・」
カタハ「そうね・・・折角新しい仲間ができて嬉しかったのに」
アーチ「また、俺だけがこのチームの面倒を見ないといけないのか」
ジールライ「一人だけ、違う心配している事は置いといて・・・お前らは、これからどうするんだ?」と聞くとペインが元気のない声で「ハチを探す」と言う
他の奴も元気のない声で「賛成」と言う
一見やる気が無いように見えたが、目の色が決意で固まっている目をしていた
俺は、仕方ないと思い「俺も手伝ってやる」と答えるとペイン達は嬉しそうな顔をして「ありがとうございます!」と礼を言う
ジールライ「礼は、ハチが見つかってからでいい」
ペイン「それでも、ありがとうございます!」と深く頭を下げる
そうして、俺らはハチを探す為調査系の依頼を中心にハチの捜索を開始しが、ハチの痕跡、目撃情報が見つからなかった
俺達は、諦めかけたその時何かが埋まっているのか、異様に土が盛り上がっていた
俺は、不思議と思いその土を掘ってみると肉塊となった人間の肉が埋められていた
埋められてから数日と言ったところか、少々腐っていた
俺は死体が埋っている場所から周りを捜索した
すると、ハチらしき足跡を見つけた
俺は、ペイン達と共に足跡を辿って行きついたその先は、洞窟らしき所に家の様なドアがついていた
俺は恐る恐る、ドアをノックする
???「今行きま〜す」と女性の声がし、ドアが開いた先には、尻尾と獣耳のある女性が現れる
???「なにか御用でしょうか?」
ジールライ「少し、あるモンスターを探してまして・・・
4足タイプで狼の様な姿で真っ白なモンスターなのですが……」
???「すみませんが、私達はそのモンスターのことは知りません」と扉を閉めようとする
俺は、怪しいと思い扉に足を掛けて閉められないようにする
ジールライ「待ってください・・・・もう一つだけ聞きたいことがあります
先程外に、肉塊になった人間の死体があったのですが、貴方はなにか知りませんか?」と聞くと女性は目をそらし何やら戸惑っている様子だった
ジールライ「もしかしてですが、貴方がやったのではないのですか?」と聞くと図星を突かれたのか「そ、そそそんなわけないじゃないですか!」と慌ただしく言う
ジールライ「おや?おかしいですね・・・あの時見た人影は、貴方のように見えたのですが?」とハッタリをすると女性は、俺の目を目掛けて鋭い素手の刺突を繰り出す
俺は、それを避け腕を掴んで背負投で地面に叩きつけた
ジールライ「危ないなぁ?もしかして、図星?どうして君は人を殺したんだい?」と俺は、女性を押さえつけながら聞く
女性「アイツラが襲ってきたから殺っただけです!」と抵抗しようと力が入る
ジールライ「抵抗しても無駄・・・うおっ!つよ!」と抵抗している力は、人間ではありえないほど強かったが、俺はそれよりも強かったので抑え込むことに成功した
ジールライ「そうか、分かったから暴れんな!」
ペイン「ジールライさん!女性相手にはもっと優しく!」
ジールライ「それしたら、逃げられるんだが!?」とペインと言い合っていると一人の少年が木の枝で俺の顔を殴られ俺は、少年からも人間とは思えないほど力が強く、驚いて思わず離してしまった
少年は、俺に折れた棒を向けて威嚇する
少年も、女性の人と同様に獣耳や尻尾が生えていた
俺は、この子達は姉弟だと一瞬で理解した
ジールライ「すまない、争いに来たんじゃないんだ・・・少し探している奴と肉塊になった死体の事について聞きたいだけだ」と説得しょうとするが、聞く耳を持たず、俺を警戒する
俺は、ずっと睨み続けられていると一匹のモンスターが現れる
俺たちが探していたハチだった
ハチは、姉弟達の前に立ち「グルルル」と唸りながらこちらを睨みつけると、ハチは俺達から目を逸らす
ペイン「ハチ!こんな所にいたのか!さぁ!こっちにおいで!」とペインは、嬉しそうな顔をして両手を広げるハチを抱きしめようとする
ハチは、それを拒絶しようと近寄ろうとしない
それでも、ペインはハチに近寄って抱きしめようとすると「来るな!」とハチから男性の様な女性の様なの声が聞こえた
俺を含めてペイン達は、少し固まった後「ハチが、喋ったぁぁぁぁ!?」と驚く
ハチは、あっ!と言う表情をする
ジールライ「ハチ!お前喋れたのか!?声は少し変だが・・・」
ハチ「あ、あぁ・・・最近な」
ジールライ「そうか・・・何があったかは、後で聞くとして
どうして、帰ってこないんだ?ペイン達、心配してたぞ?」
ハチ「心配?俺の『能力』を見てそんなことが言えるのか!?」と少し怒る
ペイン「それがどうした!魔法の力が暴走するとか個人による問題じゃないか!
