登場人物
主人公
アルヴェイン・グラン
年齢:68歳
かつて世界を救った伝説の大賢者。
数十年前、魔王を倒し、大陸を覆った戦乱を終結させた。しかし戦後、名声や権力をすべて捨て、歴史の表舞台から姿を消した。
現在は辺境の土地を買い、荒れ果てた土地を開墾して畑を作っている。
本人は自分を、
「ただの隠居した農夫」
と言う。
性格は穏やかで飄々としている。争いを嫌い、必要以上に自分の力を見せない。
ただし、長年の戦いで培った観察力と判断力は健在。
魔法についても桁外れの実力を持つが、本人にとっては、
「畑仕事のほうが難しい」
らしい。
理由は、魔法なら一瞬で何でもできるが、作物はそうはいかないから。
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村の人々
ミレア・フォルン
17歳
主人公の畑の近くに住む少女。
村長の孫娘。
明るく世話好きで、アルヴェインを「アルじいさん」と呼ぶ。
最初は「変な老人が畑を始めた」程度に思っていたが、次第に彼を慕うようになる。
農業の知識はほとんどないが、アルヴェインから少しずつ教わっていく。
物語の中では、主人公が「家族」を思い出していくきっかけになる人物。
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ガル 年齢不詳犬だと1〜2歳
狼型の魔獣
瞳の色は朱色
体毛は灰色
畑の番犬を担っている
子供に優しくアルヴエインの言う事をよく聞く。察する能力が高い。賢い。
ガルド・フォルン
62歳
村長。
ミレアの祖父。
最初はアルヴェインを「訳ありの老人」と警戒している。
しかし村のために黙々と働く姿を見て、少しずつ信頼する。
実は若い頃に魔王討伐軍に所属していた経験がある。
アルヴェインの正体に、村人の中では最初に気づく人物。
ただし本人には問いたださない。
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ノア・ベルク
35歳
村の鍛冶職人。
無口で頑固。
アルヴェインから、
「鍬を一本作ってくれ」
と頼まれたことから交流が始まる。
最初は普通の農具だったが、アルヴェインが長年使っていた魔剣の素材を見せたことで、鍛冶師として興奮してしまう。
「これ、農具に使う素材じゃねえだろ!」
が口癖になる。
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エマ・ルーゼ
28歳
村の薬師。
植物や薬草について詳しい。
アルヴェインの畑を見て、
「この土、普通じゃない」
と気づく。
農業についてはアルヴェイン、薬草についてはエマという形で、二人が知識を交換していく。
穏やかな大人同士の関係を担当。
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トーマ
10歳
村の少年。
アルヴェインの畑に勝手に入り込んで怒られる。
しかしそれをきっかけに、毎日のように畑へやってくる。
アルヴェインから野菜の育て方を教わる。
後半では、
「アルじいちゃんの畑を守る!」
と言って大人たちと一緒に動くようになる。
主人公にとって孫のような存在。
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主人公の過去
セレナ・アストリア
故人
アルヴェインがかつて旅をしていた仲間。
治癒魔法の使い手。
大賢者だった頃のアルヴェインを唯一、
「アル」
と呼んでいた人物。
彼女は主人公が引退した最大の理由に関係している。
物語では回想を中心に登場。
彼女が残した言葉が、50話を通じて主人公の心に残っている。
「いつか戦わなくていい日が来たら、何をしたい?」
この問いが、作品全体のテーマになる。
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ラウル・ディーン
70歳
かつてのアルヴェインの仲間。
元剣士。
現在は王国の将軍。
主人公が生きていることを知り、30話前後で訪ねてくる。
「お前は世界を救ったんだぞ」
と言うラウルに対して、
アルヴェインは、
「もう十分だろ」
と答える。
二人の会話を通じて、主人公の過去が明らかになっていく。
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リディア・フェル
66歳
かつての仲間。
元魔法使い。
現在は王都の魔法研究院の最高顧問。
アルヴェインの魔法理論を最も理解している人物。
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王国側
エドガー・アストリア
58歳
現在の国王。
かつてアルヴェインに命を救われた。
アルヴェインとは友人の関係
「世界を救った大賢者」
を知っている。
アルヴェインが生きていることを知った後、何度も王都へ戻ってくるよう頼む。
しかしアルヴェインは、
「畑に来るなら手伝ってくれ」
と返す。
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エレナ・アストリア
19歳
王女。王宮魔導研究所職員。
アルヴェインの昔の仲間、魔法使いリディアの弟子。
好奇心旺盛で行動力がある。
アルヴェインの正体を知り、本人に会うため辺境までやって来る。
ところが本人は彼女を王女として特別扱いせず、
「そこに鍬があるから、畝を作ってくれ」
と言う。
これをきっかけに、王女まで畑仕事をすることになる。
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冒険者
カイル・レーン
24歳
若手冒険者。
自分こそ次世代の英雄だと思っている。
最初はアルヴェインをただの老人だと思って馬鹿にする。
しかし魔物に襲われた際、アルヴェインに助けられる。
そこから弟子になろうとする。
ただしアルヴェインは、
「魔法を教える前に、土の耕し方を覚えろ」
と言う。
「英雄になりたい青年」と「英雄をやめた老人」という対比を担う。
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リン
22歳
カイルの仲間。
弓使い。
冷静で観察力が高い。
早い段階からアルヴェインの異常な実力に気づく。
カイルが暴走するたびに止める役。
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黒竜グラディオン
古代から生きる巨大な竜。
アルヴェインとともに過去に一度だけ戦った。
現在は主人公の畑の近くの山に住んでいる。
後に畑の作物を気に入ってしまう。
主人公が、
「お前、竜なんだから肉を食え」
と言うと、
「この芋がうまい」
と返すような、少しコミカルな存在にできます。




