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第12話 朝の騒動

 昨日は帰ってから大変だったな。ムーにダンジョンのことを聞かれて魔法レベルが上がったことを伝えるとサリーさんやルッツさんにも伝わり、すごく驚いてたけどすぐに宴会状態になって冒険者たちと馬鹿騒ぎしてたからな。これだけ喜んでもらえることは嬉しいけどな。


 ギネラはそんなことを考えながら登校していた。そうすると校門付近が騒がしくなっていた。しかも騒ぎの当事者2人のうち1人はレビンだった。もう1人は身長180cmくらいの金髪をしたイケメン君だ。


「レビン様、学園顔合わせパーティーは私とペアを組んでもらえませんか?」

「しつこいっていってるでしょ。あなたとは組まない。」

「では、誰かとペアを決めていらっしゃるのでしょうか?まさか、あの貧乏平民ですか!?」

「ギネラとはまだわからない。それにペアも決まってない。」

「では私と組んではもらえませんか?」


 どうやら学園顔合わせパーティーなるものがあるらしい。それはペアを組んで出るパーティーということはこの会話からなんとなく理解できた。


「あっ!ギネラ!おはよう。はやく教室にいこ。」

「お、おう」


 あまりのレビンの勢いに押されつつ反応する。


 おそらく相当こいつがめんどくさい奴だったということは察した。ここにいると巻き込まれる可能性がある。はやく教室に行こうとすると


「おい待て。今は私がギネラ様と話しているんだ。貴様はどっかいけ。」


 あー、これめんどくさいやつだ。


 どうやって受け答えしようかと考えていると


「もうあなたとの話はおわった。今は私とギネラが話してるの邪魔しないで。あっ、そうだ。ギネラ、学園顔合わせパーティーのペア一緒に組もうよ。」

「俺は別にいいけど、あいつはいいのか?」

「やった!絶対だよ!約束だからね!」

「レビン様本気ですか?あなたは立場があるお方なのですよ?」

「学園では貴族と平民は関係ないから。」


 そうやってレビンとイケメン君が言いあっていると校舎の方から声がかかった。


「おい。校門付近で騒ぐな!」

「ちっ、貴様おぼえてろ。クラス対抗戦では潰してやるからな。」


 そう言ってイケメン君は去っていった。変わりにやってきた人物はなんと六魔帝第1魔のルシル先輩だった。


「お前ら大丈夫か。何があったか詳しく聞かせてもらう。悪いが生徒会室までついてきてもらえるか?」

「わかりました。」

「じゃあレビン、俺は先に教室いってるな。ジャン先生には伝えておくよ。」

「何を言っているお前もこい。」


 えっ、、、、、

 おれ巻き込まれただけじゃねーか。なに当事者みたいになってるんだよ。おい、周りの奴らだれか説明してくれ。


 そう思って周りを見てみるとみんな尊敬の眼差しでルシル先輩を見ながら「今日はいい日になりそうだわ」や「かっこよすぎるぜ」などといっている。


 あ、そうだった。この先輩みんなの憧れの的だ。


 そう思って渋々ルシル先輩についてき、レビンと一緒に生徒会室へ向かい、椅子に座る。


「はい、どうぞ。ごゆっくり。」


 そう言って黒髪のショートの女性がお茶をだしてくれる。どうやら彼女も生徒会メンバーと思われる。


「まず知っていると思うが、私はティアス侯爵長女であり、生徒会長のルシル=ティアスだ。よろしく頼む。そして彼女がリーレ=マルスだ。」

「ご紹介をお預かりしました、マルス伯爵家三女リーレ=マルスです。よろしくお願いします。」


 先輩たちの自己紹介のあと俺たちも自己紹介をした。ただ1つだけ驚いたことがある。レビンはどうやら公爵家長女だったらしい。公爵家の人間がパーティーのペアに平民を選んでいいのかと疑問である。


「では、さっきの騒ぎについて聞こうか。安心してくれ。君たちが被害者なのは聞いている。」


 そう言われてレビンと俺は今日の騒ぎについて説明する。


「なるほど。やはりカルネは問題を起こしたか。それにしてもギネラは変な奴に目をつけられたな。」

「あいつカルネって言うんですね。そんなヤバイやつだったんですか?」

「あいつはかなり貴族主義の人間でな。平民を見下している。これからは気をつけるといい。ただ家族が皆、平民を見下しているわけではないぞ。」

「そうなんですね、気を付けます。それについてはレビン見てるので大丈夫です!」

「そうか、よかった。もう授業時間になっているな。引き止めて済まなかった。先生には私から言っておく。もう行ってもらって構わないぞ」

「「失礼しました。」」


 そう言って俺たちは教室に戻っていった。


 


まだ処女作ですがアドバイスやコメント、評価をもらえるとありがたいです。たくさんのコメント待ってます。また、おすすめの作品なども教えていただけるとうれしいです。

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