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一つの世界  作者: ライジール
第参章 僕の物語 前編
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第八「ギロンの生み親」

ギロン「ご無事ですか?お二人さん」

狂作「えぇ、大丈夫だけど、子どもに見せられないものを隠してくれないか?」とターミの目を手で隠して見えないようにしていた

ギロン「あぁ!すみません片付けますわねこのゴミを」とゴミ袋に死体を入れる

狂作はターミの目を隠していた手をどかす

ターミ「ありがとうございましたえぇと・・・・」

ギロン「ギロンですわ!以後お見知りおきを」

狂作「助かったけど、あなたは平気なの?人を殺して」

ギロン「えぇ、何度もありますので」とくるりと振り返り去ろうとする

ターミ「あ・・・あの!ありがとうございました」

ギロン「ふふふ・・・・私に感謝は不要ですわ」と消え去りました

狂作「ターミ君、ちょっと先に帰ってくれる?」

ターミ「うん!いいよ!」

狂作「ありがとう!」とそれだけを言って走っている途中で変身を解除する

ジールライ「久しぶりだな?ギロン?」

ギロン「あら?どちら様かと思えば、下民のリーダーのジールライさんじゃないですか

どうしてここに?」

ジールライ「いや〜見覚えのある顔が見つけたもんで来てみたら、当たりだったて話しだ」

ギロン「あなたに質問してもよろしい?

あなたは、なんの為に戦っているの?なんの為に私達を探すの?」

ジールライ「なんの為に?」

ギロン「えぇ、誰かを守る為?誰かに復讐したいから?教えて」

ジールライ「なんの為に戦っているか、家族の為、恩人の約束を守る為だけじゃあだめか?」

ギロン「そう、それなら安心したわ」

ジールライ「お前本当は、殺したくないんじゃないのか?」

ギロンは少し黙り込み話す

ギロン「そんなことありませんわ!悪人を断罪するのに殺さない理由が分かりませんわ」

ジールライ「本当にお前は、それで良かったのか?」

ギロン「うるさいですわね?あの二人より楽に殺したのですから感謝してほしいぐらいですわ」ジールライ「きみは、罪悪感を感じないのか?」

ギロン「感じていたら辛すぎてとっくにやめてますわ!」

ジールライ「そうだな、まぁまたな?」とそう言って彼は、私の目の前から消えたのだった

ギロン「またな?か・・・・そういうのはハッキリしてくれればいいのに」

ジールライはギロンから去ったあとまた女に変身しターミの家に帰る

ターミ「あ!おかえりなさい!狂作さん!」

狂作「ただいま」

ターミ「お礼ちゃんと言えましたか?」

狂作「あぁ、大丈夫だ!ちゃんと礼は言ったよ!」

2人はその後は、ゆっくりと休息を取りました


ギロン「ジールライ・・・・この先死よりも辛いことが待っているはずだわ、希望を捨てないでね

どうか、私の様にならない事を私は願っているわ」とギロンの首に掛けているハートのロケットを手でぎゅと握り過去を思い出す


        とある死刑場


死刑囚「いやだ!死にたくない!まだ、やりたい事があるんだ!」

処刑人「黙れ!散々殺して来たくせに自分の命は惜しいか?てめぇの人生は、ここで終了なんだよ!」とギロチンの所まで連れてこられ死刑囚はそのままギロチンの刃で首を落とされる

顔を隠した処刑人は死体を持って出ようとする

騎士A「お疲れ様であります!リッパー殿!」

騎士B「お疲れ様でした」

と2人の騎士はリッパーに敬礼をする

リッパー「あぁ、君たちは俺の事はどう見える?正直に言ってくれ」

騎士A「正直にですか・・・・正直、恐ろしいとは思っています」

騎士B「俺は、悲しそうに見えました」

リッパー「ありがとう・・・・そこの騎士何故俺が悲しそうに見えた?」

騎士B「声が悲しそうに聞こえましたので」

リッパー「そうか、ありがとう」と言ったあと彼はこの場を去った

騎士A「なぁ、お前はあいつの呼び名聞いたことあるか?」

騎士B「いや、無いな」

騎士A「あいつが呼ばれている呼び名は『怨念の刃』と呼ばれている」

騎士B「それは、なぜ?」

騎士A「相手を殺すとき相手を恨むかの様に処刑するからそう呼ばれるようになったんだ」

騎士B「なるほどね・・・・」


          葬式


被害者達の泣いている声が聞こえる葬式に一人の青年が死んでしまった人達を涙を流しながら墓に埋めていました

被害者A「家の娘を返せ!息子を返せよ!畜生!」

被害者B「姉さん!どうして死んだのよ!」

他にも悲しい嘆きが聞こえました

それでも、青年は墓の中に埋め行きそれを終えました

青年「皆様、辛いお気持ちはわかります・・・・勿論料金はいりません・・・ただ、彼らを笑顔で見送って下さい泣いている皆様より笑顔で迎えてくれたら彼らも安心するでしょう」

