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一つの世界  作者: ライジール
第参章 僕の物語 後編
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第九「幼い処刑台VS罪人の檻」

アヤメ「『弾針』」とアヤメの指から細長い針が出て来て封射の弾丸と衝突し封射の弾丸が真っ二つに割れ、そのまま貫通し封射に目かげて真っ直ぐ向かい封射は、それを避ける

封射「まさか、銃の弾を見切るどころか、マグナムの弾丸を真っ二つにするとかあり得ないんですけど・・・」とマグナムに入っているらっきょうを捨て新しい弾丸を装填し撃ち続ける

アヤメ「確かにその弾は危険だけど、針の様に鋭く当たる面積が小さければ、簡単に壊すことは出来ない」とマグナムの弾丸を弾いたり、切ったりしながらマグナムの弾丸を防ぎ伸ばした針は、アヤメの体の中に戻って行った

アヤメ「この程度?何だか、期待はずれ・・・これなら、ねむの方を相手にすれば良かった・・・」と少し残念そうな顔をする

封射「なら、これならどう?」と時の動きを封印し時間を止める

封射「時の動きを止めて目の前にマグナムの弾丸が撃ち込まれれば、流石に止まるでしょ?」とアヤメの両肩、両足の健に一発づつマグナムの弾丸を撃ち込む

マグナムの弾丸は、アヤメに当たる数mmで止まり封射は、そのままアヤメから距離を取って時の動きを封印を解除する

アヤメ「!?なっ!」両肩と両足の健にマグナムの弾丸が当たるその瞬間アヤメは、全身に鋭い針を出してマグナムの弾丸を防ぐ

封射「ははは・・・少し冗談では済まないわね・・・」と少し焦りを感じていると「それは、こっちのセリフ!」とアヤメも焦っていた

アヤメ「時を止めるとか、聞いてない!」と出していた針はアヤメの体の中に戻って行った

封射(不味いわね・・・この時を封じる力は、かなりの体力を消耗するし時間制限とかもあるから、あと2、3回ぐらいしか出来ない

それに、さっきのアレは相手の必殺技か何かだろう、これじゃあ迂闊に時を封じても、防がれてしまって余計な体力を削ってしまう・・・時を封じる力は、温存しときましょう)と次の攻撃準備をする

アヤメ(あ・・・危なかった・・・普通の銃の銃弾を防ぐのは簡単だけど、マグナムぐらいの銃弾となると、流石に針が欠けそう・・・)

アヤメの指からは、ズキズキとする程度の小さな痛みが長い間襲っていた

アヤメ(それに、全身に『弾針』を放つ『全針』は一日に3回しか使われない奥の手でもある・・・

時を止める力は、そう何度も使える訳ではないだろうけど、かなり厳しい状況・・・流石に『全針』は温存しよう)と自分の関節部分と顔以外を鉄に変える

封射「さて・・・私の力はどうだった?少しは楽しめそう?」と余裕の表情を見せる封射に対してアヤメは「うん・・・楽しめそうで安心したよ・・・」とクスッと笑う

封射(え?何あの余裕そうな表情!?まるで、まだまだ行けるよってことを伝えているようなものじゃない!時を封じる力はあと2回出来ても3回程度・・・これをどう使うか・・・)

アヤメ(あの表情は、まだ行けるの!?どうしよう・・・流石に負けられない・・・どうにか時を封じる力の対策を考えないと・・・)

2人は距離を取り相手の行動を見ていた

封射(動かない・・・何かを誘っている?罠?それとも何かを準備してる?)

アヤメ(あっちは、銃があるのに中々攻撃を仕掛けてこない・・・私の針を警戒してるってより何かを狙っている可能性がある・・・取り敢えずこっちから攻めるのは愚策・・・

距離を詰めても、時を止められて殺られる・・・)と2人は、そんな思考をして中々責めずに相手の様子を伺っていた

封射「埒が明かない・・・こっちから攻めるしかない・・・」と背中にあるスナイパーライフルを取り出しアヤメの肩を狙って撃つ

アヤメは、肩を小さいアイヤンメイデンに変えて前と後ろの扉を開けて弾丸を避け、膝の所から針が出て来て封射の腹を狙って伸ばす

封射は、咄嗟にマグナムでその針を攻撃する

アヤメ「グッ!」と撃たれた針が、体に伝わって痛みが出てくる

封射「どうやら、少しはダメージを受けているみたいね?」とスナイパーライフルかららっきょうを出して次の弾を装填する

アヤメ「ふふふ・・・この程度の痛み少しかゆい程度でどうって事は無いね」と長い針をアヤメの左手のひらから出され槍の様に持ち、右手の甲からは、円状の極太い針が出て来て、アヤメは盾のようにそれを構える

