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一つの世界  作者: ライジール
第参章 僕の物語 後編
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第五「スノードロップ」

大団長は少し黙り込み「分かりました、救いましょう」とお願いを聞き入れてくれた

スマイリー「てっきり、断られるかと思った・・・」すぐに引き受けてくれたのか私の心はホッと安心した

大団長「もとから、そのつもりでしたしねぇ・・・それで、何をすれば救われますかな?」と私に質問してきて私は間を開け「父様を殺して」と言った

大団長「了解しました・・・それでは、貴方のお父上の屋敷侵入する方法はありますかな?」としゃがみ私に屋敷の入る方法を聞いてきて私は、屋敷の裏口を教えた

そして、夜の日に私の屋敷はサーカス団の人達に襲撃をされる

父親の側にいる執事は『人形を操る』能力を持っており中々数が減らず苦戦が続いた

ラック「クッ!てや!」

ラック達は人形を動かなくなるまでバラバラにして進んでいた

私はラックの後ろに付いって行きとうとう父親の所にたどり着く

ユーロ「何者だ!名を名乗れ!」と父親の怒号に応えるかのように自分の名を名乗った

ラック「僕の名前は『ラック・ガイド』冥土の土産に覚えといてくださいね?」と深いお辞儀をする

ユーロ「おのれぇ〜!このまま生きて帰れると思うなよ!」

スマイリー「父様もう、お止めください!」

怒りで、我を忘れている父親に私は前へ出た

ユーロ「スマイリー!どうしてここに!さぁ、早くこっちにおいで!」と私を抱きしめようと両手を広げて待っていただが、私はそれを断った

それを聞いた父親は「なぜ?」と呟き絶望した顔に染まりゆっくりと膝をついた

ラック「本当にいいのか?」と心配そうに私の方を見るラックに対して私は「大丈夫だよ」と返しラックは、片手にナイフを握りしめて父親の首を切断しようとしたその時、鎧の置物が動き出しラックを襲う

執事「全く・・・この屋敷を狙うとは、お嬢様おいたが過ぎますぞ!」と私を人形で素早く拘束し人形の増援が来る

スマイリー「ラック・・・逃げて!」とラックを逃がそうと叫ぶ

ラック「嫌だよ・・・仕事は途中で投げ出しちゃ駄目なんだよ・・・スマイリーちゃん!」

ユーロ「くぅ!アイツを殺せ!」

執事「かしこまりました」ととある箱を出した時私はすぐに何が入っているかが、分かった

あの箱の中にあるのは『スノードロップ』と言われる執事の最高傑作でもあり、相棒と呼ばれる執事の持つ人形の中で最強の人形だった

箱から『スノードロップ』が出てくる

見た目は、ほっそりとした騎士で目無しの顔に、両手には刀が装備されていた

執事「抵抗しなければ、楽に殺して差し上げますぞ?」と提案してくる執事

ラック「全く・・・その人形を出したからって勝った気でいるのかい?

