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一つの世界  作者: ライジール
第参章 僕の物語 後編
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第三「自然の恵み」

スマイリー「我が団は何処に行ったのでしょうか・・・

一向に見つかる気配がありません・・・」

ジールライ「そもそも、本当にバトルサーカス団はここにいるのか?」と2人は道のない砂漠を突き進んで行った

スマイリー「はぁ・・・こんな時もっと自分を増やせたらなぁ・・・」と呟くとジールライは「増やせばいいじゃないか?」と返すと、スマイリーはしょぼんとしながら「これ以上増やそうとすると殺し合いを始めようとして大変なんですよ」

ジールライ「そうなのか?因みにいつからそうなったのだ?」

スマイリー「そうですね・・・5、6年ぐらい前にいきなり自分達どうしで殺し合いを始めましたね」

ジールライは自分の能力が初めて覚醒した事を思い出した

そうスマイリーは、ジールライの能力で殺されたはずのピエロだと気づきすぐに頭を下げ

ジールライ「済まない!それは、俺の能力のせいだ」と謝罪しスマイリーはなんのことが分からず「急にどうしたのですか!?」と聞き返した

そして、ジールライはスマイリーに謝罪した理由を説明しスマイリーはジールライの事を許しその後は、ジールライがスマイリーにかかっている『狂う』をルターの能力で解除した

スマイリー「なるほど・・・別にいいですよ?」

ジールライ「そうだよな・・・殺してきた相手に許してくれる訳・・・え?」とすんなりと許されることに驚く

スマイリー「別に死んでないから別にいいですよ?」

ジールライ「お前・・・お人好しすぎないか?」と突っ込みスマイリーは「アハハハ・・・団長にも言われましたねぇ〜」と笑いながらそう返されジールライは戸惑いが隠せなかった

ジールライ「殺そうとしてきた相手に何でそんなに笑顔で話せるんだよ・・・」

スマイリー「だって私はまだ、死んでませんしそれに、生き物は必ず死ぬので問題ありませんね

私は、死ぬ前に悔いは残したくありませんからねぇケヒヒヒヒ」と無邪気な笑顔を見せる

ジールライは、スマイリーの事を少し羨ましいなとそう感じながらもスマイリーは『自身を増やして』バトルサーカス団を探しに行きました

ジールライ「そういえば、分身がサーカス団を見つけたらどうやって知らせるんだ?

携帯か?それとも伝書鳩?」と質問するとスマイリーは「ブフッ!」と吹きそのまま笑い転げたスマイリー「伝書鳩って!連絡方法が古すぎて・・・ケハハハハハ!!」

ジールライ「古い・・・か?」と不思議そうな顔をしてスマイリーは「古すぎだよ」と笑いながら答えました

ジールライ「そういえば、スマイリーはあの事件の時から今までどうしてたんだ?」

スマイリー「そうだねぇ、まずお腹が空いたからちょっとした芸をして稼いだよ」

ジールライ「お腹が空いたから?分身を食えばよかったんじゃないのか?」と余りにもぶっ飛んだ質問にスマイリーは驚きを隠せなかった

スマイリー「出来ないよ!まず、分身の死体は残らないし、食べません!発想がぶっ飛んでますよ!」

ジールライ「そうか?別におかしくは・・・」と返そうとするとスマイリーが「おかしいです!」とハッキリと言った

スマイリー「ジールライさん!あそこに街がありますよ!」と指さす

ジールライはスマイリーが指差した方向を見ると街がありました

2人はそこに向かいましたが、街につくとガリガリな人達ばかりの場所だった

スマイリーは近くの商人に聞きました

スマイリー「ここは、何と言う街ですか?」

商人「え?あぁ・・・ここは、カラクニと言う街さ」

スマイリー「カラクニ・・・どうして、こんなにも人々は痩せているのですか?」と聞くと商人は深刻そうな顔で「水不足だからさ・・・」と答えた

スマイリー「うわぁ・・・それは、大変だね・・・ジールライどうしよう・・・」

ジールライ「ここに、大量の水を持ってきてもすぐに無くなるだろう

そして、ここじゃあ動物は愚か畑も出来やしないここでは、飢えて死ぬだけたな・・・」

スマイリー「そこを何とか出来ないのですか?」と懇願するが、ジールライは「俺じゃあ無理だ」と返してスマイリーはしょんぼりとする

ジールライ「だがまぁ、この状況を打破する事ができる奴なら知ってるよ」と答えるとスマイリーは「本当に!?」と嬉しそうに聞くとジールライはコクリと首を縦に振った

ジールライ「それじゃあ、俺の兄妹をここに連れて来る」と言ってジールライは然の所にワープした

然は、森で自然をコントロールしていた

ジールライ「然、ちょっと頼みたいことがあるんだが良いか?」と然に問いかけると然は「良いよ、何を手伝えばいい?」と了承した

ジールライ「砂漠に住む街の人達を助けてやってくれ」とお願いをし然は「場所はどこ?」と聞いてきてジールライは然の手を握り「ワープで向かう」と言って然を連れてカラクニに到着する

