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一つの世界  作者: ライジール
第参章 僕の物語 後編
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第十五「主人公」

ライジール「さてとはじめまして、僕は『ライジール』この『物語』の本当の『主人公』だ

さぁ、さっさと僕と『変われ』」と言った瞬間バラ達は、ライジールの後にいた

ジールライ「何をする気だ?」とジールライはライジールを睨みつける

バラ「お兄ちゃん・・・手を貸してあげよっか?」とバラは、先程来たばかりのライジールの事を「お兄ちゃん」と呼んだことに驚く

抵屈「兄貴!あいつ中々手強そうだぞ!」

然「それに、あれはもうただの化け物だよ!兄さんに命の危機があったら悲しいから・・・」と次々とジールライの兄妹達は、ライジールの事を「兄」と呼び始める

ジールライ(どうなっている?何がどうなっているんだ?)とあたりをキョロキョロと見渡すとモルモト博士がライジールに向けてこれほどまでに無い殺意を向けていた

ライジール「おや?どうしたの?『お母さん』?」とニヤリと笑いモルモト博士に問い詰めると「お前に、お母さんと言われたくない!」と怒気を含んだ声をだす

ライジールは何故か不思議そうな顔をしていた

ライジール「どうしたんだ?僕は、貴方から産まれた本当の息子だよ?」と答えるとモルモト博士は即座に能力『死を呼ぶ』を発動しライジールを殺しにかかる

ライジール「なっ!?」と驚きその能力を食らったはずだった

ライジール「あっぶないなぁ〜もう!息子を殺す気?」と頬を膨らませ怒るフリをするとモルモト博士は「消えろ!」と血涙を流しながらラストクローンと共にライジールを殺しにかかる

ライジール「おっかしいな・・・能力は間違いなく発動してるのに・・・そうか・・・これが試練か・・・」と指を「パチン」と鳴らすと、ラストクローンのすべてが死んでしまう

モルモト博士「なっ・・・」と驚いているモルモト博士にライジールは「さよならお母さん・・・」と告げてモルモト博士の頭はいつの間にか握り潰される

ジールライ「俺ノ兄妹ニ何をシタ?」と聞くとライジールは不満そうな顔で「お前の兄妹じゃない!僕のだ!」とハッキリとそう言う

ジールライ「フザけルナァ!」とジールライはライジールが発した言葉に反応し怒る

ライジール「はぁ・・・副産物風情が『オリジナル』の僕に適うわけ無いだろ

まぁ、触れると危なそうだし兄妹達に任せるとしよう・・・やれ」とライジールの言葉と同時にジールライの兄妹達は、ジールライを殺しにかかる

ジールライ「皆!俺だわからないのか!」と兄妹達に語りかけるが「俺はあんたなんか知らないぜ?悪党さん!」と抵屈の槍がジールライの胸に突き刺し「貴方に兄妹と言われるの嫌なんだけど?」と然の拳がジールライの腹を殴られ、顔に激しい光線が放たれる

瞬光「とっとと死んでよ、化け物」と冷たい言葉を吐き

死代「死ぬ準備は出来てるんだろ?」と口から手榴弾を飲み込み爆発するが首は吹き飛ばず、ジールライの首が爆発する

断切「貴方のような罪人が兄妹なんて嫌よ!」と告げてジールライの腕を切り飛ばす

封射「さぁ、坊やはお休みの時間よ?お兄さん?」と冷たい笑みを浮かべ、ジールライの頭をスナイパーライフルで撃ち抜く

ねむ「これでおしまい」とジールライに触れて関節部分を硬質化させる

ジールライ「何でだよ・・・兄妹・・・」と何とか右手をバラに伸ばす

バラ「次生まれ変われる時は、良い子になるんだよ?孤独な『化け物』さん・・・」とバラがジールライに手を伸ばした時、ライジールがバラの手を取り「少し待ってくれないかな?」とバラの攻撃を引き止める

バラ「なぁに?お兄ちゃん?」と首を傾げてライジールに聞く

ライジール「まだやることが残ってるんだ・・・」と一歩一歩ジールライに近づいて行く

ジールライ「てめぇだけは、殺してやる!俺は、そう簡単に死なねぇぞ!」とライジールに殺意を向けながら告げる

ライジール「おお・・・それはそれは、怖い怖い・・・なら、手っ取り早く済ませよう」と言って勢い良くジールライの胸に手を差し込み何かを探る

ジールライ「あっ!ガッ!」と血涙を流しながら痛みに耐える

ジールライ「さて一つ目!」とジールライの中から大切な物を奪われる

ライジールが抜き取った物は、黄色くて美しく輝いている奇麗な『歯車』だった

ジールライ「何だ・・・それは・・・」と苦しそうにライジールに聞くと「君の中の『役割しゅじんこう』の『歯車』を抜き取ったんだよ」ともう一度ジールライに手を差し込む

ライジール「さて、あと一つ・・・この『歯車』じゃ無い・・・う〜ん」とジールライは、体の中で何かが体を傷つけられている感覚がする

その痛みは、狂っている時のようにずっと苦しい状態だった

ライジール「あっ!あったあった2つ目の『歯車』♪」と勢い良く抜き取ろうとする

ジールライ「おい・・・それは、まさか!」となんの『歯車』を抜き取られようとしているかが分かってしまい最後の抵抗を始める

ジールライ「やめろー!!それに触るなぁ!このクズ野郎!俺の『ルター』ちゃんに手を出すなぁ!」と怒鳴るが「痛いし、うるさい・・・これは、お前の『ルター』ちゃんじゃ無い・・・僕の『ルター』ちゃんだよ?」とジールライからルターの『歯車』を抜き取る

