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一つの世界  作者: ライジール
第参章 僕の物語 後編
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第十四「終焉」

慈悲のギロンは刀が自分に刺さる覚悟をし目を瞑り、死を覚悟した

「ザクッ」と何故か地面が刺さる音がした

ギロンは、そっと片目を開けながら音がした方に目をやると断切の刀が地面を刺していた

断切「あなたって、案外人間臭い所もあるのですね」とクスリと笑い地面に突き刺していた刀を抜いて鞘に仕舞う

慈悲のギロン「なんで、殺さなかったのですわ?」と不思議そうな顔で断切に聞くと「何故って・・・殺す意味がないから」とキョトンとした顔で答える

慈悲のギロン「それで、私はこれからどうなるのですわ?」

断切「別に、どうもしませんが?貴方の好きな様に生きればいいじゃないですか?」

慈悲のギロン「手足のない状態でどうしろと言うのですわ・・・」と斬られている手足の方に顔を向ける

断切「あぁ・・・それ、実際は斬れてませんよ?」と言い斬られている手足をギロンの元にあった所に置く

すると、何事も無かったかのようにギロンの手足は引っ付いた

慈悲のギロン「どういう事ですの・・・これは・・・」と驚いていると断切が説明をした

断切「私が『切断』したのは、手足がくっついている事実を『切断』しただけで能力を解除すれば、ちゃんと手足はくっつきますよ?」

慈悲のギロン「めちゃくちゃですわ・・・」と呆れながら立ち上がる

断切「さて、お兄ちゃんの所に向かいますか」とギロンと共にジールライの所に向う


『導』ジーラ(あれがこの『物語』の『主人公』か・・・もうただのラスボス枠だろ)と動物などの手足で出来た顔に、岩や動物の頭や目で出来た胴体、背中には、大きな腕とそこから動物や人間の手が翼のようになっていて、大きな人の骨で出来た左腕、大きな口を持つ謎の生物が右腕にあり、足は赤子のように小さい手で出来ていており、そこら中に小さい口が沢山あり、腹の部分に大きな口があった

不屈のガルン「ジーラ様!あの二人楽しいです!」と右手を大きく振りながらジーラの元にやってくるが、ガルンの後に抵屈と死代が追いかけていた

『導』のジーラ「せめて、そいつらを抑え込んでから来い!バカ!」

抵屈と死代「待てやゴラァ!」と2人はガルンに集中しててジールライとジーラの存在に気づいてないようだった

愛のアヤメ「ジーラ様・・・すみません・・・封射を抑え込むことが出来ませんでした

と言う訳で、代わりに瞬光と会いに行ってきます!」と目を輝かせてジーラを見つめる

『導』のくださいジーラ「どう言うわけでそうなった!?」と驚いてツッコミをしてしまう

慈悲のギロン「ジーラ様・・・私は負けてしまいました」とギロンは頭を下げた

『導』のジーラ「そうか・・・お前はよく頑張ったよ」

『導』のジーラ(良かった・・・まともな奴が残っていてくれて)とそう思いながらギロンの頭を撫でる

死代「ライ兄!?凄いことになってるけど!?」

抵屈「え?うおっ!?兄貴なのか!?」と抵屈達はようやくジーラの事に気づく

ジールライ「あゝ、能リョクのせイだナ・・・」

封射「どこの口から、声を出してるの・・・それ」と沢山ある口の一つを指差す

ジールライ「タい内カラ」と答えていると「ドガン」と何かが地面に突っ込む音がし、ジーラ達はそっちに目を向けると、モルモト博士の下半身が見え、上半身は地面に突き刺さっていた

『導』のジーラ「あれは、博士だよな?」と三人に確認すると三人はコクリと頷く

慈愛のモルモト博士「いや〜、やられたねぇ〜・・・あんなに強くなってお母さん嬉しいわ!」と埋まっていた上半身を下半身だけで地面から抜く

バラ「お兄ちゃ〜ん!博士を追い込んだよ〜」と然達を連れてジールライに近寄る

ジールライ「アァ、良クヤッタ!あリがトウバラ!」と優しく褒める

抵屈「姉貴は、驚かないのか?兄貴のその姿に・・・」

バラ「え?うん・・・昔にもこんな感じの状態になっていた事があったから」

抵屈「あ、そうなんだ・・・それなら、驚かなくても不思議じゃあねえな」と納得する

『導』のジーラ「プッ・・・ハハハハハハハハハ」と急に笑い出す

ジールライ「何ガそんナに可笑シイ?」

『導』のジーラ「ハハハハハ・・・いや〜、君達は本当に面白いなぁと思ってね・・・」と普通に笑うジーラにバラは「貴方の本当の目的ってのを教えて」と聞くとジーラは、急に真面目な顔になり

