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一つの世界  作者: ライジール
第肆章 もう一つの世界 前半
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第七「古き傷(とも)」

俺はペイン達に次の事を教えようとすると謎の人影が俺たちに近づいていることが分かった

俺は、近づいている人影に目をやるとそこには、人の形をしたモンスターだった

俺は警戒しながらそいつを睨みつけたているとそいつは骨を伸ばして一気に俺達を襲ってくる

俺は警戒してたのでそいつの急な攻撃を躱す事が出来た

謎のモンスターはその後も俺に攻撃する

ペインは俺が戦闘していることに気づく

ペイン「ジールライさん!加勢します!」と言って俺に近寄ろうとするが「来るな!」と俺はペイン達に言う

なぜならこのモンスターは、俺の避けに対応する様に周りに骨の出っ張りを作り少しずつでも削ろうとしそして、地面からも骨を出して不意を突こうとする

ペイン達じゃ勝てないが、俺は違うその程度の工夫で倒される俺じゃない

俺は固有魔法を発動したが、俺の顔は何故か不気味な笑みを浮かべていた

口は頬位まで笑い目の瞳が、ぐにゃりと上に曲がりとても気味が悪かった

たが、特に俺が気味が悪かったのは自分が何故か嬉しいと言う気持ちである事が何より気味が悪い

モンスターは、地面に骨を刺し俺の足元に無数の骨が突き刺す様に現れるが、俺は先にモンスターの眼の前にいた

ジールライ「どこを狙ってる?」と言って俺は、モンスターにバネのようにした足でモンスターを蹴り出す

モンスターは、足のバネの威力でかなり吹き飛ぶが、俺は伸ばした手でモンスターの足を掴み何度も地面に叩きつける

モンスターの周りについていた骨はボロボロと崩れていく

そして、頭についていた骨が崩れ割れた時俺は攻撃を止めた

なぜなら、その骨を纏っていたのが5年前に死んだはずのジークだった

その時俺は、一瞬で攻撃を止めてしまいその隙きを突かれ腹部に骨が突き刺されそして体の中から、無数の骨を俺に突き刺していく

俺の血がジークの顔にぶち撒けられた

ジールライ「あぁ〜くっそ腹が痛い・・・初めてお前に負けたよ・・・ジーク・・・」と俺は苦笑いしてジークに語りかけるがジークは何も反応しなかった

ジールライ「怒ってるのか?昔の俺がお前のおやつを盗み食いしてた事か?

それとも、お前が寝てる時に変顔させて遊んでることが原因か?」と過去にジークにした事を暴露してると骨を何本も突き刺してくる

ジールライ「わりぃわりぃ・・・あの時、お前を巻き込んだ事悪く思ってるよ

だがな、生きてるならなんで教えてくれなかったんだ?

それも、これほどの固有魔法を手に入れて・・・」とジークに聞くがジークは何も答えない

ジールライ「黙ってないで、なにか答えてくれよ・・・寂しいじゃあねぇか・・・」

ペイン「ジールライさん!」とペインが攻撃しようと剣でジークに斬りかかる

ジールライ「やめろ!ペイン!」と俺はペインを止めようとするがペインは止まらずジークに立ち向かう

ジークは、ペインの方を見向きもせず地面から骨を出してペインを貫くが、ペインにダメージは入らなかった

なぜなら、ハチがペインを庇っていたからだ

ハチの頭と腹部、腰部分に何本もの骨が突き刺さり即死だった

どんな生き物でも、頭が切り落とされれば死ぬ頭を貫かれたら死ぬ当たり前のことだ

生命力が強いベビなどは頭だけで生きることができるが、数時間も待たない内に死ぬ

ペイン「ハチ!嘘だろ?死ぬな!死ぬな!」と薬草をハチに飲ませ生かそうとするが薬草もすぐに効果は出るわけではない

ジールライ「おいおい・・・俺らのケンカで他の奴を巻き込んどるんじゃねぇよ!」と俺は足を伸ばしてジークに蹴りを食らわすが、骨でガードされ振り切りる事ができなかった

刀で、骨を斬ろうとするが硬く斬れなかった

ジールライ「骨どんだけ硬いんだよ・・・」と少し苦笑いをし、抜け出す方法を考えていると「ウォン!」とハチの声が聞こえ俺は、聞こえた方へ目を向けると血を流して入るがハチは立ち上がっていた

