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第六話 ピクニック(3)


レイオンは昼、子供たちになんでもない顔をしたが実は焦っていた。

都へ軍事力として彼らを手放さなければならないかもしれないからだ。


都にいたときは、周りが塀に囲まれる森も無い市街地に住んでいたからオオカミがやってくるなんてありえないし、だからこそ彼女らはその力を使うチャンスはなかったのだろう。


そして私が気づかなかった。

それはレイオンにしては驚くべく事実だったのであった。

レイオンがあまり魔法が得意じゃないのだとしても、何十年都で戦士として暮らしてきたのだ。周りには強い魔法使いもいたし、そういう勘はやしなわれていたと思っていた。


だが、どうだ。

私は気づかなかったではないか。


レイオンは、周りを見渡す。

帰ってきた途端に、書室にこもったレイオン。

それは、彼女らに不安を与えてしまったのではないかと気が付いた。


それはいかん。

レイオンは椅子に手をかけて立ち上がると、即座に子供たちの寝室に向かう。



「ケンたち、今日はすごかったなぁ」

子供たちが寝室で秘密会議をしているとき、ふとドアがレイオンの声と一緒に開く

ケンは名前を呼ばれたので、無意識にドアの方向を見るとにっこり笑ったレイオンがいた。


子供たちはちょうどレイオンの秘密会議をしていたので、突然現れたレイオンに戸惑いがうまれたがケンたちがうれしそうに目を輝かせたので、しょうがないと他の子供たちは目を合わせた。







レイオンは子供たちにお話を聞かせながら眠った子供たちの姿をくすぐったそうに見る。


「守るよ」

誰にも聞かれずにちゅうを回ったその言葉は、ろうそくの火とともに燃えていった



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