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ボウリング・ガール  作者: 村上しのぶ


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6/7

ご褒美の熱いキッスはとろけちゃう!

そして番組はとうとうフィナーレへ。


あと残すは、表彰式のみ。


私たちはパンツに残ったヒラヒラを全て取って、薄いスケスケの羽衣みたいなのを羽織った。


この格好で優勝者にトロフィーを渡したりする。


ああ、楽しかった時間ももうすぐ終わり。

なんか寂しいなあ。


でも、最後までちゃんとボウリング・ガールの仕事をやりきるんだもんね。


ラストは紙吹雪が舞い散る中、出演者みんなでカメラに向かって笑顔で手を振って、大団円。


あーっ。

やり切ったあーっ。



楽屋に戻った私たちは、まだ冷めやらぬ興奮の余韻にしばらく浸っていた。


「里奈……」

「美歩……」

「私たち、やり切ったわね」

「うん。ボウリング・ガールの役目を、立派に果たしたよ」


紙吹雪がついたスケスケの羽衣姿のまま、私たちはしばらく抱擁し合った。


パンツはもう汗でビショビショ。

でも、しばらくこのままでいたい。


美歩の体温を感じていたい。

それは美歩も同じことを感じていた。


顔を上げて、お互いの顔を見合わせる。

美歩とは、目と目で通じ合う。


どちらからともなく、口の中に熱いものを入れた。


うん、美歩。

私たち、やったね!

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