《黒海海戦、序盤 その四》
カタパルトに到着したイングランド海軍将兵が次々とマシンアーマノイドを呼び出し、搭乗し終えると順番に出撃をし始めていく。
「シアード・アストレア、出るぞ!」
「アラン・リンクス、いきます!」
「ジャブヴァーラ、出撃します」
「ジョーンズ、出るぜ!」
「ジェローム、いきまーす!」
……こうしてイングランド海軍マシンアーマノイド隊が次々と出撃していく一方で、ロシア海軍もマシンアーマノイド隊を出撃準備を進めていく。
「……イングランド軍が、マシンアーマノイド隊を出撃させ始めたか……」
「少し早いかもしれませんが、こちらもマシンアーマノイド隊を出撃させましょう」
「うむ……そうだな……ロシア海軍マシンアーマノイド隊、出撃を始めさせよ」
「はっ! マシンアーマノイド隊、順次出撃せよ!」
「了解!」
「了解しました!」
「了解です!」
司令官の命令でロシア海軍マシンアーマノイド隊がカタパルトに向けて走り出す。
そうしてロシア側も次々とマシンアーマノイド隊を出撃させていき、イングランド海軍マシンアーマノイド隊に対処させていった。
「……む、ロシア軍もマシンアーマノイド隊を出撃させてきたか」
「そのようですね、シアード……」
「うむ……さて、どのように動いていくべきか……」
「対処は君達に任せますよ、シアード君、アラン君」
「……ケイン閣下……」
「了解です。いつも通り、ということですね?」
「ああ、そうだよ。私はここでリフレクトを展開し続けないといけないからね」
「わかりました」
ケインからロシア軍マシンアーマノイド隊の対処を一任されたシアードとアランは、すぐに全部隊に指示を出していく。
この指示に従ってイングランド軍マシンアーマノイド隊が行動を始めると、指示を出したシアードとアランもロシア軍マシンアーマノイド隊と戦うために動き出す。
「よし、全軍よく聞け!」
「はっ!」
「諸君らはロシア軍の艦艇を主に攻撃を仕掛けよ! 艦艇を失えばマシンアーマノイド隊は帰る場所を失う! ロシア軍マシンアーマノイド隊を、黒海上に孤立させてやれ!」
「おおー!!」
「了解です!!」
「ですがシアード殿、我がイングランド艦艇の守りは考えなくてもよいのですか?」
「我らが艦艇の守りは私とアラン、それからジャブヴァーラ、ジェローム、ジョーンズが担当するよ。だから諸君は艦艇への攻撃を優先してくれたまえ」
「わかりました!」
「よし。それでは全軍、行動開始」
「はっ!」
部下達に自軍艦艇の守りは自分達が担当する、そのように話したシアードが全部隊に攻撃を始めるように話していった。
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