マリアさまは知っている3
夢を見た。久しぶりに、私は誰かに語っていた。この物語の不思議な話を。
成人式があった。2025年の20年前を考えた。2005年。この年には記憶があった。
ヨハネパウロ2世の帰天された日だった。ここに来て、法王が亡くなると崩御ではなく、どうも、帰天というらしい事に気がついた。
とにかく、ヨハネパウロ2世の帰天されたその年に天に召された魂があった。
ファティマの聖母に選ばれたルシア・ドス・サントスである。
20年、18歳が成人となって、日本でも意味のなくなった数字でも、マヤ暦ではカトゥンという20年でワンカウントする単位がある。
そして、世紀末から数えて、25年は、カトリックのヨベル…聖年と呼ばれる年になる事を夢の中で私が叫んでいた。
ヨベルとは、すべての持ち物が元の持ち主から解放される年である。
本来は7年を4回。その次の年50年目をヨベルとするのだけれど、カトリックはその半分の25年を聖年としていた。
21世紀初めての聖年にマラキの予言の最後の法王が帰天するなんて、出来過ぎだと思った。
そして、ここから、なんとか未来に続く物語を考えないといけない。
予言と人類滅亡は、悲惨なイメージがあるけれど、ポジティブにみれは、それがあるまでは地球は安泰とも言えるのである。それがあるから、人は買うんだと思う。
ここから、聖年からヨベルまで25年。これを基準に何かを考えよう!と、私は叫んでいた。
そして、あの、悪魔で法王の剛のカードの横で、マリア崇拝と崇敬のマリア様か並んでいた。
………で、私、ここからどうしたらいいのでしょうか?
目覚めた私はぼんやりとそんな事を考えていた。外はまだ暗く、そして寒かった。
私は年老いていて、2050年に地球にはいない、そんな予感がしていた。