被害者はその言葉を聞いて涙目な顔ではあるが笑顔で迎えました

被害者C「あなたは、死んだ人の為に泣ける人なのね・・・・特に若い者には」

青年「えぇ、もしあの子達が生きてたらと思うと涙が出てきてしまうので」

被害者A「あなたの生活は大丈夫なのですか?」

青年「ええ!大丈夫ですよ!」

被害者D「でも、何処からお金を手に入れているの?」

青年「バイトをして稼いでいます」

被害者D「もし、困ってたら私達に言っていつでも力になるわ」

青年「ありがとうございます」

被害者B「姉の墓を作って頂いてありがとうございます・・・リッパーさん」

リッパー「いえ!それが、僕の仕事ですから!」

被害者A「あなたの様な方が葬儀してくれると娘達は少しは浮かばれるでしょう・・・・」

リッパー「そんな・・・・僕は、ただ墓を掘って埋めているだけですから

おっと、時間ですお疲れ様でした

この先辛い事があっても、希望を見失わないように願ってます!」と言って青年は去った

被害者B「姉がおっしゃっていた葬儀屋『悲しみの墓守』・・・・私は、彼を支える事にします!」被害者A「俺もだ!」

被害者C「わしもじゃ!」と次々とリッパーを支えようとする者が出てきました


         リッパーの家


リッパー「ただいま・・・・」

妹「おかえり!兄ちゃん!」とリッパーに飛びついてくる

リッパー「おっと!いい子にしてたか?ミヨ!」

ミヨ「うん!いい子にしてたよ!見てみて!ご飯作ったの!」と少し焦げたご飯が置かれていてリッパーは椅子に座りミヨと一緒に食事をしました

リッパー「リッパーうん・・・・焦げておるはずなのに美味しいな!ミヨまさか、料理に魔法をかけたな〜?」

ミヨ「バレちゃった!てへ♥」

リッパー「能力に頼ら無いことも大事だぞ!」

ミヨ「は〜い・・・・ところで、お兄ちゃん調子は大丈夫?」

リッパー「ん?どうしてだ?」

ミヨ「だって、お兄ちゃんの能力は『もしもの未来』を、見ることができるんでしょ?」

リッパー「そうだが?」

ミヨ「それは、本当に起きていたかも知れない未来だったってことでしょ?」

リッパー「そうだ」

ミヨ「辛くない?」

リッパー「辛くないよ!大丈夫だ」

ミヨ「お兄ちゃんは2つの仕事をやっているんでしょ?」

リッパー「な!なんで、知っているんだ?」

ミヨ「机の中に『死刑囚』と書かれた紙に人の名前が書かれていたの」

リッパーは少し黙り込み真実を話した

ミヨ「そうなんだ、死刑人・・・・お兄ちゃんは悲しくないの」

リッパー「その人が悪さをし続けるなら悲しくはない」

ミヨ「そうなんだ・・・・どんな道具で殺しているの?」

リッパー「ギロチンっていう処刑台さ、そいう言えば、手入れがまだだったな!」

ミヨ「私も行く!」と言って2人は処刑台の所まで行来ました

ミヨ「この子がギロチン?」

リッパー「そうだ、死刑囚の首を一瞬で落とす残酷な処刑台さ」

ミヨ「でも、この子はきっと優しい子だよ?」

リッパー「それは、どうしてだい?」

ミヨ「見た目は残酷そうに見えて人を殺す時は苦しまない様に一瞬で殺すのでしょう?」

リッパー「そうだな、君の言うとおり優しい子かも知れないな・・・・そうだ!ミヨ!この子に名前をつけてあげなよ」

ミヨ「それはいいアイデアだね!それじゃあ・・・・『ギロン』ちゃん!ギロチンのチを抜いて『ギロン』いい名前でしょ?」

リッパー「ハハハハ・・・・いい名だな!この子もきっと喜んでいるはずだよ」とギロンに触れると何故か俺の能力が発動した

それは、黒いドレスに赤いツインテールの女の子が墓の前で悲しんで手にハートのロケット持っていた

俺は、女の子が持っている物を知っていたそれは・・・・

ミヨ「お兄ちゃん?どうしたの?」

リッパー「何でもないよ」と言って手入れを行ってそれを終わらす

ミヨ「それじゃあ!お家に帰ろう!」

リッパー「あぁ、帰ろう・・・・」

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