『導』のジーラ「僕達の目的は、ジールライに伝えたから、同じ事は2度も言わないよ」

ジールライ「確か、『物語』を乗ッ取るっテ言っテタな?」

バラ「どゆこと?」と首を傾げ、ジールライに聞くが「俺も知らん」と答える

ジーラ「さて、君達に一つ提案しよう

そこにいる、ジールライを抹殺すれば君達を見逃してや・・・」

封射「アヤメ〜!あいつが、難しい話をしている間に瞬光に話しちゃいなさい!」とジーラの話を遮って、アヤメに伝える

愛のアヤメ「え!?今!?」と驚き封射に確認すると「なら、いつやるの?今でしょ!」と封射が熱意を持ってアヤメに言った

瞬光「アヤメちゃん!僕に何か話があるの〜?」といつの間にかアヤメの隣にいた

愛のアヤメ「え?あ・・・う、うん」と頬を赤らめながら答える

瞬光「なになに?」とワクワクしながらアヤメ聞く

愛のアヤメ「わ・・・私は、しゅ・・・瞬光の事が・・・す・・・好きです!」と頬を赤らめながら瞬光に伝えると瞬光は「僕もアヤメちゃんの事が好きだよ!」と満面な笑みを見せる

封射は、顔を手で抑え「そっちに行ったか・・・」と落ち込む

ジーラ「僕を無視するなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」と叫ぶ

ジールライ「お前・・・不憫だなぁ・・・」と呟くと「敵で歪なあんたに言われたくないよ」とジールライは嫌そうな顔をする

瞬光「この戦いが終わったらまた、遊ぼうね!」と明るい笑みを見せる

ねむ「うん!また、遊ぼうね!」と約束した後、瞬光はジールライの元に戻る

ジーラ「気を取り直して・・・お前たちに提あ・・・」

バラ「嫌だ!」とまたジーラの言葉を遮られる

ジーラ「せめて最後まで言わせてくれないかなぁ!?」と少しキレそうになる

抵屈「まぁ、どうせ俺たちも断るつもりだったし別に最後まで言わせなくても良いんじゃん」

ジールライ「はハハハは・・・ジーラ!お前ニ一騎打チをモウしこむ!」

ジーラ「あぁ、いいだろう・・・その案を受け入れよう!」とジーラは、グングニルを持って前に出て、ジールライも前に出る

そして、2人は前に出た後しばらくじっと睨み合い、先に動いたのはジールライだった

ジールライは、地を蹴りジーラとの距離を縮め骨出できた手でジーラを叩き潰そうとする

ジーラは、反射的にその攻撃を後に避けグングニルでカウンターを繰り出す

ジールライは、グングニルの攻撃避けず左肩にダメージを受け骨の腕は吹き飛ばされるが、右腕にある大きな口持つ謎の生物で、ジーラの腹をかじる

ジーラ「ぐわぁ!離れろ!」とジールライを蹴飛ばそうとするが、ジールライの体はすり抜けて離すことが出来なかった

ジーラは、咄嗟にグングニルをジールライの後にある岩の方向に刺す動きをすると、ジーラはジールライの後にある岩の所にいた

ジーラ「はぁ・・・はぁ・・・死ぬかと思ったよ」と大量の汗を流しながら槍をジールライに向け、戦闘態勢を取る

ジールライ「驚いタ、マサカ逃げラレルとは思ッてイナかっタよ」とジーラに吹き飛ばされた左腕をまた、別の物に生え変わり、無機物だらけな腕になった

ジーラ「あんた・・・悪役に向いているよ・・・」と苦笑いしながらジールライに攻撃を仕掛ける

ジールライの地面からマグマが噴火するが、右腕の謎の生物がマグマを飲んでいた

ジーラ(あの腕は本人の意志とは別に動いているのか?)と考えていると「余所見スルと危ナいゾ?」と前にいるはずのジールライの声が後から聞こえジーラは咄嗟に横に避ける

「ガッ」と地面から抉れる音がする

ジーラ「ハハハ・・・2人はとか聞いてませんよ?」と攻撃された方向に目を向けると一枚の鏡があってその鏡にジールライが映って、謎の生物が攻撃した後があった

ジーラ「鏡を使って攻撃するとか、後ろも気おつけないといけないようですね!」と次の攻撃を準備しようとポケットに手を突っ込むと後からグサリとなにかに刺される

???「もういい・・・お前のような副産物に任せるとろくな事が起きないな・・・」とジーラは後ろを振り向き「・・・ライジール・・・様」と呟いて倒れる

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