攻撃された所の穴からドバドバと流れ、生きてるのが不思議なくらいだった

ジークは、すかざす骨を伸ばしてハチを攻撃する

ペインは、ハチを庇うように前に出る

ペイン「貴方が誰かは知りません・・・だが、俺の仲間をこれ以上傷つけるのならこの俺を倒してからにしてもらおう!」と足を震えながら剣を構える

他の3人もハチを守るように前に出る

ジークは、骨で大人サイズの人形を何体もの作り出しそいつらをペイン達と戦わせた

骨人形は、背中に背骨のような物が首筋の所についていてそれで、骨人形を操っていることに気づき俺はペイン達に「首筋についている骨を斬れ」と指示を出すが、いくら斬っても斬っても骨は砕けずペイン達の体力を消耗するだけだった

ペイン「くっ!まだまだ!」と骨人形に立ち向かおうとするが、膝がガクッと落ち立つことができなかった

他の奴も立つことが精一杯だった

骨人形は、ペインにとどめを刺そうと骨の槍を作り出し頭を目掛けて突き刺そうとしたその時、謎のブラスターが骨人形を消し飛ばした

全員がブラスターが来た方向を見るとそこには、ハチがいた

ハチは、血反吐を吐くが倒れずそのまま前へ前へと近寄ってくる

ペイン「ハチ・・・逃げ・・・・ろ」と命令するがハチはそれを無視してジークの所に向かう

ジークは、骨人形を使ってハチに攻撃し始める

骨人形は、ハチに触れるその瞬間バックリと上半身だけが消えた

そして、ハチの口には「ボリボリ」と骨の音が聞こえハチの傷はみるみると塞がっていた

ハチは、ジークに走って近寄って行く

ジークは、ハチを近づけないように手から骨の矢を撃つ

骨の矢は、バリスタ並の大きさとスピードでハチを襲う

だが、ハチはその骨を難なく噛み砕き食べる

ジークは、骨人形や骨の矢を難なく噛み砕くハチに戸惑い一歩後ずさる

その様子を見て俺は、ハチの様子が明らかに変わっていることに気づく

ハチの目は、仲間を守る為の目では無く俺が何度も戦った事がある獲物を狩る目をしていた

ハチは、ジークに向かって走り出し噛み付こうとする

ジークは、咄嗟に骨でガードしハチが噛み付いた時骨の盾は、噛じられた様な歯型がくっきりと残る

あんなに硬かった骨を一瞬で破壊した

そっからは、ハチが無敵だった

ジークは、骨を大量に出して土埃を立ててどこかに去った

俺に刺さってた骨は、ジークが離れると同時にビキビキとヒビが入り崩れ自由になる

ペイン達は「助かった〜」とホッとした顔で座り込む

ジールライ「全員無事だな?」とペイン達が無事か確認しハチに近寄ると俺は、ハチのおかしい状態がまだ続いていた

俺は危険だと判断し警戒しながらハチに近寄るとハチはいきなり俺を襲い始める

ペイン達はそのことに気づき俺と共にハチを止めようとする

ハチ「うっ・・・」と俺は目を覚ますと暗い所にいた

辺りを見渡していると一つの黒い人影があった

???「またあったな?□□□□□・・・貴様は案外しぶといな・・・俺は、奴の絶望した顔を見てスッキリしたぜ?」

ハチ「お前は誰だ!」

???「一度名乗ったはずだぜ?まぁいい・・・今日は気分がいい

なんせ、奴の絶望した顔を見ただけでなく故郷の世界に戻れたのだからな」

ハチ「故郷の世界?何を言ってる?」

???「記憶がないのか?そうかそうか・・・」とニャリと笑みを見せる

ハチ「お前が誰かは知らないが、お前がペイン達を助けてくれたんだよな?」

???「助けた?いや、ただお腹が空いただけ

それに、まだお腹が空いているし他の奴も食っちまうか」

ハチ「やめろ!俺の仲間に手を出すな!」と俺は黒い影に近寄ろうとするが近寄れなかった

???「恐れられるかも知れないのに、止めようとするのか?」

ハチ「は?何を言ってる・・・ペイン達が恐れるわけ無いだろ?」

???「なぜ、そう言い切れる?なぜ、そんなに信頼できる?

人間は弱いから簡単に恐れる んだぞ?」

ハチ「それなら、僕だって元人間だ!」と答えるとそいつは少し黙り込み「お前は、元人間じゃない」とそう呟いた

ハチ「それはどういう事だ?」とそいつに聞くが何も答えず謎の痛みが俺を襲い始め俺は、何かに引きずり込まれるように地面に埋まっていき目を覚ます

そこには、傷だらけのジールライと俺を恐れたような目で見るペイン達の姿があった

俺は口の中に懐かしい味が入っていることが分かり、口に含んでいた物を出す

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