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一つの世界  作者: ライジール
第肆章 もう一つの世界 前半
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第ニ「最強の冒険者」

俺が、ギルド登録し終えた時ドアの方から「バン!」と蹴る音がし冒険者達は一瞬でそっちの方を見る

そこにいたのは、黒い髪に目つきが悪く、紫色の瞳をしている男が立っていた

その男が後ろに背負っているものは黒く、翼の生えた大きなトカゲだった

ガルト「おっ!『モンスターハンター』の2つ名を持つ『ジールライ』じゃあねぇか!しかもあの『アンチドラゴン』を倒すなんてよ!」

ペイン「アンチドラゴン!?魔法を無効化する魔法を持っている相手に!?」とペインは立ち上がりアンチドラゴンとやらを見に行く

ハチ(ジールライ・・・なんでか知らないけど、その名を聞くと無性に腹が立つな・・・)と俺は、体を伏せてペインを待っていると「なんでこんなところにモンスターがいるんだ?」と俺の方を殺気を立てながら睨みつけてくる

ペイン「あっ・・・すみません!その子は俺達の仲間なので殺さないで下さい」と手を合わせてお願いの意思を示すが「モンスターは、皆殺しだ!」と言って刀を抜く

ハチ(やるしかないか・・・)と思いながら立ち上がろうとすると「ビュッ」と刀が風を切る音がし俺は咄嗟に後ろに避ける

ジールライ「へぇ・・・これを避けるんだ・・・なめてたよ」と次の攻撃の準備をする

ハチ(どうやら、俺達は気が合わないみたいだなぁ・・・)と思いつつ俺はジールライに突っ込み首に向って噛み砕くつもりで噛むが噛み砕くことが出来なかった

ジールライ「ぐうっ!なめるなぁ!」と刀で俺の首を目掛けて刺そうとするが刀は、何故か貫けず少し首に刺さるだけだった

ジールライ「ちっ!痛み分けかよ!」と俺を蹴っ飛ばされる

ドクドクとジールライに切られた首の切り傷から血が流れ、それと同時にジールライにも血が流れるが、刀を手放そうとはしなかった

アサシン「なっ!?あのモンスター、ジールライに傷をつけたぞ!?」

盗賊「おいおい、嘘だろ!?最強のあのジールライさんに傷をおわすなんて・・・」とザワザワと周りの人達が驚いていると

少女「なんじゃなんじゃ?ギルドの仲間同士で殺し合いするのは禁じているはずなんだが?」と階段をトコトコと少女が降りていく

蛮族「ギ・・・ギルマス!?」と蛮族らしき人が、驚いてそう口にすると周りの人はその少女に道を作るように避ける

ジールライ「いや、モンスター相手にそのルールは無効だろ?」

ギルマス「確かに、其奴はモンスターだがそこら辺のモンスターとは大違いだ

それにもう、其奴は、ギルド登録を済ましておるぞ」と1枚の紙をジールライに見せる

ジールライ「なっ・・・モンスターがギルド登録なんか出来るんのかよ!」

ギルマス「そんな事僕が知るか・・・でも、其奴はギルド登録をしたんじゃ!例えモンスターだろうと人間だろうと登録したのならもう仲間なのじゃ!」とジールライに近づいて睨みつける

ジールライ「ちっ・・・分かったよ!」とそっぽを向きアンチドラゴンの鱗を1枚剥ぎ取りギルマスに「迷惑料」と言って渡し、俺の方を睨む

俺は睨まれたので、犬の顔でできる限りのドヤ顔をする

ジールライ(アイツ・・・絶対にぶっ殺してやる!)と俺に向けて殺意を出す

ギルマス「はいはい、喧嘩はだめじゃぞ〜君の気持ちもわからなくはないけど・・・それでも、彼は仲間になったんじゃ!これからも仲良くしてやってくれ」

ジールライ「はいはい、分かってますよ〜」とギルドから出る

ペイン「し・・・死ぬかと思った〜」と力が抜けるように座り込む

デント「うむ、あのジールライの殺気・・・只者が出せる殺気では無かった」

アーチ「それでも、ハチはそのジールライに傷を負わしたんだろ?凄いじゃないか!」

アルノ「それもそうですね・・・って、ハチは首をやられていているのをすっかりお忘れですか!?早く治療を・・・」と俺の所に駆け寄って傷の方を見ると「えっ?」とアルノは驚き「傷が塞がっている・・・」と目をまん丸にして驚く

