第11話 植物魔法Lv2 ②
ステータス
名前 ギネラ=ユーフォルビア
魔法 植物魔法
・植物魔法Lv1 成長促進
植物の成長速度を上げる。
・植物魔法Lv2 光合成
光の当たる場所にいるとMPが回復する。
ん?光合成ってなんだ?それに植物と光になんの関係があるんだ?MPってなんだ?少なくとも攻撃する魔法じゃなさそうだな。まだおんぶに抱っこは続くのか。
「えっと、分からないことがありすぎるんですが。」
「ええ。私もすこし、いやかなり混乱しています。まず、MPが回復する魔法なんて聞いたことがありません。普通魔法とはMPを消費して使用します。おそらくギネラ君が歴史上初めての人物でしょう。さらに光合成は自分の意思で発動するものでなく光がある場所で勝手に発動するものでしょう。勝手に発動する魔法なんて聞いたことがありません。」
勝手に発動する魔法か。おれも聞いたことないな。おれが歴史上初めての人物か。なんかうれしいな。しかしMPってなんだ?
「ギネラの魔法すごいね!」
「あのMPってなんですか?」
「それは俺から説明するよ。そのうち授業でもやるからレビンも聞いておけよ。MPっていうのは魔素を数値化したものだ。Lv1 の魔法を使うのに必要な魔素をMP1としている。」
「つまり、おれは光のある場所で魔法を使い放題ってことか?」
「いや、Lv1 の魔法ならそうなるだろうがLvが上がるにつれて必要なMPも増加するから一概に魔法使い放題とは言えないな。」
「それでも素晴らしい魔法ですよ。相手はMPを使用するだけなのに対して自分は勝手に回復していくのですから。対人戦ではものすごく有利になります。」
なるほど。MPっていうのはそういうことか。しかし対人戦で有利っていうのはうれしいな。これですこしは最強に近付いたな。
「それだけではありません。植物に光が必要なことは今まで研究されたことがありませんでした。聞いてみれば植物が光の当たる方へと成長していると感じられます。今までにない着眼点でした。一研究者として非常に興味深いです。研究してもよろしいでしょうか?」
「ええどうぞ。」
「ありがとうございます。なんらかの現象を発見したら光合成と名付けます。」
コレット先生が太陽よりも眩しい笑顔でこちらにお礼をしてくる。
それにしてもこの先生、ただの植物好きじゃなくて研究者でもあったのか。だからあんなにも前のめりだったんだな。
「ギネラ光があるところで成長促進使ってみてよ。そうすれば光合成の効果もわかるんじゃない?」
「なるほど。レビンナイスだ。早速やってみよう。」
「今なら第1魔術場があいているぞ。そこへ行こう。」
俺以外のみんなは今第1魔術場にてみんな絶句している。
「どうした?」
「ギ、ギネラの髪の毛が緑色になってる」
「おいおい。また黒色に戻っていったぞ。これはどういうことだ?」
「非常に興味深いわね。光合成の時だけ緑色に変わるのかしら。」
どうやら俺の髪の毛が緑色に変わったらしい。これはあまり人前で使いたくないな。勝手に発動するんだけど。
「あとコレット先生、何故1日で魔法がLv2になったのでしょうか?」
「それについてはさっぱりわからないわね」
どうやらこの疑問に対する解はまだみつかりそうにない。
まだ処女作ですがアドバイスやコメント、評価をもらえるとありがたいです。たくさんのコメント待ってます。また、おすすめの作品なども教えていただけるとうれしいです。