封射「まるで戦士みたいね、あなた・・・」とマグナムをアヤメに向けて撃つ

アヤメは、盾を少し斜めにずらしてその弾丸を別の方向に飛ばす

アヤメ「『針突』そして『シールドナックル』」と言って針で鋭い突きを繰り出したあと、盾の端に針を出して殴る

封射は、突きを体を少し捻って避けて盾はマグナムで弾く

アヤメは、盾を弾かれて体勢を崩してしまい封射は、その隙を付くかのようにアヤメを1mほど蹴っ飛ばすが、封射の蹴った方の足から血が出ていた

封射「やるわね・・・」と呟いて自分の足に包帯を巻く

封射(まさか、蹴るときに体から針を出してカウンターをするなんて・・・それに、体の部分を鉄に変えている分重いから、あまり吹き飛ばせなかったしかなり痛かった)

アヤメ「うぐっ・・・流石に不味いかも・・・」と蹌踉めきながらも立ち上がる

アヤメ(蹴ってくる場所に数センチほどの針を出して何とかカウンターをする事ができたけど、いくら何でも体を鉄に変えた私の体重は300キロぐらいある筈なのにそれを蹴っ飛ばすなんて・・・

騎士の人を食べて無ければ、多分やられていたと思う・・・)

アヤメの能力は、自身の体の中に取り込んだ処刑人(ターゲット)を殺す(食べる)事で、相手が持っていた身体能力や潜在能力、反射神経などを取り込み己の力にする事ができる

アヤメは付喪神になる前は、これまで多くの人間を殺してきたただのアイヤンメイデンだったので、女性を多く殺してきたのだが、ある日一人の少女がアイヤンメイデンの扉を開けて、中に入ってしまい扉は中途半端にあけていたのでそのまま閉まってしまう

その少女は、苦痛な叫びと共にアイヤンメイデンの中へと死んでいった

そして、その少女の名は『アヤメ』魂はアイヤンメイデンの中に取り憑いた

そうして、アヤメはアイヤンメイデンの付喪神となってしまい、酷い空腹と共に外へ出て、周りの人達をアヤメの腹(口)の中に収まった

その、真っ暗な腹(心)の中で・・・

アヤメ「お腹が空いた・・・」と呟き封射の方を見る

封射「お腹が空いたのなら、これでも食えば!」とマグナムの弾丸を撃つ

アヤメは、撃たれたマグナムの銃弾を盾で防ぎ、そのまま封射に突撃する

封射(直進・・・あの盾に触れたら針が出て来るわね・・・なら!)と左に避けるが、アヤメはそれを読んでいたかのようにアヤメよ横腹から、針が出て来てそのまま封射に向かって行って封射の足に刺さる

封射「ぐあっ!いっ!この!」と針をマグナムの銃弾で折ってアヤメから少し距離をとった

封射「はぁ・・・はぁ・・・中々やるわね・・・あなた、騎士か何かやってたの?」と少しでも休む為にアヤメに話しかけた

アヤメ「いや私は、騎士でも、剣士とかそんな事はやってない・・・」

封射「なら、なんだっていうの?産まれ持った才能?それとも、誰かに教わっていた?」

アヤメ「誰かに教わったっていうより、その人から槍の使い方を食べただけ」

封射(食べたねぇ・・・なら、近づくのはやめといたほうがいいわね

もしかしたら、食べた人物の能力も使える可能性があるわ・・・)

アヤメ「どうしたの?来ないの?なら、こっちから行くよ」と持っている針を封射に投げて、封射はそれを左に避けるが、地面から針が現れ封射の顔を狙って伸びる

封射(まずい!)と咄嗟に時の流れを封じる

封じる「使っちゃった・・・あと1、2回しか出来ない」と反撃をしようとするが、急な時封じをしたので、直ぐに解除される

アヤメ「あれ?仕留めたと思ったのに、やっぱり時を止める事ができるその力は、厄介・・・やっぱり完璧な不意打ちしか無いなら!」と懐にしまっていた『希望の光』を食べそして・・・

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