番外編:ホロスコープスプロール
謹賀新年あけましておめでとうございます。m(--)m
今年2025年は今まで以上に皆にとって良い年でありますように!
さて、この番外編を載せる時点でやっと第〇×話執筆完了。やっと残りあと△話で書き終わるよ。
ちゃんと夏ごろに中断せず終わるかな~??(^^;)
誰か無事書き終わるよう、ねぎらいのお言葉下さい。お願いしマス(TT)。
それでは腹黒が身も蓋もデリカシーも無く智謀を振るう番外編をどうぞ。
ログホラ勝手に番外編(3):ホロスコープスプロール
-1-
いつものアキバ。
シロエとアカツキ達が息抜きの狩りから戻ってみると、〈記録の地平線〉ギルドホームに遊びに来ていたマリエとヘンリエッタが、ミノリと一冊の本を手にガールズトークで盛り上がっている。
「第8流行新報?」
「せやせや。カラシンとこが出してるファッションやフードの流行情報誌やな。おもろいんやで」
「やっぱりこういう本も無いと日々の潤いが有りませんもの」
「これ、この服なんてシロエさんにどうです?」
「フムフムいいではないか主君」
「い、いや、またの機会にね?」
「欲を言えば芸能人記事や星占いコーナーも有ればええんやけどなあ」
「芸能人って言っても、てとらさんを始め顔見知りばかりですから。興味本位でゴシップを暴くのも悪趣味ですしね~」
「手相やカード占いくらいの人は居ても、本格的な占星術師なんていませんしね」
「占星術ならその気になれば作るのは可能ですよ」
「「「「え?」」」」
-2-
第8商店街本部。
「本当に作れるんですか、シロエさん?」
鼻息荒いカラシン。
「あー、まあ、理論上は」
「実は占星術も習ってたんですか?」
「いいえ。ただ機械と同じ様に分解して根本的な仕組みを理解する事ぐらいはできるので」
「は?」
「機械好きの子供って兎に角機械を分解して仕組みを調べるのが好きなんですよ。でもそれだとやっぱり親に叱られるんで、頭の中で分解するんです」
「占星術も?」
「はい、やっぱり占星術も機械なんですよ。サインコサインタンジェントの複合式で表せることは理論上解ってます」
「……シロエさんが何であんな複雑怪奇な戦闘指揮が出来るのか分かってきた気がします」
シロエがあと一体どれくらい世の中の仕組みを分解して理解しているのか、聞きたいけど聞くのが怖いミノリだった。
「成程、ならば計算式を出すのは私が出来そうだな」
目を輝かすアカツキ。
「基本は地球、月、そして金火木土天海6つの天体の周期を波動関数にして組み合わせます。そうしてできた波を実際の収集した統計データに当てはめれば完成です」
「え? 待って、数式だけ出しても実際どういう運勢かとか分かんないでしょ?」
「考え方はそれほど難しくありません。人間の世界への適応は、生後3か月の環境で決定されると言います。なので体調に限れば、生後3か月の期間が最もその人の調子のいい時期ですね」
「成程、其の3か月間が健康運マックスで、反対の3ヶ月がどん底になる訳ですね」
「基本的にはそうだけど、体調が良いから悪いに移り変わる時は、視えない疲れが有ってもまだ体が動くから無理をしてケガをし易くて、それから本格的に疲れが来て病気になるよね。そして長期的に体調が低くなると無理をしなくなるから、却って怪我や病気も減って落ち着きはする。そして今度は上り調子の時は気持ちに体がまだウォームアップできていなくてついて行かなくて、また怪我しやすかったりとかある。と言うふうに考えて言って、後は統計データで微調整するんだよ」
「うわ、思い当たる事多過ぎ」
「金運は? 恋愛運は? バイオリズムじゃわかりませんよね?」
「そうでもない。金運は体調が良かった時期の後高まる。体調がいい時は仕事も順調に行くし、ストレスも少ないから無駄な出費も少ない。するとお金が溜まるけど、働き過ぎでストレスが高くなると今度は使いたくなる。するとその時にお金が有ると金運が良いように思える。逆にその後は浪費癖が付くから金運が下がったように思える。恋愛も体調の良い時は特にアピールしなくても異性の目に留まるから、その効果が蓄積した頃恋愛運が高まったように思える。逆に体調が悪い時は種の保存本能が強く働いて性的アピールを意識無意識を問わずよくするようになる。ただこの時全体的な運勢が高いとアピールが功を奏してモテるけど、全体的な運勢が低いと空回って普通の時よりモテなくなるとかね」
「………これもやっぱり後は統計データで微調整すればできちゃいますね」
「夢も浪漫も無くてただの統計学だったんですね。占星術って」
「マリエ殿やヘンリエッタ殿には内緒にしておこうな、ミノリ」
-3-
「見て―な、この占いコーナー、ばっちり当たるって評判なんやで」
「シロエ様が作ったって本当ですか?」
「いや、僕はアイデアだけで、完成させたのはやっぱり専門のスタッフですよ」
「そらそーやなー。シロ坊には天体計算までが関の山やろ。霊能力とかありそうにないし」
「それだけでもすごいですけどね」
「まあ、そうなんですよ。お褒めに預かり光栄です」
そんなマリエ達を少し遠くで眺めてお茶を飲むアカツキとミノリ。
「…………」
「これって信じれば信じるほど行動がバイオリズム通りになって行くから、余計当たる仕組みなんですよね」
「カナミ殿の様に気まぐれに思い付いたまま行動するのが一番賢いような気がしてきたな」
「え? でも信じてると事前に運勢が予測できるからそれはそれでお得なんでしょうか? 考えれば考えるほどわからなくなってきました!?」
「フ。まだ青いな、ミノリ。私はそういう時は考え無い様にしている。昔から身内にその手の問答で散々ひどい目に会わされてきたからな。考えないバカの方が賢い時もあるのだ」
「……トウヤを見ていると時々そう思います」
―新ログ・ホライズン本編に続く―
面白かったー?
そんなあなたはひねくれ者です(褒め言葉)。
面白くなかった人も新ログホラ本編でまたあおーねー。
じゃあっねー(^^)/
今回は珍しく普通のあとがき。
まあ、番外編にまであんな形式のあとがきを準備できなかったというのが実情です(苦笑)。
さて、今はぐぎゃあと悲鳴を上げながら文章を書いております。
昔ゲーム時代に言い散らかし書き散らかした、あるいは書ききれなかった迷言拙文の数々を、ままれさんのせい…じゃなかったお陰でちゃんとした文章に書きなおしまとめなおす機会を得られたはいいものの、厨二だった当時と比べ、今のいい年こいた大人の自分が素面で書くには正直辛すぎる(TT)。
ただでさえ娯楽作品として評価されてないのに、今よりもっと娯楽を捨ててお耳汚しの説教を書かされるとか拷問か?
などと思いながらも、こんな時代だからこそ、かつてイデオンや一連のガンダムを描いた冨野監督のように(プーチンがイデオンを見ていれば戦争は起きなかったと言い切る傑物はこの方しかいませんよね)、書かねばならぬ義務もあるのではないかと己を叱咤しつつ書いております。
まあ、今あまり沢山の人に読まれてないから意味薄いですけどねー(TT;)。
それでもとりあえず書き終えさえすれば、またままれさんみたいなもの好きが発掘して自作品に生かしてくれるかもしれません(苦笑)。
なので今はひたすらゴールを目指すのでした。
ではまた来月。
じゃあっね~(^^)/