それを共に乗り越える為に仲間がいるんじゃないか!」と自身満々な顔でハチに言うとハチは、戸惑い始める
ハチ「俺にそんな資格があるのか?」
ペイン「仲間になるのに資格とか必要ないだろ?」
アーチ「そうだぜ?それに、アンタがいないとこのパーティーを支える俺が大変だぜ?」
デント「俺も、お前と過ごす時間はとても楽しかったぞ!」
カタハ「アンタは、目を離すとどうせ無茶するきでしよ!
なら、私がしっかり見張ってないと行けないでしょうが!」
アルノ「私も貴方に助けられてばかりです何も返せてないです」とペイン達は、ハチと再び仲間にしようと話しかけて行く
ハチ「俺は、怖いんだ・・・この『能力』を!
お前たちを殺すかもしれない!餌としか見ていないかも知れない!
だから、俺のことはほっといてくれないか!」と話は拒絶するとペイン達は「嫌だ!」と間を開けずにすっと断る
ハチは予想外だったのか一歩後ずさり黙り込む
ペイン「仲間をほっとく訳ないだろ!例えお前が俺たちの事を餌だと認識してたらとっくにお前の腹の中だ!」
ハチ「だが、俺は・・・」
アルノ「うだうだ言ってないで早く帰りましょ!」と強引にハチを連れて帰ろうとする
ハチ「ちょ!まっ!待ってくれ!先にアイツラにお礼言わねぇと!」
それでも、連れて行こうとするアルノ
ハチ「おい!ルウとペルウ!」と二人はハチに呼ばれ少し警戒してハチの言葉を聞く
ハチ「ありがとな・・・お前らと話せてだいぶ楽になったよ!」とお礼を言ってペイン達と共にギルドに帰ろうとした時、二人が俺らの前に立ち塞がり「私達も連れていきなさい!」とペイン達に言う
ペイン「え?いいのか?」
ルウ「あんた達が、ハチを使って何か企んでないか見張らせてもらう!
駄目って言っても、勝手についていくから!」
ペイン「分かった!なら、俺について来い!」とノリノリで鼻歌を歌いながらギルドに帰り、受付人に二人のギルド登録をした
受付人「ギルド登録完了いたしました……中々のステータスでした
まさか、人間そっくりのモンスターが居るなんて驚きです!」
ルウ『ハンターウルフ』♀
LV50
体590 攻700 防698 速986 技503
魔法
全自動
ペルウ『ハンターウルフ』♂
LV30
体369 攻489 防386 速680 技190
魔法
全自動
ギルマス「ほぉ・・・人に化けたモンスターか・・・なかなか、興味深いものじゃ・・・
それに、同じ固有魔法を持っている事にも不思議じゃのぉ
お主ら、どうして同じ固有魔法を持っておるのじゃ?」
ルウ「えっと・・・それは、我々ハンターウルフ一族は、この魔法を生まれた時から持っている物で・・・固有魔法とかじゃないと思います・・・」
ギルマス「お主ら種族全体が同じ魔法を扱えるのか・・・それは、随分と興味深いのぉ」と珍しそうにルウとペルウをジロジロと見つめる
ジールライ「あ〜・・・ギルマス、その子達は後にして少し話し合わねぇか?」
ギルマス「おや?君からデートお誘いとは随分と珍しいのぉ!」
ジールライ「悪いけど、ロリコンじゃないからまた後で言うわ」とどこか行こうとすると
ギルマス「すいません、冗談です!本当にすいません!」と俺の服を引っ張って謝りながら引き止める
ジールライ「そんじゃ、さっさと来い」と俺は、ギルマスを連れて裏路地に来る