全く、最近の大人は人形遊びが大好きみたいだね!」と煽る様に言う

執事「そうですか・・・それは本当に残念ですね!」と周りにいた鎧とスノードロップの人形を使ってラックを襲う

ラックは、カウンターをしながら攻撃を繰り返し続けるが、鎧の人形のハンマーを直接受けラックは、吹き飛ばされて壁に叩きつけられる

ラック「げはっ!ゴホゴホ」と吐血を吐くがそれでもラックは立ち上がりスノードロップ達に挑もうとするが、流石に限界が来て手と膝を地面につける

執事「終わりですな・・・では、死んでください!」とスノードロップがラックの首を跳ねようとしたその時「ゴッン」と岩が金属にぶつかる音がした

大団長「全く・・・訓練が足りませんよ、ラック!」とラックを叱る

ラック「す・・・すみません!大団長!」とか細い声で謝罪をする

大団長「後は、私に任せなさい」と残りの人形達を相手にしようとする

執事「何者ですか?」と尋ねる執事に対して大団長は自己紹介をした

大団長「私の名は『アングリーピエロ』の『ラース・アングリー』と申します

今襲撃をしている不届き者の大団長を務めさせていただいてます・・・そちらの名は?」

執事「ご丁寧な自己紹介をどうも・・・私の名は『ドールズ・パペット』と申します

それでは、死んでください!」とスノードロップ達をラースに襲わせる

ラース「私は、3つほどの怒りがございます」と迫ってくる人形に対して余裕な表情で語り出し近づいて来た人形を拳だけで吹き飛ばした

鎧には、大きな穴が空いて動かなくなっていた

ラース「まず1つ目は、この街に対しての怒り

2つ目、ここにいる貴族、貴方達に対しての怒り

そして3つ目は、我が団員の新人をいじめてくれた事に!」と襲ってくる人形を一発で仕留めていって残るは、スノードロップだけになった

ドールズ「まさか、ここまでとは・・・」と少し驚くが、まだ余裕な顔を見せる

ラース「まだ、やる気ですか?」と落ちているハンマーを手に取り戦闘体勢に移る

ドールズ「えぇ・・・私は、相棒と共に人生を歩むつもりですから」とスノードロップの隣に立ちドールズは、ククリ刀を取り出し構える

ラース「ふむ・・・我が団員に勧誘したいほどの逸材ですねぇ・・・では、行きますよ!」と開始の声を出すとラースとドールズが地を蹴り接近する

スノードロップは、ラースの後ろに回り込み挟み込んで戦う気だった

私は、加勢しないとと思い前に出ようとするが、ラックが「大団長なら、大丈夫だよ」とラースの戦いを見届けた

ドールズは、ククリ刀で素早くラースを斬りかかるがラースはそれをたやすく避けドールズの腹に蹴りを一発入れドールズを吹き飛ばす

ラース「この程度ですかな?ドールズ殿?」と煽る様にドールズの名前を呼ぶが、ドールズはその挑発を乗らず「まだまだに決まってるでしょう!」と隣に合った花瓶をラースに投げ飛ばし心臓を狙ってククリ刀を突くがそのククリ刀は、折られドールズはラースに首を掴まれる

ラース「チェック・メイトですよ?ドールズ殿」

ドールズ「ははは・・・隙だらけですぞ?ラース殿」とラースの後ろからスノードロップが刀でラースの背を斬り込むが「パキン」と刀が折れる音がしラースは、すぐにスノードロップに強烈な蹴りを入れスノードロップは壊れる

ドールズ「嗚呼・・・我が相棒が・・・ありがとう・・・」とスノードロップに礼を言ってラースに首の骨を折られ絶命する

その時、父親はタンスの近くに座り込んでいた

ユーロ「ここまでなのか・・・なら、最後の悪あがきをさせてもらおう!」と言うと屋敷が大きく揺れ大きな爆発音が聞こえた

私達は少し戸惑った

ユーロ「お前達諸共道連れにしてくれる!ガッハハハハハハハ!」と狂ったかのように豪快に笑い始める

ラース「ここから出ましょう!ラック!案内をしてください!」とラックに指示する

ラック「了解!大団長!」とすぐに能力を発動し脱出口からのルートを導き出し案内をした

仲間のピエロ達は、燃え盛る屋敷から退避して行った

ラック「こっちに行けば、近道だよ!」と裏出口までたどり着いたが、屋敷はどんどんと崩れていき3人全員で出口まだ飛び込もうとしたが、私は足を躓いてしまい倒れる

ラックは私を担いで出口まであともう少しなのだが、屋敷はは一気に崩れていき助からないと思ったその時、ラックが私を出口の方まで投げ飛ばしラックは、そのまま出口まで飛び込んだが、ラックの下半身は崩れていく屋敷の下敷きなり動かなくなり、ラックの体は燃えていった

私達は、すぐにラックを助けようとするが人数が足りなかった

けど、私は諦めずラックを助けようとした

手に火傷を受けようが、熱かろうがラックを下敷きにしている木材などを持ち上げようとする

もっと、沢山の幸せをあなたと一緒に増やしたい!生きたい!と言う願いを込めて持ち上げようとすると私の体の中で不思議な感覚がした

それは、まるで何かが増えていく感覚がし私は無意識に能力を発動する

すると、私の分身が沢山出てきて下敷きなっているラックを救出することができたのだが、ラックは足を失いショーに出る事ができない体になってしまった

義足を買うにしても、お金が足りない

屋敷に沢山のお金はあったが、今は焼け崩れてもう無い

ならどうする?私は、彼を救いたいとそう考え大団長に入団のお願いをした

大団長は快く受け入れてくれ、次第にサーカス団も大きくなりやがて『バトルサーカス団』と言われるようになった

スマイリー「まぁ、こんな感じだな・・・ラックは、今も大きな傷を負っている」とスマイリーの目から涙の雫が落ちる

ジールライ「なら、そのラックと言うピエロの足を治したいのか?」とラックに質問するとラックは、首を縦に振り肯定の意思を見せる

ジールライ「なら、俺達が治してやる!」

スマイリー「え?でも、お金は・・・」とお金の事を心配する

ジールライ「金の代わりに手伝ってほしい事があるが、それでいいか?」とスマイリーに提案するとスマイリーは「その手伝ってほしいことは何?」と聞き返す

ジールライ「もうすぐ戦争が始まるから、君の力(能力)を貸して欲しいんだ!」

スマイリーは、しばらく黙り込み考える事にした

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