第九「鼻歌の暗殺者」
暗い暗い夜の時間
とある悪党達は夜遅くまで色々な事を考えていました
とある実験、対策、研究などなどとありとあらゆる物を考えていきました
すると明るい電気は暗くなり、いくつ物誰かが倒れる音が聞こえました
死体の近くで鼻歌が聞こえてました
それを聞いた悪党達は駆けつけるが・・・・ザシュ・・・・
一人の生き残りは語る「『鼻歌の暗殺者』姿は見せず暗いのにも関わらず鼻歌を歌いながら的確に急所を狙って殺されていっていた
最後まで鼻歌を歌っていた」と
その鼻歌は子守唄のようで、皆眠るよな顔で死んだ
とても良い鼻歌を歌っていた
暗盲は走ってステル森林に入り何も書いていない紙を触りターゲットの確認をする
暗盲「♪〜?よっと」と落ちてきた鳥をキャッチしましたが、小鳥に謝りました「ごめんね、僕は君の傷を治すことは出来ないんだ・・・・」と言って枝の所に鳥を置いて去っていく
暗盲は素早く足音をたたせず進む
暗盲は体内時計でそろそろ朝になる事に気づく「もうそろそろ、朝になるね・・・・しばらく休憩」と言って木陰に休む
夜の時間
暗盲は喉の乾きを感じ水を探す
すると大きな池がありました
その池の前には一人の少女がいました
暗殺「・・・・ターゲットだ・・・・気付かれないよう慎重に・・・」とゆっくりと近付いていく
少女「んしょ・・・・ふぅ〜お水を運ぶの大変だね〜でも、能力は・・・・使っちゃ駄目だよね・・・・あと少し!頑張れ私!」と私が後ろを振り返っていると目に白い紐で隠された少年がいました
少年が持っている物はナイフだった
彼は、こっちに振り向いた事に気づいたかのように走ってきてナイフで刺そうとしました
とっさに私はお父さんに習った護身術で彼を押さえました
触ったとき人間じゃない感触がして思わず離してしまいそうだった
少女「ええっと・・・・とりあえずこんばんわ・・・
貴方のお名前は?」
少年は黙りだった
少女(今考えたらそう聞いても答えるわけないよね・・・・)とそう考えていると少年が答えてくれました『暗盲』と・・・・
不思議って言うか、変な名前だなっと思ってしまいました
その後彼は動かなかった
少女「?ええっと・・・・もしもし〜聞こえてますか〜?」と彼を一度離してみると全く動かなかった
少女「え?うそ!?死んじゃった?どうしよ・・・・」とまず彼が生きているか確認したら、生きていて私はホッとした
私は彼を自分の家に入れました
一日後
暗盲「ん・・・・ここは・・・・部屋?何で?確か・・・・」とここまでの成り行きを思い返してみた
暗盲(不意打ちを狙って襲ったら女の子が格闘術使ってやられた・・・・こんなダサいことある?こんちくしょう)
少女「あ・・・・目が覚めたの?良かった・・・・君は思いの外体が軽くて柔らか過ぎて怪我してないか分からなかったの・・・・大丈夫?」
暗盲「君は結構強いな・・・・一つ質問いいか?」
少女「ええ・・・・良いよ・・・・変わりに〜貴方の事を教えてね」と暗盲の頬に触れる
暗盲「君はなぜ、あそこまで強いんだ?
普通の人より強かった・・・・敵である俺になぜ面倒を見る・・・君が何を考えているか分からない」
少女「そ・・・それは、お父さんに教わった・・・・もう、いないけどね」
暗盲「そうなんだ・・・・ねぇ・・・お父さんってどんな感じなの?」
少女「私のお父さんは、強くて、頼りになる、そういう人・・・・母親だけじゃ産まれないよ」
暗盲「そうなんだ・・・・でもどうやって産まれるの?」
少女「お母さんがコウノトリって言う鳥さんが運んでくれるの」
暗盲「へぇ〜そんな鳥がいたんだ・・・・」
そうして、二人は笑い会いました
少女「あ・・・・そういえば自己紹介して無かったね・・・」と思い出したかのように言うと暗盲は「今更じゃん・・・・」と呆れ二人は自己紹介をしました
少女の名は音切 リン
父親は事故で亡くなってしまったが、母親は生きているみたい
母親は出稼ぎをしているようだ
暗盲はリンを殺さなくてはならないと思ってはいるものの(もう少しだけ・・・・)と甘い事を考えるようになりました
リン「暗盲君はどうして目を隠しているの?」
暗盲「・・・・目を開けても何も見えない・・・・」
リン「・・・・盲目なんだね・・・・じゃあどうして何処に物があるかわかるの?」
暗盲「・・・・音と気配だよ・・・・音を聞き、体で感じ、気配で相手の機嫌が分かるから・・・・僕に目は必要ない」
リンはムッとし「じゃあこれはなんて書いてある?」と言って自分の書いた紙に言葉を書きました
暗盲「失礼するね?・・・・ふむふむ・・・・『??だよ』?この最初の文字・・・・凸凹が無くて分からない
教えてくれないかな?」
リン「・・・・目はなんの為にあると思う?」
暗盲は難しい顔をして考えました
暗盲「・・・・見る為?」と答えるとリンは「理由は?」と返され暗盲は困りました
リン「色、光、世界を見る為にあるんだよ」
暗盲「色?光?世界を見る?何言ってるの?そんなもの見えなくたってどうでもいい・・・・
それに、この世界は悪党でいっぱいだ」
リン「・・・・貴方は、人の悪いところでしか見てないだけなの!
皆良い所もあれば、悪い所もある・・・・それって当たり前のことだよ
出来る人がいれば、出来ない人もいる・・・・現に君のような子だよ」
暗盲「ぼ・・・・僕にできない事はないぞ」と僕は少し怒鳴ってしまった
だけどリンは「ううん・・・・出来ない事はあるよ
だってあなた、目が見えないから色がわからないでしょ?」
暗盲「う・・・・なるほど・・・確かに見る事が出来ない・・・」
リン「だけどね・・・あなたに出来る事はあるよ」
暗盲「俺に出来る事?」
リンは頷き「目が見えないのに周りの事を把握している事
これは、誰にも真似できないものよ」と彼女はそれを褒めてくれた
暗盲「所で・・・・紙に書いた文字は何を書いたのだ?」
リン「そ・・・・それは・・・『友達』と書いたんだよ」と顔をそらす
暗盲「顔がこっちに向いてないけど・・・・『友達』か・・・友達、えへへへ僕らはずっと友達だね」
リン「ええ・・・今はね・・・」




