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第15話 カルディア邸②

 おれはキールさんに屋敷に連れて行かれて、メイドさんたちに着せ替え人形にされてからようやく奥様の部屋という場所に連れてかれた。


「ギネラ様、中には奥様、カルディア婦人とレビン様、そしてレビン様の妹でいらっしゃいます、アルティア様がいらっしゃいます。では開きます。」


 そう言ってキールさんが扉を開ける。中にはまだ30代前半に見えるレビンと同じ白色の髪の毛にアメジスト色の目をもった美しい女性と10歳くらいのレビンと同じ白色の髪の毛とアメジスト色の目をした女の子がレビンと一緒にいた。おそらくカルディア婦人とアルティアさんだろう。


「はじめまして、私はレビンの母親のシーラ=カルディアです。普段からうちのレビンがお世話になってるわね。そしてこっちがレビンの妹のアルティアよ。」

「アルティア=カルディアです。アルって呼んでね。よろしくお願いします。」

「ギネラ=ユーフォルビアです。お招きいただきありがとうございます。」

「用件はレビンちゃんから聞いているわ。まず髪の毛から整えようかしら。髪の毛を整えてあげて。」


 そう言って俺はメイドさんに椅子を用意され、上から首だけ出せる白い布を被せられた。


「うーん。どうしようかしらね。レビンちゃんは長髪と短髪どっちが好みかしら?」

「えっ!あ、あたしはどっちでも似合うとおもうけど」

「キャー!お姉ちゃん照れてかわいい。私は前髪を上げる感じが好きかな」

「そうね。とりあえず目元は出す感じでいきましょうか」


 そんなこんなでシーラさんとアルの意見でどんどんギネラの髪型が変わっていった。


「こんな感じかしら。いい感じになったわね」

「お兄ちゃんかっこいいよ。お姉ちゃんもそう思うよね?」

「え、ええ。見違えた。」


 そんなこんなで髪型、衣装と整えられて、俺は着せ替え人形になっていた。


「顔合わせパーティーはダンスがないから、あとは言葉遣いとマナーだけね。食事のマナーもあるから毎日うちで食事はとるように。」

「はい!お願いします。」

「やった!毎日お兄ちゃんとご飯たべられる!」


 そうしておれの1週間があっという間に過ぎていった。



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