然「うわぁ・・・水が殆ど無いとか、かなり不味い状態ね・・・」

スマイリー「お!ジールライさん!その方がこの状況を打破する事ができる方なのですか?」と聞くとジールライは「そうだ!」と自信満々に言った

然「すぐに取り掛かるから街の人達を集めてきてください」とジールライとスマイリーに指示して2人は「了解」と言って街の人達を集めた

街の人々は歩く力すら無くなっていて動こうとしなかった

ジールライは「あそこに水が沢山あるぞ!」と嘘の情報を提示して歩ける者は自力で向い、歩けない者はジールライやスマイリーで運んだ

全員集まると数名怒りの声が上がっていた

街の人A「水があるから来たというのに、何にもないじゃないか!」

ジールライ「これで全員揃った!」と然にその事を伝えると然は手を千切って地面に埋め、その上に手を載せて能力を発動する

すると手を埋めた所から植物が生え始めどんどんと成長し街全体を緑に囲まれた

街の人々は驚き過ぎて口を開けたままだった

しかし、それだけで無く快晴の空が黒い雲で覆われ大雨が降ってくる

植物達はその水を吸い取り街の外にも植物達が生えていき、大きな池が出来て街の人々は大喜びしました

街の人A「雨が!雨が降ってきたぞ!」

街の人B「池が・・・池が出来てるぞ!」

街の人C「おお!奇跡じゃぁ・・・あのお方は生神様じゃぁ・・・」と然をそんな風に捉え街の人々は、然の前で頭を下げ崇めた

然は少し頬を赤くし「私は、神様なんかじゃ無いよ・・・」と答えるが街の人々は然を完全に神様と認識されていた

その後は、宴会をし街に笑顔が出来ました

その宴会は夜まで続き、全員寝て朝が来て然は街の人々を集めました

街の人々はザワザワと喋りながら待っていると然が人々に「伝えたい事がある」と告げて人々が全員沈黙した後然は「この中から一人だけ私から能力を授ける」とそれを聞いたジールライは、驚きを隠せなかった

ジールライ「然!ちょっと待て!お前今、能力を授けるって言ったか?」と聞き返すと然は「言ったよ」と答える

ジールライは不安そうな顔で「大丈夫なのか?」と聞いた

然は、ジールライに笑顔で「大丈夫だよ!」と答える

そして、しばらくしたあと数名然の前に出た

然はその数名を見て一人の男性を選んだ

その男性の名は『ゴウズキ』と呼ばれてたものだった

頑固者と呼ばれていて、心優しい奴と噂されていた

然はゴウズキに不思議な種を渡しゴウズキはその種を飲み込む

すると、ゴウズキから激しい激痛が走りしばらくのたうち回った

激痛が収まると、ゴウズキは怒り気味に「何するんだ!」と然の胸ぐらを掴む

然は「落ち着いて、落ち着いて」とゴウズキを落ち着かせてから説明した

然「今飲んだ種は、能力を覚醒させる種何だよ」と説明するとジールライが驚いた顔で「そんな事ができるのか!?」と質問する

然「うん!出来るよ!まぁ・・・『植物を操る』能力だけしか授けられないけどね」

ジールライは苦笑いをしながらも「それでも凄いよ」と然を褒めて頭を撫でて然は、嬉しそうに尻尾を振り、耳をピコピコと動かしながら笑顔になる

ジールライの胸が少しキュンとした

然はハッと皆の方を見るとホッコリとした顔をしながらも見られていて然は、顔を真っ赤になり顔を隠し尻尾がフニャっと落ちる

然はゴウズキに能力の使い方を教えた

ゴウズキ「なるほど!こうですか!」と然に確認すると然は「そうそう!その調子!」とゴウズキを褒めた

ジールライ「然、ありがとうな!帰ったら出来るだけの範囲で何でも叶えるよ」

然「ありがとう!兄さんそれじゃあ・・・・」と然は悩む素振りを見せ「兄さんの手料理をお願いするね!」とジールライにお願いをした

ジールライ「分かった!俺の全力で作った手料理を食わせてやる!」と胸を張って言った

然はニッコリとしながら「楽しみにしてるね」と言った

その後は、然を元にいた場所に戻しジールライはカラクニで休憩をとった

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