アーチ「うっわ・・・エグい再生能力だな・・・」と後から来た奴も同じ反応をする

ペイン「本当に戦わなくて良かったよ・・・もし、戦っていたら確実に死んでたな」と胸を抑えてホッとすると同時に嬉しそうな笑みを見せる

アルノ「それじゃあ、早速依頼を受けようよ!」とペインの腕を引っ張って掲示板に指差す

ペイン「わかったから・・・でも、Fランクの俺達が出来るとしたら薬草取りぐらいだぞ・・・」と少し困った顔をする

アルノ「大丈夫よ!だって私達にはハチがいるんだから!」俺を抱えてペインを見つめる

ペイン「だぁ〜分かった分かったから!俺は知らないからな・・・」とそういうわけで俺達は、薬草を取りに行く事になった

そして、俺達は今森の近くにある薬草取りを始めているのだが・・・

ペイン「たく・・・草の見分け方をどうやってやれってんだよ・・・どれもこれもただの雑草だろ」とそこら辺にある雑草を抜き取る

デント「どれがどの薬草か見分けるのも、冒険者としての大事なことだ・・・まぁ、ペインの気持ちも分からなくはないのだが・・・」と雑草を抜き取る

アルノ「アハハハ・・・たまに当たりがあったりするけどねぇ・・・」と雑草を抜き取る

カタハ「はいはい・・・口を動かす前に手を動かす!」と淡々と雑草を抜いていく

アーチ「結局は、僕だより何だよねぇ・・・」と薬草を集めようと探す

ハチ「く〜ん」と俺はアーチに心配そうな目で見つめる

アーチ「そんな声出すなよ・・・心配なのは分かるけど、俺がなんとか支えてやっからよ」と心配する俺の頭を撫でる

アーチ「これが、薬草でペインたちが取っている草はただの雑草だ」と俺に2つの草を教える

薬草の方は裏にボコボコとした葉模様がついていて、雑草の方は真っ直ぐと伸びていて裏はツルツルで葉模様が無かった

俺は、その草を嗅ぐと辺りに薬草と同じ匂いが沢山あった

アーチ「まぁ、モンスターに教えてもわかるわけ無いか・・・」と落ち込んでいるアーチに俺は離れ薬草を優しく口で取ってアーチの所に持っていく

アーチ「モンスターに教えるとか、俺も相当疲れが溜まってるのかな・・・ん?どうした?ハチ」と俺を見て口元に薬草のことに気づく

アーチ「それは・・・おいおい、嘘だろ?このモンスター薬草を持ってきてくれたぜ!」と喜んで俺を抱きしめる

ペイン「嘘だろ?つまり俺達の知識はモンスター以下?」と落ち込み

デント「ぬぅ・・・我々もアーチに頼るだけでなくちゃんと学ばなくてはな・・・」と関心を持ち

カタハ「すごい!この調子ならすぐにEランクに上がることができるかも!」と喜んでいる

ハチ(大丈夫かな・・・このパーティー)と心配していると森の方から鳥のモンスターが飛び立ちそして森の方から巨大なモンスターがあらわれる

モンスター「ギュルァァァ!」と逃げるようにこちらに向かってくる

俺は、戦闘態勢に入る

モンスター「ギュルァァァ!」と吠えながら突進してくる

ペイン「デント!」とそう呼ぶとデントは「任せろ!」と言って前に出て大盾を前にしてモンスターの突進を防ぐが、思わず吹き飛ばされる

アーチ「ちっ!薬草採取だけでなんでこんな目に合うんだよ!」と弓矢を放つがモンスターに効果が無かった

ペイン「くっ!アーチは、そのまま奴の気を引いてくれ!カタハは、アーチのサポートを!アルノは、デントの怪我の様子を見ろ!」

ハチ(へぇ〜結構しっかりとした指揮だな・・・そろそろ俺も行くか)と俺がモンスターに攻撃を開始する

ハチ「バウッ!」と俺はモンスターの首を狙って噛み付く

モンスター「ギュルァァァ!ギュルァァァ!」と俺を引き離そうと暴れまわるが、俺は決して離さなかった

アーチ「うわぁ・・・あんなに小さいのにどこにそんな力があんだよ・・・」と呆けているとカタハが「ぼさっとしない!」とアーチの背中を叩いて戦闘に集中する

モンスター「ギュルァァァ!」とモンスターは俺を振り払い俺は、地面に叩きつけられる

そして、モンスターは口を大きく開き口のから黒い丸のような小さい玉が現れる

ペイン「まずい!デント!全力で防御しろ!アーチはデントを支え、カタハはデントを固定しろ!アルノは、もしもの場合のときに備えて回復の準備を!『ティラトル』の『黒玉』が来るぞ!」とデントはみんなの前に立って大盾を前に出しそして魔法の力で大きくし、アーチはデントの背中を押し動かないようにし、カタハはデントに固定魔法を使って後ろに下がらないようにし、アルノはペインの後ろで回復の準備をした

そして「ギュゴアァァァ!」と吠えて『黒玉」を放つ

デント「ぬぅ!?ま、まずい!このままでは盾が持たぬぅ!」と大きくした盾に段々とヒビが入っていき、カタハの固定魔法も段々と力が弱まる

ハチ(くっ!どうにかこの状況から逆転する方法はなにかないのか!)と思考を巡らすと「ぐぅ〜」と急に空腹感が出てくる

ハチ(何で今、腹が空く!?)とペイン達を見る段々と美味しそうに見えて来てよだれを垂らす

ハチ(ハハハ・・・美味しそうだなぁ・・・だめだ!)となんと意識を保つ

ハチ(こうなったら、この人達を食べてしまう前に自分を殺そう!)とデントの盾の横から出て俺は『黒玉』に向う

ペイン「待て!はやまるな!戻ってこい!」とペインは俺に手を向けて引き留めようとするが俺は、止まらず『黒玉』に突っ込む

そして俺は、その『黒玉』に突っ込みダメージを食らうが本能的に俺は『黒玉』を食べたが、思ったより受けたダメージが大きかった

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