それと同時に、今までルターの能力で抑えれていた『狂う』能力が、一気に暴走する

ジールライ「ユルさナイヨクも、お前を殺しテヤル!」とジールライの姿はみるみると変わって行った

頭は2つあって片方は、痛みで叫びだしているかのような溶けていてもう片方は、両目の中に沢山の目玉が詰め込まれ、不気味な笑みを浮かべいて鋭い歯が並んでいて、関節がない巨大な骨の左腕に沢山の手が合わさっている巨大な右腕

巨大な檻で作られた胴体、その中に無数の拷問器具があった

背中には、生物の手で出来た大きな翼、生物の小さい手で出来た翼が生えていて腰は、うごめいている無数の鎖で出来ていて、龍の様な左足に、ボコボコと再生しながら崩れていく右足

そして、腐った蛇で出来ている尻尾、全長60mの大きさで、恐ろしい姿に変わってしまった

ライジール「ハハハ・・・これが、あの『ルター』ちゃんの『役割』だったって訳ね・・・」とバリスタを沢山ジールライの周りに創り出し、狙いを定める

抵屈「手伝うぜ?兄貴!」とライジールの後から抵屈が声をかけ横に並んで戦闘態勢を取る

他の兄妹達も「私達も」とライジールの横に立って戦闘態勢を取る

バラ「みんな!行くよ!」とライジール達はバラの掛け声と共にジールライに立ち向った

ジールライは、巨大な骨でライジールだけを攻撃する

ライジール「さわんなよ・・・『副産物ニセモノ』風情が!」と巨大な岩出来た手がジールライの巨大な骨の攻撃を防ぐ

瞬光「こっちだよ!醜い『化け物』さん!」とアチコチに強烈な光線が撃ち出される

死代「その腕、切り飛ばしてやるよ!」と剣で腕をちょん切るが、腕が沢山ある右腕の方に一つだけ落とされる

抵屈「何やっ・・・てん・・・だ・・・よプッ!」と笑いをこらえる

死代「うっ・・・うるせぇ!抵兄!」と怒る

ねむ「二人共!敵の目の前で、喧嘩しないで!」と2人の頭を殴る

封射「とりあえずアイツを動けなくさせないとね!」とジールライの動きを『封印』するが、ジールライは数秒後すぐに動き始める

ライジール「させないよ!」と巨大なブラスターでジールライを攻撃する

ライジール「そろそろ、止めと行こうか!」とライジール達は、集まり自分が出せる最大級の技を繰り出す

抵屈は、今まで食らっていたダメージを槍に溜め込み放つ

然は、自然のエネルギーを溜めて右手からそのエネルギーが射出される

瞬光は、強烈な光線を放つ

死代は、今まで受けていたダメージ、傷をライジールに食らわす

断切は、縦に真っ直ぐと次元ごと斬りつける

封射は、スナイパーライフルでジールライの肩を打ち抜き一部だけ別の空間に『封射』する

ねむは、岩を時限爆弾に変えてジールライに投げつけ、山一つが消えるぐらいの威力で爆発する

バラは、ライジールの頭の上にブラックホールを創り出し悲しんでいる頭を消す

ライジール「じゃあな・・・『副産物ニセモノ』」と告げると、グングニルを創り出しジールライの胸に突き刺す

ジールライはその場で倒れ込み、塵となって死んでいく

ライジール「これで、この『物語ニセモノ』は僕の『物語ホンモノ』へと『変える』!」と手を広げ喜ぶ


               完

























やぁ、ジールライくん?

ジールライ「誰だよあんた・・・」

私は『神の糸』と言われる『ラグジール』と言う者だ

ジールライ「それは、ご丁寧にどうも・・・俺の名を知るなら俺の自己紹介は要らねぇよな?」

あぁ、大丈夫だよ・・・君に一つ質問したくてね・・・

ジールライ「なんだよ・・・質問って」

君は、これからどうするんだい?

ジールライ「どうする事もできねぇよ・・・」

私としては、君にはまだまだ踊ってもらわないと困るんだよ・・・

一つ提案しよう・・・もし、兄妹達を取り返したいと願うならあちらの章に行くと良い

ジールライ「あぁ・・・分かった!ありがとう!」


行ったか・・・やれやれ、まさか『語り部』に入ってくるとはねぇ

やはり、始まりの物語の主人公は本当に面白い・・・

物語の完結を『否定ボツ』する・・・

さぁ、この『物語』はまだまだ続くみたいだよ?『観測者』いや・・・『読者きみ』達

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